ホンダ・Dunk(ダンク)を売ろうと思っているんだけど、バイク買取業者と個人売買(オークション・フリマ)どっちが高い値段で売れるの？相場はいくら？
こんな疑問に答えます
2014年に誕生したホンダ・ダンクは、都市部での使用を想定して開発された原付スクーター
スタイリッシュな車体フォルムに加え、スマートフォンを充電できる電源ソケットを搭載するなど、日常の使いやすさとデザイン性が両立された1台です
そんなDunk(ダンク)を手放す際に
と気になる方も多いのではないでしょうか？
このページでは、Dunk(ダンク)の実際の買取データと、個人売買（オークション）での落札事例を比較し、あなたに合った売却方法をわかりやすく紹介します
まずは、最新のDunk(ダンク)の買取相場を見てみる
※しつこい電話・強引な勧誘は一切ありません。キャンセルも自由です！
なぜバイク買取業者とオークションを比較するのか？
| ◆方法 | 〇メリット | ×デメリット |
|---|---|---|
| バイク買取業者 | 素早く売却ができ、手間がかからない | 相場よりも安く買われる可能性がある |
| 個人売(オークション・フリマ) | 高値で売れる可能性があり、自分が希望する値段で販売できる | 売却まで時間がかかる上に廃車手続き、商品説明文の作成、画像の撮影などの手間が発生する |
オートバイを売る手段として利用しやすいのが、バイク買取業者に依頼する。もしくはオークションなどの個人売買に参加する事です
バイク買取業者の場合は、気軽に査定ができ手早く売却ができます。オークションは自分が売りたい価格でじっくりと販売ができます
ただ、ここで注意してもらいたいのが、買取とオークションでは同じ車種でも見られている個所に違いがあり、片方だと高額でまた片方だと安くなると言った場合があります
この情報を知らずに売ってしまえば、あなたが損をする可能性が非常に高くなってしまいます
そうならない為にも両方で高額に売れた車種の特徴を知り、自分の車体と比較をしながら１円でも高く売れる場所を探していきましょう！
結論！バイク買取で相場を調べてから個人売買を利用するのか検討すべき！
初手は「バイク買取」の利用がおすすめです！そして、最価格を参考にしてオークションやフリマを利用するか検討しましょう
Dunk(ダンク)の買取・個人売買の取引データ
| 売却場所 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 取引台数 |
|---|---|---|---|---|
| バイク買取 | 165,000円 | 10,000円 | 80,902円 | 82台 |
| 個人売買 | 180,000円 | 18,500円 | 79,890円 | 69台 |
個人売買は、最高価格・最低価格の両方でバイク買取を上回る結果となりました。
特にオークションやフリマアプリでは、業者やバイクショップから出品されている車両も多く見受けられ、整備済みで状態が明確な車体が目立っています。
そのため、一般ユーザーが同等の価格を狙うには、「きちんとした整備」と「整備を裏付ける証拠（整備記録や交換部品の写真など）」が必要になるといえるでしょう。
一方、バイク買取では平均価格がやや高く、取引台数も多く安定感があります。市場の評価が大きくブレにくいため、まずはバイク買取サービスを利用して、現実的な相場を把握するのが賢明です。
また、最近の買取サービスは、
といったように、仕事や育児で忙しい人でも利用しやすい形に進化しています。対面での価格交渉が苦手な方にも向いているといえるでしょう。
Dunk(ダンク) バイク買取のポイント
Dunk(ダンク) 個人売買のポイント
✓ STEP1：【30秒で入力完了】 Webフォームでバイク情報を送信。写真でより正確な査定へ。
✓ STEP2：【電話なし！オンライン査定】 全国10社以上の専門買取店が、あなたのバイクをオンライン上で公平に査定。しつこい営業電話は一切ありません。
✓ STEP3：【最高額を比較検討】 各社からの査定結果が出揃ったら、じっくり比較。納得いくまで選べます。査定額に納得いかなければキャンセルOK！
✓ STEP4：【手続き簡単】 CTNが売却準備と必要書類を徹底サポート！「何が必要？」「どうすれば？」も解決。ローン残債があっても売却可能。
✓ STEP5：【スピーディー入金】 減額交渉なし！査定額確定後、最短で口座へ入金。一律査定額からの後出し減額交渉は原則ありません。
Dunk(ダンク) 買取相場価格
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| 平均 80,902円 | 10,000円～165,000円 | 82台 |
| 車種名 | 年式 | 走行距離 | 売却価格 | 事故・立ちごけ | カラー |
|---|---|---|---|---|---|
| ダンク | 2024年 | 100〜999km | 165,000円 | なし | グレー |
| ダンク | 2024年 | 100〜999km | 163,000円 | なし | ブルー |
| ダンク | 2021年 | 1,000〜2,999km | 143,000円 | なし | シルバー |
| ダンク | 2023年 | 〜99km | 137,000円 | なし | グレー |
| ダンク | 2023年 | 100〜999km | 135,000円 | なし | ブラック |
| ダンク | 2022年 | 1,000〜2,999km | 130,000円 | なし | ホワイト |
| ダンク | 2023年 | 1,000〜2,999km | 130,000円 | なし | ブラック |
| ダンク | 2017年 | 100〜999km | 129,000円 | なし | グリーン |
| ダンク | 2017年 | 5,000〜9,999km | 128,000円 | なし | ホワイト |
| ダンク | 2016年 | 100〜999km | 125,000円 | なし | ブラック |
| ダンク | 2017年 | 1,000〜2,999km | 123,000円 | なし | ホワイト |
| ダンク | 2022年 | 5,000〜9,999km | 121,000円 | なし | ブルー |
| ダンク | 2022年 | 100〜999km | 120,000円 | あり | ブラック |
| ダンク | 2019年 | 100〜999km | 114,000円 | なし | ブラック |
| ダンク | 2018年 | 1,000〜2,999km | 112,000円 | なし | ホワイト |
| ダンク | 2022年 | 5,000〜9,999km | 112,000円 | なし | ブルー |
| ダンク | 2019年 | 100〜999km | 111,000円 | なし | シルバー |
| ダンク | 2022年 | 3,000〜4,999km | 106,000円 | なし | ブルー |
| ダンク | 2018年 | 3,000〜4,999km | 105,000円 | なし | ブラック |
| ダンク | 2022年 | 1,000〜2,999km | 104,000円 | なし | ブラック |
POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したDunk(ダンク)の平均買取価格は80,902円（取引台数82台）です
Dunk(ダンク)・型式毎の買取相場の傾向
Dunk(ダンク)［JBH-AF74］の買取相場
- リアキャリアや社外マフラー付きの車両は査定が伸びやすい
- 走行距離が短い車体は高評価につながる傾向
- 外装や各部の状態が良好な車体は高額査定を引き出しやすい
JBH-AF74型のDunk（ダンク）は、2014年から2017年まで販売されていた初期モデルです。
この型式の特徴は、軽量コンパクトなボディに加え、毎日使いたくなる都会派デザインと燃費性能。
その一方で、新しいモデルと比べると年式が古くなっているため、全体的な査定相場は落ち着いている傾向があります。とはいえ、走行距離が短く、リアキャリアや社外マフラーといった軽いカスタムが施されている車両は、10万円以上の価格がつくことも。
また、保管状態やメンテナンス記録がしっかりしている車体であれば、年式に関係なく高評価を得られる可能性が高いといえるでしょう。
Dunk(ダンク)［2BH-AF78］の買取相場
- 走行距離1,000km未満の高年式車体が多数取引されている
- 新古車に近い状態での売却例が多く、コンディションの良さが高値の鍵
- グリップヒーターやリアキャリアといった日常装備付き車両は評価アップ
2BH-AF78型のDunk（ダンク）は、2017年から2025年にかけて販売された後期モデル
前モデルと比べて環境性能やエンジン制御がより現代的にアップデートされているのが特徴です。
買取市場では、この型式の多くが1,000km未満での売却となっており、いわゆる新古車に近い状態の車両が目立ちます。こうした低走行かつ外装や装備の状態が良好な車体は、15万円台の高額査定に至る例も確認されています。
また、リアキャリア・グリップヒーター・スマホホルダーといった日常使用に便利な装備が加わっている場合、買い手側のニーズとマッチしやすく、プラス査定になりやすい点も見逃せません。
2BH-AF78型は比較的新しいモデルで台数も限られているため、今後は状態の良い個体に対する希少価値がじわじわ上がっていく可能性もあるといえるでしょう。
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Dunk(ダンク)の高額査定された車体の特徴は？
✔ 年式が新しいモデル
✔ 整備された状態の良い車両
✔ ノーマルやライトカスタムが人気
年式が新しいモデル
ダンクの高額買取事例では、もっとも高値がついたのは2024年式の車両でした。
1年落ちである2023年式でも走行距離が極端に少ない車体は高評価を得ていますが、2021年以前になると明確に価格は下がっています。
年式の新しさは、車両の価値に直接影響する要素といえるでしょう。
とはいえ、年式が古くても極端な距離の少なさや丁寧な管理によって、価格がある程度キープされる場合もあります。
走行距離が1,000km未満
走行距離が1,000km未満のダンクは、「新車に極めて近い」と評価され、高値がつきやすい傾向があります。
低走行であればあるほど、エンジンやタイヤ、ブレーキなどの各パーツにかかる消耗が少ないため、買い手から見ても安心材料となるのです。
［MEMO］
原付一種は車検がないため、メーター表示だけで判断しすぎるのは禁物。それでも、履歴がはっきりしたワンオーナー車などは、実際の走行距離と車体状態の信頼性が増し、より高額買取につながりやすくなります。
整備された状態の良い車両
事故歴や立ちごけ歴がないことはもちろん、全体的に整備が行き届き、保管状態が良い車両は高評価を受けやすいです。
保管場所が屋内であったり、シートや外装に目立つ傷・日焼けがないことなども好印象につながります。
また、取扱説明書・整備記録が残っていることも、次のオーナーにとって安心材料となり、査定額アップにつながることがあります。
ノーマルやライトカスタムが人気
ダンクに関しては、基本的に「ノーマル車両」がもっとも好まれる傾向にあります。
スマホホルダーやリアキャリアなど、利便性を高めるライトカスタムは査定にプラスに働くこともありますが、外装を大きく変更するようなカスタムや、エンジン系に手を加えた内容は、査定士によっては減点対象になることもあります。
中古市場での再販を考えると、万人受けするノーマル状態が安心といえるでしょう。
Dunk(ダンク)の買取についてのQ&A
- QQ. ダンクの走行距離で影響が出てくるのは何キロから？
- A
走行距離はあくまで目安のひとつですが、ダンクの場合、3万キロを超えてくると買取額に目に見えて差が出る傾向があります。
これは、駆動系や足回りのオーバーホール時期にあたるため、今後の整備費用が査定額に反映されていると考えられます。実際、3万キロ台の車体が2万円台で取引された例もありました。
ただし、整備履歴が明確で、定期的なメンテナンスがされている車両であれば、ある程度の走行距離があっても評価が下がりにくいこともあります。
- Qエンジンがかからないと、やはり安くなってしまう？
- A
エンジンの始動可否は査定額に直結する重要な要素です。
ただし、バッテリー上がりが原因でセルスターターが作動しない程度であれば、それだけで大きく評価が下がることは少ないようです。実際に、バッテリーが弱っていた車両でも、キックでエンジンがかかる実働状態であれば相場通りの価格が提示された例があります。
一方、セルもキックも効かず完全にエンジンがかからない場合は、内部の状態が把握できないため、大幅に値下がりする傾向にあります。こうしたケースでは、1万円台での取引にとどまることも珍しくありません。
- Q傷やサビが多いのですが、それだけで減点されますか？
- A
外装の状態は、たとえ原付であっても査定に影響します。特にフレーム部分のサビや、カウルの割れ、大きな色あせなどは減点対象になりやすいです。
ただし、多少の擦りキズや日焼けなど、使用に支障のない範囲のダメージであれば、大きなマイナスとは見なされないこともあります。とはいえ、事前に洗車や簡単な磨き作業などで印象を良くしておくことは、少なからずプラスに働きます。細かい部分への気配りが、思わぬ高評価につながることもあるでしょう。
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Dunk(ダンク) 個人売買(オークション・フリマ)落札相場価格
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| 平均 79,890円 | 18,500円～180,000円 | 69台 |
・取引台数：69台
・最高値：180,000円
・最安値：18,500円
・平均価格：79,890円
POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したDunk(ダンク)の平均落札価格は79,890円（取引台数69台）です
Dunk(ダンク)の最高落札された車体の特徴は？
外装はマットバリスティックブラックメタリックで、とても綺麗な車体でした。インナーから前後ホイール、エンジン周辺にかけても汚れやサビは見当たらず、全体的にコンディションの良さがうかがえます。
また、カスタム内容も充実しています。以下のようなパーツが装着されていました。
カスタム内容知りたい方はこちらをタップ
- キジマメーターバイザー
- デイトナサイドスタンド
- LEDヘッドライトバルブ
- NRマジックマフラー
- ハンドルグリップ
さらに、社外マフラー装着時に取り外した純正マフラーも、落札者へのプレゼントとして同梱されるとの記載があり、購入後の選択肢の広さも魅力といえるでしょう。
このように、高年式・低走行距離・カスタムパーツの充実といった三拍子が揃えば、一般ユーザーの出品であっても高額落札されるチャンスは十分にあります。
整備記録や状態がしっかりわかるようにしておけば、個人売買でも納得の価格で売却できる可能性が高まるでしょう。
Dunk(ダンク)の高額落札された車体の特徴は？
✔ 業者・バイクショップからの出品車両
✔ ライトカスタムが人気
✔ 整備済み
✔ 5,000Km以内の走行距離
業者・バイクショップからの出品車両
業者やショップからの出品は、信頼性が高く安心して購入しやすいという点が評価されます。
車両状態の説明が丁寧で、整備履歴や交換パーツの情報が明示されていることが多く、落札者が不安なく入札しやすい環境が整っているといえるでしょう。
特に高額のやり取りになる場合、個人よりも「プロから買いたい」というニーズが強く反映される傾向があります。
ライトカスタムが人気
完全なノーマル車も好まれますが、実用性を高める軽めのカスタム車は評価されやすい傾向にありました。
例えば、スマホホルダーやリアキャリア、グリップヒーターなど、「あったら嬉しい装備」がプラスされている車両は、実用目的の購入者に刺さる要素。
見た目の改造よりも、日常の使いやすさを重視した装備が落札価格を引き上げるポイントとなっています。
整備済み
整備がしっかりとされている車体は、買い手の心理的ハードルは大きく下げてくれます。
特にタイヤやバッテリー、駆動系などが交換されていれば、購入後すぐに追加費用をかけずに走行できる安心感があるからです。
また、細かな整備箇所をきちんと記載している出品は、車両を丁寧に扱っていた印象を与え、高値での落札にもつながりやすいといえるでしょう。
5,000Km以内の走行距離
走行距離5,000km以内の車両は、まだまだ新しいと見なされやすいゾーンです。
特にダンクのような原付スクーターでは、年間数百キロ程度の使用も多く、低走行＝実質的な新古車と捉えられることもあります。消耗品の摩耗も少なく、見た目やエンジン状態も良好な車両が多いため、高値落札の条件としてかなり有利に働く指標となっています。
Dunk(ダンク)・今後の見通し
- 原付一種の生産終了により市場の先行きは不透明
- それでも買取価格は高水準を維持
- 先に買取で価格確認→その後に個人売買を検討するのが賢明
2025年5月に原付一種の生産が終了し、Dunk(ダンク)もその流れの中で姿を消すことになりました。
これにより、今後の相場や市場評価は読みにくい状況です。とはいえ、現時点でバイク買取業者が比較的高値での買取を継続していることから、大きく相場が崩れる兆しは見られていません。
つまり、「今売っても損をする」といった状況ではないということです。
そのため、乗り換えや手放しを考えている場合は、まずは買取査定で今の価格を正確に把握することが大切です。
そのうえで、提示された金額に納得がいかない場合や、より高額を狙いたいときには、オークションやフリマといった個人売買も視野に入れるとよいでしょう。
順番を間違えずに動くことで、損せず納得のいく取引が可能になります。
- 1.複数の買取業者に査定を依頼:
最低でも2社以上に査定をお願いし、査定額を比較しましょう。これで競争が生まれて、高額買取につながりやすくなります
- 2.オンライン査定を活用:
オンライン査定なら、自宅にいながら複数の業者と比較でき、効率的に高額査定を狙えます
- 3.個人売買も検討:
買取業者の査定額に納得できなければ、オークションやフリマサイトへの出品も視野に。出品価格の基準として査定額を活用すれば、相場より安く売ってしまうリスクを防げます
Dunk(ダンク)を高額買取してくれるバイク買取サービスはココだ！
Dunk(ダンク)を高く売って手放したい時に、どこの買取店に依頼をしたらいいのか悩んでしまいますよね・・。
私が１番におすすめしている方法は、最低でも２社以上に査定してもらうことです
1社だけに依頼してしまうと、あなたが乗っているDunk(ダンク)の価値がしっかりと評価されず、高額で売れているのか判断ができません
ただここで、２社以上に査定をしてもらえれば、買取評価に競争が起こり結果的に価格が１社に査定してもらった時よりも、高い値段がつきやすくなります
もしも、価格に納得がいかなければ、査定後でもキャンセル料は一切かかりません。自分が納得できる値段をつけてくれた場合のみ売ればOKです
［POINT］
【重要】最低限やるべきこと
「CTN + 大手（バイク王 or バイクランド）」の2つを利用する！
理由は
・CTN：中小の専門店が多く、独自の強みあり
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■Dunk(ダンク)車体メモ
ホンダ・ダンクは、2014年に登場した原付スクーターで、特に若年層を意識した設計がなされていました。通学や通勤といった日常の移動手段としての使いやすさを追求しながらも、上質な仕上がりとスタイリッシュなデザインによって、「ただの足」とは一線を画す存在感を放っていました。車体デザインには直線と面の組み合わせが取り入れられ、都会的で飽きのこないスタイルを実現。見た目のチープさを感じさせないディテールへのこだわりは、若者の“感覚”に寄り添うものだったといえるでしょう。心臓部には、水冷・4ストローク単気筒の「eSP」エンジンを採用。これは当時の50ccクラスとしては先進的な技術で、低フリクション化とアイドリングストップ機能によって、優れた燃費性能と静粛性、そして力強さを兼ね備えていました。街中の信号待ちでも静かに、そしてスムーズに走り出すフィーリングは、日々の移動を少しだけ上質な時間に変えてくれたはずです。さらに、グローブボックスにはスマートフォンなどの携帯端末を充電できる電源ソケットを装備。利便性にも気を配った設計は、日常使いにちょうどいいバランスでした。2017年には、平成28年排出ガス規制に対応するための改良が施され、型式も2BH-AF78に変更されました。環境性能を維持しつつも、基本的なデザインコンセプトや機能性は継承され、ダンクの持ち味はしっかりと守られていました。しかし、2025年5月、原付一種の生産終了という時代の流れの中で、ダンクもその歴史に幕を下ろすことになります。十数年にわたり若者たちの移動を支えてきたこのスクーターは、静かにその役目を終えました。ただの移動手段ではなく、持つ喜びや使う楽しさを感じさせてくれたダンク。その存在は、今もなお多くのユーザーの記憶に残り続けることでしょう。
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