初期型BW’S(3AA)のデザインからがらりと雰囲気を変えて販売されていたBW’S100(4VP)
日本国内で生産されていたのではなく台湾で製造した車両を輸入して販売されたモデルです
今回は、BW’S100(4VP)の評価からカスタムまでご紹介します
BW’S100 簡易スペック
1998年
空冷2サイクルクランクケースリードバルブ単気筒エンジン
最高出力 12ps/6.500rpm
最大トルク 1.1kg・m/6.000rpm
車体重量 96kg
燃料タンク容量 5.7L
シート高 765㎜
無段変速式Vベルト
フロントタイヤサイズ 120/90-10 56J
リアタイヤサイズ 130/90-10 59J
オフロードスクーターらしいデザイン
初期型の3AAから雰囲気をがらりと変えて、オフロード+スクーターのようなデザインに変更されたBW’S100(4VP)
元の設計は、これよりも少し前に販売されたBW’S50(SA02J)をベースに開発されている。
エンジンには、日本でも長く販売されていたグランドアクシス100の物をベースに作られているので、流用が効くのもポイントです
初期から考えると見た目の変化も多いのですが、特にデュアルヘッドライトの装着されているのが高評価で、スクーターらしからぬデザインが非常にカッコいい車体でした。ただし、ライトの明るさは期待しないでくださいね
また、BW’Sと言えば10インチで極太のバルーンタイヤもウリの1つです。このタイヤは見た目だけではなく、タンデムする時に非常に有効になってきます
他の原付二種の場合だと2人乗りの際にタイヤが重量に負けてしまい、ちょっとした段差やカーブなどでタイヤの動きが、ぐにゅっといった感じに出てしまうものの、4VPはふと足のおかげで、不快感を感じずに運転する事ができますので、2人乗りをメインに考えている方でもオススメですね
キャブの調整をしないとエンジンが掛かりずらい
BWS100は輸入車に当たるので各国のセッティングに適用されています。ですからそのまま利用するにも日本の気候にあっていません
純正キャブレターの場合は、スロージェットの調整とエアースクリューを閉めこんで様子をみてください。また煩わしい作業をしたくない方には、ビッグキャブに変更し大容量エアクリーナーボックスを取り付けると改善する事ができます
BWS100を購入する時は4VPを選ぶべき
BWS100は台湾だけではなくヨーロッパ、アフリカといった様々な地域で販売されています。さらに、各車両でセッティングやパーツも違いがあるので注意が必用になっています。
特に日本でカスタムするのに向いているのが、台湾仕様の4VP型です。出来る限りこちらを購入してください
また2ストオイルの消費も激しくここも独自やお店で再度調整をする事をオススメします。調整後は、愕然と消費量が変わりますのでやっておいて損がありません
BW’S100(4VP)おすすめのカスタム特集
BW’s100(4VP) ナックルガード
オフロードバイクの様に様々な場所に、デカールを施しても違和感のないスクーターはやはりBW’sならではの内容です
そして、ナックルガードも純正パーツかのように装着出来るのもポイントが高いですね
BW’s100(4VP) 12インチ化
グランドアクシスの12インチホイールを前後に流用したカスタム
三又とフロントフォーク、ホイールのセットを購入して総入れ替えすれば、簡単に装着できます
この仕様以外にもスズキのZZや、ストリートマジックのホイールを使ってセンター出しをすれば、12インチ化する事も可能です
BW’s100(4VP) ロンホイ仕様
極太足にロンホイを取り入れたストリートカスタム
コーナーなどの走行では苦労をする場面はあっても、やはりロンホイはおしゃれなスクーター乗りにはピッタリのカスタムです
ケーブルやメーターなども延長しなければなりませんが、足付きも良くなりますので、オススメです
やっぱり見た目がカッコいい
BW’Sの初期モデル3AAも個性的なルックスでしたが、よりオフロードバイクとスクーターも組み合わせたデザインが特徴的で、それがオシャレに感じるスクーターです
輸入車なので、各部のセッティングを自ら行うかお店に注文しなければならない事もあるとは思います。それでもスクーターをいじる楽しさを教えてくれるバイクでもありますよ
個性的である事+2stである事を望んでる方はBW’S100がおすすめです
また、BW’S125Fiは縦型2灯ヘッドライトが特徴的なデザインで販売されていました
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