イントルーダー400(VK51)のコンセプトとは、まったく違う新たなアメリカンとして誕生したデスペラード400(VK52)
ただ、マイナー車なので「デスペラード乗ってる」と言っても知らない方が多い車両です
今回は、デスペラード400の評価からカスタムまでご紹介します
デスペラード400 (VK52) スペック
1996年
水冷4サイクルSOHC 4バルブV型2気筒エンジン
最高出力 33ps/7.500rpm
最大トルク 3.3kg・m/6.000rpm
車体重量 219㎏
燃料タンク容量 13L
シート高 700㎜
5速MT
97年モデルでは、マフラーとエアクリーナーを変更し、5馬力パワーアップしています
新設計のフレームにイントルーダー400のエンジンをベースに 搭載したデスペラード400
最大の特徴と言ってもいいのが、アメリカンで倒立フォークを取り入れたモデルです
そして、当然ながら異端児スズキはV型アメリカンにも関わらず、最高出力が38馬力と斜めに道をそれていきます
スズキらしいアメリカンですが、当然ながら流行る事はなく、散っていきます
また、同時期に発売されたデスペラード400Xはドラッガースタイルこれは、個性的なルックスにより一部のファンが今もいる車体です
そして、最後にワインダーの登場
最後のテコ入れになってしまった時には遅く、正立フォークを使ったクルーザーらしいスタイルに戻して販売を行うも、そのまま消えていってしまいます。
イントルーダーは「侵入者」の意味合いでしたが、
デスペラードは「無法者」やはりスズキのアメリカンの名前のセンスはどこかずれています。
アフターパーツの無さ
社外マフラーを探すのも非常に大変です
それだけアフターパーツが無いと言う意味なので、オークションで見つけた場合は飛びついて購入する事をオススメします
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デスペラード400おすすめのカスタム
デスペラードはカスタム向きなアメリカンではなく
純正のデザインを楽しむバイクです
なので今回は、デスペラードのまま便利に使えるツーリング仕様をピックアップしています
デスペラード400 ツーリング仕様
サドルバッグにタンクバッグを取り付けたツーリング快適仕様
アメリカンの場合になると積載性を増すために必要なサイドバッグはツーリング時に絶大な効果を発揮します
特に、ツーリング先でお土産を購入した時に収納できる他にも、雨が降って時にレインウエアを簡単に取り出す事も可能です
タンクバッグは、見た目の印象を嫌う方もいますよね
でも、実際使ってみると非常に便利なので1度だけでいいので取り入れてみていてください
人と被らない400ccクルーザーが欲しいなら選択肢に加えて欲しい
中古車体も安く購入できるので、お財布に優しい事も間違いありません
「マイナー車体が大好きだ!」「人と被りたくない!」とお考えの方にもピッタリですね
しかし、難点はカスタムパーツが見つからない事です
こればかりは、どうしようもないので、汎用品に頼って上手くカスタムするしかありませんね
そして、デスペラード400の終了後にイントルーダークラシック400が発売されます
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