1989年から2000年までの長い間、愛用されたスズキ「バンディット250」
ライバルクラスが250ccネイキッドに着手してない段階で、早々に発売された車両でもあります
GSX-R250Rのエンジンをベースに作られているので十分なパワーがあるバイクです。
今回は、メーカー上で区分されているわけではありませんが、マイナーチェンジが多い車両なので事細かくご説明します
バンディット250 (GJ74A) スペック
1989年一足先に250ccクラスのネイキッドを誕生させた「バンディット250(GJ74A)」
水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒エンジン
最高出力 45ps/14500rpm
最大トルク 2.6kgm/10500rpm
車体重量 176kg
燃料タンク容量 15L
シート高 745mm
6速MT
純正セパレートハンドルのタイプも存在する
92年から40psに縮小される
ハーフロケットカウルを装着したLTDリミテッドモデルが存在する
このハーフロケットカウルが、単体でも人気があるので、高値で取引されています。
バンディット250V (GJ77A)
1995年後期モデルに進化してかなり軽量に進化した「バンディット250 (GJ77A)」
水冷4ストロークDOHC 4バルブ4気筒エンジン
最高出力 40ps/14000rpm
最大トルク 2.5kgm/10000rpm
車体重量 169kg
燃料タンク容量 15L
シート高 745mm
6速MT
ビキニカウルを装着した特別モデルVCモデルも存在します
Vエンジンの見分け方は、エンジンヘッドが赤く塗装されてるモデルです
この年代ならではの楽しさはある

出典:http://www.bikebros.co.jp/
最高出力主義ではありませんが、やはりパワーがある事に越したことはりません
後期モデルでも40psはあるので、現行車に比べたらパワーがありますが、中古車だとそれ相応のパワーにダウンしてる可能性は大いにあります。
ただ、高回転まで回った時のサウンドを楽しめるので、気持ちはいいと感じますね
また、バンディット250VのエンジンはCB400SFのVTECに似た作りになっていて低速トルクの不足分を補おうとしていました。
両モデルとも燃費は悪い

出典:http://www.bikebros.co.jp/
トルクは細いのでアクセルを開けて運転するので、現在のバイクのように燃費は良くはありません
さらに、キャブレターがよく不調になってしまい、プラグが被ったりして不具合を起こす事もあります。
また、走行時や立ちごでバイクを転倒した時にクランクが横に出っ張っているので、地面と接触して割れる事が多くありますね。
エンジンサイドバーがあれば一番良く感じる所です。
スポンサーリンク
バンディット250のカスタム
ネイキッドらしいカスタムが多いですが、その中でも個性を出せるのも事実です
定番からすごいと思ったカスタムをご紹介します
是非とも参考にしてみてくださいね!
ショートバイザー
ショートバイザーにショートサイレンサー
簡易的に楽しめるカスタムに高速走行時には風を少し軽減してくれるので実用的なカスタムでもあります
ビキニカウル&アンダーカウル
ビキニカウルとアンダーカウルを装着すると250cc以上のボリューム感が増すカスタムです
こちらも装着は難しくはないので、ライトカスタムとして楽しめます
普段のバンディット250に飽きてきたら変化を与えるには最適ですね
シングルシート
シングルシートを使用するとネオカフェレーサー風にも感じるカスタムです
元のフレームの赤と全身をブラックで引き締めると立体感が増すので、カッコよく感じますね
レーシーなシングルシートの形状が、このカスタムを引き立てています
カタナ仕様
アッパーカウルにカタナの物を固定しているカスタム
GSX250Sカタナの外装を使っているのでしょうか、ステを独自に作らないといけないので、少し大変な部分ではりますが、変化を与えるにはまさにピッタリです
車体のイメージとそこまで、かけ離れていませんし、カタナを買うよりも安くしあげられると思うで、是非ともチャレンジしてみてくださいね
現行車では味わえないサウンド
最近のレプリカモデルは高出力になってきていますが、4気筒サウンドを楽しめるのは、この年代ならではの物です
バンディット250は12万~38万と中古価格は安定してるので、乗り出しもしやすいですね
気になってる方は是非とも試してみてくださいね
コメント