CB400SSをベースにカフェレーサーカスタムをしたいけど、何を変えたらいいのかわらかない!
こんな疑問に答えます。
CB400SSはホンダ版のSR400とも言われていますが、カスタムパーツが豊富ではない上にショップでもコンプリート車をあまり作られていません。
なので正直に言えば、玄人向きな車種でもあります。
ただそうは言ってもCB400SSでカフェレーサーにしたい!っという熱意を持った方に向けてまとめました。あなたのカスタムに参考にしてください。
CB400SSをカフェレーサースタイルにするための3個の条件
以下の3つがCB400SSをカフェレーサースタイルにカスタムする時に必要になります。これらを解説していくのでじっくりと読んでください。
1.低いハンドル
まずカフェレーサーカスタムと言えば、真っ先に取り掛かる場所がハンドルです。
本来であればセパレートハンドルを推奨していますが、ビギナーの方だとハンドル位置が低すぎると恐さがあるかと思います。
そこで、私がおすすめしているのはあくまでも低いハンドル。
いわゆるコンドルやスワローハンドルがあてはまります。こちらであればパイプハンドル形状でスタイルもカフェレーサー向きです。
2.前後のローダウン

CL400をベースに作られたCB400SSは前後サスペンションの位置が高く、せっかくハンドルを低い位置に取り付けても他の車種に比べて高く見られてしまいます
そこでCB400SSをカフェレーサースタイルに仕上げる時に、最も変更してもらいたいのが前後のサスペンションを下げる事
その時に変更する部分が、フロントフォークの突き出し量とリア側をショートサスに変更します
ただ初めにフロント側を触ると、どのくらいつき出していいのか分かりづらいので、リア側を下げてから徐々につき出していくと楽に合わせられます
ちなみに、CB400SSに純正で装着しているリアサスの長さは320㎜。上側14ミリ、下側10ミリです
走行面に大きな影響を与えないとすると、290㎜までがバランスが良く取り付けられます
3.バックステップ
カフェレーサースタイルにするために必要なパーツ言えば、バックステップも忘れてはならない存在。
しかし、CB400SSで新品購入可能なバックステップはありません。なので、中古品を探しましょう。比較的最近まで購入可能だったのはコワース製です。
ただ、こちらはバックされる長さは一般的なラインなのですが、ステップ位置が高くなりポジションがきつく初心者向きではありません
なるべくならキジマやアクティブからも販売されていた物を狙ってください
CB400SSカスタムショップ&パーツメーカが手掛けたカフェレーサーカスタム
カスタムショップやパーツメーカーが手掛けた、車体は非常に参考になると同時にボルトオンで装着できるパーツを開発してくれています。
Bike-man
Bike-manはカスタムショップではなく、北海道で中古バイク販売サイトを運営している会社。
ただこちらに載っていたCB400SSカフェレーサー仕様が個人でも仕上げやすい内容だったので参考にさせてもらいましょう

Bike-manに掲載されていたCB400SSカフェレーサースタイルは、外装の変更点は特にありません。
1つあげるとしたらタンクエンブレムが、限定車の物に交換されているぐらい。だからこそカスタムに不慣れな方でも試しやすい特徴があります。
まずはシートから見て行きましょう。
こちらの車体に装着されているのはディトナCOZYシートロールタイプ。純正の厚みのあるシートよりも薄くなり形状としてはナローなスタイルに変化する事ができます。
ただデイトナからもう販売終了です。ほかの物で考えるとWM(ダブルエム)nのタックロールがおすすめです
ミラー純正のラウンドタイプ形状の長いものではなく低めに抑えられたミラーはナポレオンのブレードミラーを採用しています。
ただこちらも絶版です。同じくナポレオンから販売されているリュートミラーがデザインが良く似ています。

続いてはサイドから。
横からみてわかるのが、リアサスペンションをローダウンしています。純正に比べ前後のバランスを取りながら下げると見栄えがよくなっていますね
こちらの車体に取り付けてあるのは、プログレッシブの3㎝ローダウンサスペンション
そしてステップはモリワキのバックステップキット。ただモリワキは絶版です。現在販売されている中ならコワースを取りつけましょう。

フロント側も突き出し量を増やしてセパレートハンドルを上部に固定します。これだと下がりすぎず、楽なポジションで運転が可能。
装着されているハンドルは、DAYTONA(デイトナ)の三次元アジャスタブルハンドル オメガ。

チェーンケースはWMウェリントンのステンレスタイプに変更
ただこちらも絶版+ほかのメーカーも既に販売をやめています。
何か他の物を装着している人がいないかと調べてみるとSR400の純正ケースを取り付けている方がいましたので、そちらを参考にしましょう。

マフラーはKIJIMA(キジマ)のトライアンフ風マフラー。ただ現在は購入不可。他の物で代用するならWMウエリントンの物が可能です
WMのトライアンフマフラーも絶版になってしまいました。他に似合う物で考えるとEnhanced Soundのトライアンフスリップオンがおすすめです
WM(ダブルエム)が作るCB400SSカフェーレーサー
数少ないCB400SSのカフェレーサースタイルを提案しているのはWMウェリントン。
ただパーツに欠品も目立ち始めているので、購入できない物も増えてきています。それらも踏まえてチェックしていきましょう!

WMが製作したCB400SSのカフェレーサースタイルは、クラシカルなスタイルでどこか英国車のような雰囲気がありますね。
まず、目が付くのは特徴的なウェリントンスペシャルアルミタンク。純正とは違った風貌になり非常に印象的。燃料容量も11Lと純正と同じなので航続距離が減る心配もありません。
ただし、ノーマルのシートと合わせて利用する事はできません。こちらも画像に映るセミダブルシートに変更しましょう。

続いては、フロント回りをチェックしていきましょう。
フロントフェンダーは横一文字ステーが装着されたクラシカルな印象があるデザイン
そして左右のミラーはラウンドミラーを採用。丸い形状はビンテージ感が生まれやすいですね。

ヘッドライト周辺やハンドル類にも変更があります。
まずは、ヘッドライトステが純正よりもシャープな形状で平行に伸びるタイプを採用。
ただこのままだとウインカーを固定する部分がなくなるのでウインカーステをステム部分の近くに設置。
同時に装着されいているウインカーは72タイプを装着しています。

続いてはリア回りをチェック。
リアウィンカーの位置もステーを使ってずらしていますね。ただこちらは絶版です。
続いては、バックステップ。WMで現在購入できるのはセル2003年以降に生産されたセル付きのモデルのみ。
過去にはセル無しも販売されていたようなので、こちらのタイプを取りつけたい方は中古品を探しましょう。
リアフェンダー&テールランプ
フロントフェンダーは全長があるタイプなのでリア側を短くしてバランスをとっています。
そして、テールランプはルーカスタイプを採用しています

最後は、ハンドル回り。
画像に写るWM製トップブリッジとマグラタイプセパハンは絶版です。
トップブリッジは他のメーカーも販売していません。こちらも他のパーツと同じく中古を探しましょう。
ただマグラタイプのハンドルはRCエンジニアから購入可能です。CB400SSのインナーフォーク経35㎜を選びましょう
CB400SSアーバンカフェ
ホンダPRO’S(プロス)から限定100台で販売されていたアーバンカフェ。
英国風カフェレーサースタイルということもあって人気があったのですが、新車価格が90万と高くなかなか売れなかった車体です。

この特徴的なカフェスタイルが気に入り後々になってパーツを購入したい人もいるかと思いますが、当時もばら売りはされておらず購入はできませんでした。
ちなみに作っていたのはKIJIMA(キジマ)です。
それなら中古品はどうかと思って色々と探ってみると、オークションにちらほらと出品されています。
ただし、価格は高めに設定されていて入札も激しい状況でした。
みんな求めているパーツみたいです。これはじっくりと向き合いタイミングを狙った方が良さそうにも感じました。
今回CB400SSの中古落札商品をチェックしたのはオークファンです。
オークファンは、ヤフオク、ラクマ、モバオク、eBay、セカイモン、amazonで購入、落札された様々な商品を過去に遡って知る事が出来ます。
さらに、手数料や月額料金は一切かかりません。無料で使えるので是非とも活用してください。
他のパーツも組み合わせて個性を出すなら
上記で紹介したスタイルに何か加えるとしたら何がいいのだろうと考えて小物パーツを中心にまとめました。
フェンダーネームプレート
カフェレーサーやクラシックカスタムで定番のパーツと言えばフェンダーネームプレート。
商品名の通りフェンダーに固定するプレートです。この空いているスペースにステンシルやステッカーなどを貼って
ライセンスホルダー
続いてもカフェレーサーやクラシックカスタムでは定番のライセンスホルダー。
主にフロントフェンダー付近に固定してアクセントとして使うパーツです。ドレスアップの効果もあるので、何か他のパーツを探しているときにおすすめします。
ニーグリップパット
最後はニーグリップパット。
タンクにつける事でアクセントにもなりますし、しっかりと膝でホールドする時も滑ることなく利用できます。
CB400SSカフェレーサーのまとめ
・ノーマルでも十分にカフェレーサースタイルにできる
・パーツが少ないので汎用品も候補にあげる
書いた後にも思う事はボルトオンで装着できるパーツの少なさですね。
CB400SSをカフェレーサーにするには汎用品を上手に組み合わせて作り上げていくしかないので、なにかとアンテナを張っておくか、似たような車種から参考にすると良いパーツが見つかるかもしれません。
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