CB750ホーネットのマフラーを交換したいんだけど、種類はどんなのがあって音に違いはあるの？
こんな疑問に答えます
欧州で先に販売されていたCB750ホーネットが、ついに国内での発売が決定しました
過去のホーネットシリーズとは一線を画し、ストリートファイター調のデザインに仕上がっていますが、排気音を気にするライダーも多いのではないでしょうか
徐々にCB750 HORNET用のマフラーが出揃ってきたため、改めて各モデルをまとめて紹介していきます
今後のマフラー選びの参考になれば幸いです
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CB750 HORNETの純正サウンドはこんな音
・マフラー重量：3.9Kg
・排気音量：-dB
社外マフラーの排気音を聞く前に、まずはCB750 HORNETの純正マフラーサウンドを確認しておきましょう
ノーマルマフラーの音にもかかわらず、その出来は非常に良く、ボロボロとした音が耳に残り、心地よいサウンドを奏でています
同排気量のXLトランザルプでも同じ印象を受けましたが、最近では純正でも十分に楽しめると感じています。この音を参考に、社外マフラーの音を聞き比べてみてください
CB750 HORNETのマフラー交換時に必要なガスケット
- マフラーパッキン：18391-MEL-000
CB750 HORNET向けに現在販売されている社外マフラーは、スリップオンタイプのみとなっています。そのため交換の際には、マフラーパッキンを1個使用します
【MEMO】
取り付けるマフラーの種類によっては液体ガスケットを所有しておくと作業がスムーズに進むので持っておいて損はありません
CB750 HORNETのマフラーで車検対応品はある？
CB750 HORNET向けの車検対応マフラーは、以下の4種類が販売されています
- YAMAMOTO RACING TWIN
- YAMAMOTO RACING カーボン/チタン スリップオン
- YAMAMOTO RACING TYPE-SA
- SC-PROJECT SC1-R
YAMAMOTO RACINGから3種類、SC-PROJECTから1種類がラインナップされています。公道走行を優先する場合は、これらの車検対応モデルを選ぶのがおすすめです。
CB750 HORNETおすすめ社外マフラー
まとめ
●CB750 HORNETおすすめ社外マフラーまとめ！
・排気音量が大きく聞こえたのは：ARROW VELOCEスリップオン
・最安値で購入できるのは：MIVV SR-1
・JMCAや政府認証品で販売される確立が高いのは：AKRAPOVIC ECスリップオンライン
AKRAPOVIC CB750 HORNET ECスリップオンライン
- ➡ 排気音
- ➡ スペック
- ➡ 備考・付属品
EC仕様で販売されているマフラーが、JMCA認証に適合し、販売されるケースが増えてきています。上記の動画を参考にしておきましょう
■材質：
・アウタースリーブ：カーボン
・インナー:ステンレス
■カラー：カーボン
■重量：2.09Kg
■排気音量：-
■適合モデル：CB750 HORNET ‘2023 ～
■タイプ：スリップオン
■参考価格：158,400円
■備考・付属品
・ホンダ純正ソフトパニアケース装着可能
AKRAPOVIC製「ECスリップオンライン カーボン」は、カーボン素材を用いたスポーティーな外観が特徴のマフラーです
六角形をベースにした異形型サイレンサーは、エンド部分にスラッシュカットデザインを採用し、独自のスタイリングを演出
シェルサイズがやや太めに見えますが、装着すると全体のバランスが良くなり、車体の存在感をさらに高めます
●AKRAPOVIC CB750 HORNET ECスリップオンラインの音は？
ノーマルマフラーよりも静かになっている印象ですが、加速音もボロボロとした音が弱まり迫力が低減しているように聞こえてきます
●AKRAPOVIC CB750 HORNET ECスリップオンラインおすすめ度
ARROW CB750 ホーネット VELOCE
- ➡ 排気音
- ➡ スペック
- ➡ 備考・付属品
以前、他車種でARROW製マフラーをJMCA適合させて販売したのがGIGA STATIONです。CB750ホーネットでも同様の展開が期待されるかもしれませんので、VELOCEスリップオンのデータを掲載しています
■材質：
・サイレンサー – アルミニウム
・エンドキャップ – カーボン
・サイレンサーインナー – ステンレス
・中間パイプ – ステンレス
■カラー：ダーク
■重量：2.59Kg
■排気音量： –
■適合モデル：CB750 HORNET ‘2023 ～
■タイプ：スリップオン
■参考価格：79,880円
ARROW製「VELOCEスリップオン」は、楕円形のサイレンサーデザインが特徴的で、車体をスマートに見せます
エンド部分はカーボン素材をオーバル形状に仕上げ、全体の印象を引き締めています。また、サイレンサー全体をブラックで統一し、シンプルながらも力強い見た目がポイントです
●ARROW CB750 ホーネット VELOCEの音は？
低音が強く迫力のあるサウンドではあるものの、爆音ではく耳にも馴染みやすい音でした。また、ドコドコやボロボロとしたアイドリング音は期待が持てますね。ただし、こちらはサーキット専用品ですので、公道利用は控えましょう
●ARROW CB750 ホーネット VELOCEおすすめ度
MIVV CB750 ホーネット SR-1
- ➡ 排気音
- ➡ スペック
- ➡ 備考・付属品
ARROWと同様に、MIVV製マフラーもJMCA認証を受けて販売されたのはGIGA STATIONです。他車種でSR-1を使用していた実績があるため、CB750ホーネットでも同様の展開が期待できるかもしれません
■材質：
・サイレンサー – ステンレス
・エンドキャップ – カーボン
・リンクパイプ – ステンレス
■カラー：ステンレス / ブラック
■重量：-
■排気音量： –
■適合モデル：CB750 HORNET ‘2023 ～
■タイプ：スリップオン
■参考価格：
・ステンレス – 77,385円
・ブラック – 83,006円
■備考・付属品
・バッフル付属
・ユーロ5承認
MIVV製「SR-1スリップオン」は、六角形をベースにした独自のサイレンサーデザインが特徴です
エンド部分にはカーボン素材を使用し、六角形の形状を維持しつつ、スラッシュカット風のデザインも取り入れています
全体的に詰まった印象を持ち、マッチョで力強いスタイルを楽しむことが可能です
●MIVV CB750 ホーネット SR-1の音は？
収録場所が反響しやすい環境であったにもかかわらず、音量自体は純正と大きな差は感じられませんでした。ただし、低音がしっかりと加わり、排気音の質感がグレードアップしています
●MIVV CB750 ホーネット SR-1おすすめ度
YAMAMOTO RACING CB750 ホーネット TWIN スリップオン
- ➡ 排気音
- ➡ スペック
- ➡ 備考・付属品
■材質：
・サイレンサー – チタン
・エンドキャップ – アルミ
・リンクパイプ – ステンレス
■カラー：チタン
■重量：3.0Kg
■排気音量：94dB
■適合モデル：CB750 HORNET ‘2023 ～
■タイプ：スリップオン
■参考価格：165,000円
■備考・付属品
・オイル交換：◯
・オイルフィルター交換：◯
・タンデム：◯
・JMCA認証
YAMAMOTO RACING製「TWIN スリップオン」は、チタン製の三角形サイレンサーを2本出しにした、インパクトある外観が特徴的なスリップオンマフラー
エンド部分には、オーバル形状を思わせるアルミ削り出しのキャップを装着。シャープな中にも、どこか柔らかな印象を与えています
さらにサイレンサー上部には、ヤマモトレーシング「SPEC-A」のロゴをレーザーマーキングで刻印。高級感をより一層引き立てています
●YAMAMOTO RACING CB750 ホーネット TWIN スリップオンの音は？
音量自体は94dBと控えめな範囲に収まっていますが、アイドリング時は低音が効いた“ボロボロ”とした重厚なサウンド。アクセルを戻したときの余韻も心地よく、スポーティで上品な響きに仕上がっています。
●YAMAMOTO RACING CB750 ホーネット TWIN スリップオンおすすめ度
YAMAMOTO RACING CB750 ホーネット カーボン・チタン スリップオン
- ➡ 排気音
- ➡ スペック
- ➡ 備考・付属品
■材質：
・サイレンサー – カーボン / チタン
・リンクパイプ – ステンレス
■カラー：カーボン / チタン
■重量：2.6Kg
■排気音量： 92dB
■適合モデル：CB750 HORNET ‘2023 ～
■タイプ：スリップオン
■参考価格：
・カーボン – 102,300円
・チタン – 104,500円
■備考・付属品
・オイル交換：◯
・オイルフィルター交換：◯
・タンデム：◯
・JMCA認証
・ジョイントガスケット付属
YAMAMOTO RACING製「カーボン・チタンスリップオン」は、定番人気のラウンドタイプサイレンサーを採用したスリップオンマフラー
エンド部分はカールエンド仕様で、こちらもお馴染みのデザイン。シンプルながらもバランスの取れた形状で、ネイキッドスタイルの車体にも自然にマッチします
サイレンサー素材は、カーボンとチタンの2種類をラインナップ。価格差はほとんどないため、車体カラーや好みにあわせて選択できるのも嬉しいポイントです
●YAMAMOTO RACING CB750 ホーネット カーボン・チタン スリップオンの音は？
低音がしっかりと効いた、バタバタとした力強いサウンド。先ほど紹介した「TWIN スリップオン」よりも2dBほど音量が小さいとのことですが、実際に聞いた印象では大きな差は感じられませんでした。
●YAMAMOTO RACING CB750 ホーネット カーボン・チタン スリップオンおすすめ度
SC-PROJECT CB750 ホーネット SC1-R
- ➡ 排気音
- ➡ スペック
- ➡ 備考・付属品
■材質：
・サイレンサー – チタン
・エンドキャップ – カーボン
・リンクパイプ – ステンレス
■カラー：チタン
■重量：約2.5Kg
■排気音量： –
■適合モデル：CB750 HORNET ‘2023 ～
■タイプ：スリップオン
■参考価格：180,400円
■備考・付属品
・カーボン製パイプヒートガード
・EURO 5+ / TÜV認証
・純正サインドケース対応
SC-PROJECT製「SC1-R スリップオン」は、変形五角形をベースにした個性的なサイレンサー形状が特徴のスリップオンマフラー
エンド部分は、同じく五角形ベースながらコーンオーバル状に仕上げられたカーボン製。エッジの効いた造形が、リアビューに独特のスポーティさを与えています
また、海外モデルで数少ない公道利用できるモデルなのもポイントです
●SC-PROJECT CB750 ホーネット SC1-Rの音は？
海外では、SC-PROJECT製マフラーが純正オプションとして販売されていることもあり、音量自体はノーマルにほんの少しプラスされた程度。それでも、ノーマルのバタバタとしたサウンドに比べるとマイルドで、音の粒が整えられた印象です。全体的に耳馴染みが良く、長時間のライディングでも心地よく感じられます。
●SC-PROJECT CB750 ホーネット SC1-Rおすすめ度
［POINT］
カーボンモデルはレース仕様として販売されているので公道利用はできません。間違って購入しないよう注意してください
SC-PROJECT CB750 ホーネット SC1-R
- ➡ 排気音
- ➡ スペック
- ➡ 備考・付属品
■材質：
・サイレンサー – カーボン
・エンドキャップ – カーボン
・リンクパイプ – ステンレス
■カラー：カーボン
■重量：約2.3Kg
■排気音量： –
■適合モデル：CB750 HORNET ‘2023 ～
■タイプ：スリップオン
■参考価格：137,500円
■備考・付属品
・カーボン製パイプヒートガード
・レース専用
また、CB750ホーネットは海外で先に販売されていたため、カスタムパーツはそれなりに出揃っていますが、かゆいところに手が届く部品は少なく感じます
これからの動きに期待していきましょう！
【MEMO】
上記のマフラー以外に排気音を聞きながら購入できる物を下記にまとめてあります
YAMAMOTO RACING CB750 ホーネット TYPE-SA
SCORPION CB750 ホーネット レッドパワー
SCORPION CB750 ホーネット セルケトテーパー
IXIL CB750 ホーネット 2本出し 2RC コニカル スリップオンマフラー
SHARK CB750 ホーネット SRC 4 スリップオン
CB750 ホーネット暫定まとめ
これからの期待したい一台
750ccあたりで扱いやすいバイクは、NCシリーズがあり埋められてきている部分があるものの、ストリートファイター調のホンダは見かけたことがありませんでした
ただし、生産台数が限られているため、パーツメーカーがどこまで力を入れるかによって、アフターマーケットの充実度が大きく左右されるでしょう。今後に期待車両です
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