HONDA・ADV160の足つきを良くしたいからローダウンしたいんだけど、何を基準にどのパーツを選んだらいいの?
こんな疑問に答えます
アドベンチャースクーターらしいデザインで人気を集めているADV160
しかし、純正のシート高795mmは、一部のライダーにとって少し高く感じることも。そこで、ローダウンパーツをを施せば、足つき性を良くして、より安心感のあるライディングが可能になります
この記事では、ADV160の足つき性を向上させるローダウン方法やおすすめパーツを詳しくご紹介します
信号待ちや停車時の不安定をなくしましょう!
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ADV160 ローダウンする前に知っておきたい3つのポイント
■ADV160 ローダウンする前に知っておきたい3つのポイント
1. 光軸がズレるので調整が必須
2. 純正の動きとは違う挙動に
3. サイドスタンドの掛かりが浅くなる
光軸がズレるので調整が必須
ローダウンリアサスペンションを取り入れる場合は、ヘッドライトの光軸が下向きにズレるため、照らす範囲がノーマルと大きく異なってしまいます
フロントの突き出し調整やスプリング変更も同時に行い、純正同様にライトがしっかりと照らすように調整しましょう
純正の動きとは違う挙動に
ローダウンサスペンションの場合
車高が変わることで、バンク角が小さくなり、車体が路面に接触するリスクが高まります。ワインディングが激しい場所を走る際は特に気をつけてください。
また、サスペンションのストローク量や動きが変化し、特にハードブレーキング時や凹凸のある路面で挙動が異なるため、変更してからの乗り出しは特に注意しましょう。
ローダウンシートの場合
シートが低くなることで、普段見ていた目線よりも高さが下がり、いつも見ていた視界と異なるようになります
見え方が変わると運転への影響も大きくなってしまうので、取り付け直後は慎重な運転を心がけるようにしてください
サイドスタンドの掛かりが浅くなる
車高を下げると車体の傾きが浅くなり、サイドスタンドを立ててもしっかりと車体を支えられなくなる可能性があります。
場合によってはローダウン専用のショートスタンドを導入するか、純正スタンドを加工する必要があるのを覚えておいてください
ADV160で取り入れられるローダウンパーツは2種類!
ADV160で足つきを向上できるパーツは2種類あります。販売されている商品の特徴を知っておきましょう!
■ADV160の足つき改善パーツ!
・ローダウンシート
・ローダウンサスペンション
ローダウンシート
■ローダウンシートの特徴
・メリット:価格が手頃で取り付けが簡単
・デメリット:あんこが薄くなるため、お尻が痛くなるスピードが早い
TWR ローダウンタックロールシート
・ダウン量 | 約20mm |
・適合モデル | ADV160(“23-) KF54 |
・参考価格 | 31,800円 |
TWRから販売されている「ローダウンタックロールシート」は、ローダウン効果とシート表面のタックロール加工によってスタイルアップも見込めるアイテムです
タイホンダ純正ベースを活用して製作されているため、ノーマルシートを取り外して、付け替えるだけで簡単に装着が可能
さらに、運転席部分のあんこ(クッション材)を調整し、内太ももが当たる箇所を削ぎ落としているため、足つき性が向上しており、ライダーに優しい設計となっています
デザインと実用性、さらに価格もお手頃な製品なので、ADV160を魅力的に仕上げてくれること間違いありません!
・おすすめ度:
・こんな人におすすめ: 装着がしやすく、簡単に足つきを改善したい方
TWR ローダウンタックロールシートのレビュー
出典:Yahoo!ショッピングもともとアドベンチャータイプで車高が高めのバイクだとおもいますが、身長169cmでつま先立ちでしたのでこのシートに交換したのですが、足裏ベッタリというわけにはいきませんでした。ただ、やらないよりはやった方が良かったかなという感じです。慣れれば問題ないと思います。
ローダウンサスペンション
ローダウンサスペンションの特徴
・メリット:走行性能は維持したまま、車高を落とせる
・デメリット:商品の値段が高く、取付工賃も高い
ENDUNRACE ローダウンキット
・ダウン量 | 35mm |
・適合モデル | ADV160(‘23.1~) 【KF54】 |
・参考価格 | 21,780円 |
ENDUNRACE製の「ローダウンキット」は、リアサスペンション、フロントフォークスプリング、ショートサイドスタンド、スプリングカラーが同封された便利なセット
このキットを装着すれば、足つき性の向上に必要なすべての部品がそろい、取り付けも簡単です
ローダウン量は35mm。これにより、170cmの男性が純正状態でつま先から母趾球にかけて足をつけていた状態から、かかとまでしっかりと地面に着けるようになり、特に停車時や信号待ちでの安定感が増します
カラーは3種類あり、他のパーツ(グリップエンドやフィラーキャップなど)と一緒の色を取り入れると、統一感があり、よりスタイルをカッコよくすることができます
・おすすめ度:
・こんな人におすすめ: 操作性を維持したまま、足つきを改善したい方
【Comment】
キットに付属しているサイドスタンドだと、自分の環境では使いづらいと感じた方は、SP武川から販売されているアジャスタブルサイドスタンドをおすすめします。こちらは長さを自由に調整できるため、様々なシチュエーションに対応できます
SP武川 ADV160 アジャスタブルサイドスタンド
・調整範囲 | ノーマルより30mm短縮〜25mm延長 (PCX・PCX160の場合) |
・参考価格 | 17,380円 |
SP武川から販売されている「アジャスタブルサイドスタンド」では、30mm短縮〜25mm延長が可能で幅広い選択肢から設定が可能です
また、こちらのサイドスタンドは多様な車種で利用できるので、仮にADV160をから乗り換える時にも、取り外して別の車輌に使える可能性が高いパーツでもあります。
価格が少し高いので、この点は有り難いポイントです
ADV160・ローダウンパーツまとめ
・商品名 | TWR ローダウンシート | ENDUNRACE ローダウンキット |
・ダウン量 | 約20mm | 約35mm |
・適合モデル | ADV160(“23-) KF54 | ADV160(“23-) KF54 |
・参考価格 | 31,800円 | 21,780円 |
軽い足つき改善を求めるならシート交換、しっかり低くしたい場合は、ローダウンキットを選びましょう。また、最大まで下げたい場合は、これらを組み合わせることも検討してみてください
ローダウンパーツを組み合わせた場合
組み合わせ例 | 総ローダウン量 |
---|---|
TWR ローダウンシート | 約20mm |
ENDUNRACE ローダウンキット | 約35mm |
TWR ローダウンシート + ENDUNRACE ローダウンキット | 約55mm |
選び方のポイント
最大限足つきを良くしたい方
→ 両方を組み合わせて利用。シート高を大幅に下げたい方に最適です
少しだけ足つきを改善したい方
→ TWRのローダウンシートのみを選択。純正シートと交換するだけで手軽に足つきが改善できます
走行性能も考慮しつつ適度に下げたい方
→ ENDURANCEのローダウンキットを選択。サスペンションに手を加えることで、見た目だけでなく安定性も重視できます
似たようなジャンルが増えると活性化しやすい
どちらのパーツも、ADV160の魅力を引き出しつつ、ライダーの安心感を高める手助けになります。あなたのライディングスタイルにぴったりなパーツを見つけて、快適な走行を実現しましょう!
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