レーサーレプリカ全盛期に各社がネイキッドモデルを投入していた中ホンダが発売したCB-1
エンジンにはCBR400RRを使うなどして人気を出そうとしたモデルです
今回は、CB-1の評価からカスタムまでご紹介します
CB-1 スペック
1989年
水冷4サイクルDOHC 4バルブ4気筒エンジン
最高出力 57ps/11.500rpm
最大出力 4.0kgm/9.500rpm
車体重量 183㎏
燃料タンク 11L
シート高 775㎜
6速MT
91年モデルでは、タンク容量が少なすぎるとユーザーからの声応えて13Lに変更された、またギア比の変更と最高出力がダウンしてしまった
CB400の行き先を決めた
まだ、レーサーレプリカが大人気の時代にパンフに書かれた「オレは、オレだ」という声の通り懐古調ではなく次世代ネイキッドバイクとして誕生したCB-1
スチールダイヤモンドフレームにCBR400RRのエンジンをベースに中低速よりした扱いやすいネイキッドとして誕生させたのはユーザー側にとっても配慮ではあったのですが、当時は最高出力主義であると同時に、レプリカではないネイキッドは異質なバイクともとられてしまった
しかし、CB-1が無ければ、今の大人気ネイキッドバイクであるCB400SFは誕生する事はなかったので、間違いなく素晴らしい挑戦なんですよね
残念なことはタンク容量の少なさ
CBR400RRですら15Lなので、いくら向上させても13Lは少なすぎて航続距離が稼げません。
どうしても回して乗るエンジンだからこそ、燃費は18㎞/Lになってしまうので、ここが物足りないポイントですね。
現行CB400SFのタンクをどうにかつければ、シャープな風合いでスタイリッシュに変化するバイクが作れそうな気もしますが、そこまでやる方も見受けられませんね。
CB-1おすすめのカスタム
どちらかと言えば、CB-1は不人気車両ですが、ポテンシャルは十分に持ち合わせたバイクであるので、ストリートファイターやカフェレーサー風にしあげると、素敵なバイクに仕上がります
CB-1 ストリートファイター風
異形ヘッドライトを取り入れたストリートファイターカスタム
ヘッドライトの交換はバイクの印象をがらりと変えるので、少しのっぺりした雰囲気のCB-1をカスタムするにはおすすめですね
CB-1 ネオカフェレーサー
マッドな質感の塗装を施したネオカフェレーサーカスタム
全体のバランスも綺麗に取られていて、フロントフォークを少しつき出しローダウンがされています
旋回性も向上する事もできるので、ストリートにも向いているかもしれませんね
いい意味の挫折だったのだろうか
一般的に受け入れてもらえず、そこから再度作り直して完成したのが、CB400SFに繋がる
なので、この失敗は消して無駄ではなく、むしろ個性的なバイクだからこそ個人的には好みであります
また、今回は見当たらなかったのですが、よりリア回りをシャープにしたストリートファイター風なカスタムが似合うのではないかと思っています
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