ホンダ・フォルツァ(MF10)を売ろうと思っているんだけど、バイク買取業者と個人売(オークション・フリマ)どっちが高い値段で売れるの?相場はいくら?
こんな疑問に答えます
2007年にフルモデルチェンジを受けて登場したフォルツァX/Z(型式:MF10)は、それまでのスクーターのイメージを大きく塗り替えるような進化を遂げたモデルであり、今でも一定の人気と存在感を保ち続けています
装備の差でXとZに分かれるこのシリーズは、日常使いに強いXと、Sマチックなど先進機能を備えたZという明確な住み分けがされており、中古市場でも「用途に応じた価値」が評価されやすいのが特徴です
そんなフォルツァ(MF10)を手放す際に
と気になる方も多いのではないでしょうか?
このページでは、フォルツァ(MF10)の実際の買取データと、個人売買(オークション)での落札事例を比較し、あなたに合った売却方法をわかりやすく紹介します
まずは、最新のフォルツァ(MF10)の買取相場を見てみる
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なぜバイク買取業者とオークションを比較するのか?

◆方法 | 〇メリット | ×デメリット |
---|---|---|
バイク買取業者 | 素早く売却ができ、手間がかからない | 相場よりも安く買われる可能性がある |
個人売(オークション・フリマ) | 高値で売れる可能性があり、自分が希望する値段で販売できる | 売却まで時間がかかる上に廃車手続き、商品説明文の作成、画像の撮影などの手間が発生する |
オートバイを売る手段として利用しやすいのが、バイク買取業者に依頼する。もしくはオークションなどの個人売買に参加する事です
バイク買取業者の場合は、気軽に査定ができ手早く売却ができます。オークションは自分が売りたい価格でじっくりと販売ができます
ただ、ここで注意してもらいたいのが、買取とオークションでは同じ車種でも見られている個所に違いがあり、片方だと高額でまた片方だと安くなると言った場合があります
この情報を知らずに売ってしまえば、あなたが損をする可能性が非常に高くなってしまいます
そうならない為にも両方で高額に売れた車種の特徴を知り、自分の車体と比較をしながら1円でも高く売れる場所を探していきましょう!
結論!フォルツァ(MF10)を売るならバイク買取業者かオークションどっちがいいの!?

- 個人売買の平均価格はバイク買取を上回る傾向
- ただし、最高額はトライクなど特殊車両が含まれており再現性が低い
- 高値で売れている個人売買車両は整備・ブランド力・販売実績のある業者出品が多い
- 一般ユーザーが高額売却を狙うには信頼・状態・情報開示が求められる
- 買取では手間が少なく安定した価格帯での売却が可能
- 状態が良ければ買取でも10万円以上が十分に狙える
フォルツァ(MF10)の買取・個人売買の取引データ
売却場所 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 取引台数 |
---|---|---|---|---|
バイク買取 | 182,000円 | 15,000円 | 82,909円 | 11台 |
個人売買 | 888,000円 | 30,000円 | 120,789円 | 219台 |
フォルツァ(MF10)は中古市場で一定の需要があり、売却ルートによって得られる金額が大きく異なるのが現状です
実際に個人売買では、888,000円という一見驚くような高額取引が記録されていますが、これはトライクなどのカスタム特殊車両によるもの。誰でもその価格を狙えるわけではないのは覚えておいてください
また、高額で落札されている出品の多くは、バイクショップや実績ある業者の出品車両であり、整備・保証・信頼性がセットになっていることが多いです
そのため、一般の方が同様の価格を引き出すのは難しい側面があるのも十分に理解しておきましょう
一方、買取は手間が少なく、状態さえ良ければ10万円以上の金額が十分に期待でき、価格に納得できれば、スムーズかつ確実に現金化できるのが強みです
上記をふまえたうえで、これから詳しく紹介する情報を読み進めることで、FORZA(MF10)を高額で売るための最適な手段が見えてきます
フォルツァ(MF10) バイク買取のポイント
フォルツァ(MF10) 個人売買のポイント

フォルツァ(MF10) 買取相場価格
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平均 82,909円 | 15,000円~182,000円 | 11台 |
車種名 | 年式 | 走行距離 | 売却価格 | 事故・立ちごけ | カラー |
---|---|---|---|---|---|
フォルツァ | MF10 | 5,000〜9,999km | 182,000円 | なし | グレー |
フォルツァ | MF10 | 15,000〜19,999km | 130,000円 | なし | ブラック |
フォルツァ | MF10 | 5,000〜9,999km | 112,000円 | あり | レッド |
フォルツァ | MF10 | 15,000〜19,999km | 110,000円 | あし | ホワイト |
フォルツァ | MF10 | 30,000〜49,999km | 97,000円 | あり | ブラック |
フォルツァ | MF10 | 100,000km〜 | 72,000円 | あり | ホワイト |
フォルツァ | MF10 | 30,000〜49,999km | 60,000円 | なし | ブラック |
フォルツァ | MF10 | 5,000〜9,999km | 55,000円 | なし | ブラック |
フォルツァ | MF10 | 15,000〜19,999km | 54,000円 | あり | ブラック |
フォルツァ | MF10 | 30,000〜49,999km | 25,000円 | あり | レッド |
フォルツァ | MF10 | 50,000〜99,999km | 15,000円 | なし | ブラック |

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したフォルツァ(MF10)の平均買取価格は82,909円(取引台数11台)です
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フォルツァ(MF10)の高額査定された車体の特徴は?

✔ 1万Km未満の走行距離
✔ 各部の状態が良い
✔ 信頼性の高い社外マフラー装備が好印象
1万Km未満の走行距離
1万km未満の低走行車は、エンジンや足回りへの負担が少なく、劣化の進行も遅いと判断されるため、買取業者・個人売買問わず高い価格帯での取引が目立ちます
特に5,000〜9,999kmの車両で18万円台の実績があることからも、「まだこれから乗れる車両」としての価値は十分にあるといえるでしょう
各部の状態が良い
バイク買取では、年式や走行距離だけでなく、「実際の車体の状態」が価格に大きく影響していました
特に重要視されるのが、事故歴や転倒歴の有無です。フレームやサスペンション、ハンドル回りにダメージのある車両は、たとえ走行距離が短くても減額対象になりやすくなります
また、屋内保管やボディカバーを使用していた車両は、紫外線による色あせやサビが少ないことから、第一印象でも有利。査定員が車両を見たときに「大事にされてきた感」が伝わると、印象良くもプラスされやすくなります
オイルやバッテリーの交換歴、タイヤの残量、ブレーキ周辺の消耗具合といった基本的なコンディションが良好な車体は、次のオーナーが安心して購入を検討できるため、販売店としても取り扱いやすく、結果として高値で評価されやすい傾向があります
言い換えれば、「見えない部分まで整っていること」が、プロの査定士に伝わる車両は高額買取に直結しやすいということです
信頼性の高い社外マフラー装備が好印象
高値で売却された車両の中には、「モリワキZERO」など信頼性の高いカスタムマフラーを装備したものもありました
こうしたパーツは見た目の印象だけでなく、「ちゃんと手をかけてきた車両」=整備意識が高いオーナーだったという判断にもつながります
フォルツァ(MF10)の買取についてのQ&A
- Q走行距離が多いと買取価格に影響はありますか??
- A
フォルツァ(MF10)は車検のない軽二輪クラスのため、走行距離はあくまでメーター読みの参考値です
そのため少々多めでも即マイナス査定になるわけではありません。とはいえ、4万km近く走行している車体になると、明確に価格への影響が見られました
- Q外装の状態によって買取価格は変わりますか?
- A
はい、ビッグスクーターは外装のカウルパーツが多いため、外観の印象が査定に影響します
特にインナーカウルの樹脂パーツが色褪せていると、劣化感が出てマイナス要素になりやすいです。
逆に、ツヤや清潔感のある外装なら、好印象につながります。
※下に飛びます↓
フォルツァ(MF10) 個人売買(オークション・フリマ)落札相場価格
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平均 120,789円 | 30,000円~888,000円 | 219台 |
・取引台数:219台
・最高値:888,000円
・最安値:30,000円
・平均価格:120,789円

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したフォルツァ(MF10)の平均落札価格は120,789円(取引台数219台)です
フォルツァ(MF10)の最高落札された車体の特徴は?
サイドカーやトライクの老舗であるサクマエンジニアリングが手掛けたトライク仕様車両です。傷や外装の爪割れがあるとのことでしたが、画像で見える範囲はとても綺麗で状態の良さそうに見えました
カスタムの内容は以下の通り
- ・リヤホイール13インチSSRメッシュ、蛍光オレンジxブラック塗装
- ・フロントホイール、蛍光オレンジリム塗装
- ・ヘッドライト LED
- ・ヴィヴィッドパワーフェイス、他フルエアロ
- ・ステンレスステップボード
- ・インナー光沢塗装
- ・ケンウッドパワードサブウーファー(コントローラー付き)
- ・グリップヒーター
- ・ETC
- ・オールペイント
各部のエアロによってボリューム感がありつつも、全体がしっかりと引き締まった見た目になっていました
なかなかこちらの車体と似たトライク仕様での売却は珍しいかと思いますが、高額落札に繋がるカスタムなので、該当する場合は率先して狙ってみてください
フォルツァ(MF10)の高額落札された車体の特徴は?

✔ バイクショップ・業者からの出品車
✔ 整備済み
✔ オーディオパッケージが人気
✔ 街乗りに便利なライトカスタム
中古市場で高値がついたFORZA(MF10)の車両には、以下のような傾向が見られました
そして、高額落札された車体の中でも特に注目するのが2点ありました。それが「業者・バイクショップ出品車」と「オーディオパッケージ搭載車」です
業者・バイクショップ出品車
FORZA(MF10)の取引データを見ていくと、高額落札の多くがバイクショップや業者による出品で占められていました
このような安心感が買い手に伝わる分、価格も安定して上振れしやすい傾向にあります
一方で、個人出品の場合は、どうしても“整備不透明”という不安が付きまとうため、同条件でも落札価格が伸びにくい点があるのも現実です
人気のオプション装備「オーディオパッケージ」にも注目
高額落札された中には、オーディオパッケージ搭載車も多く見られました
これはFORZA MF10の中でも派生グレードとして人気が高く、街乗り用途に+αの魅力を加えているモデルです。
装備の希少性と実用性が評価されやすく、ライトカスタム車と組み合わせることで価格がさらに伸びる例もあります
売却を検討している方は、整備履歴や保管状態、追加パーツの有無を明記するだけでも印象が変わるため、事前のチェックがおすすめです
フォルツァ(MF10)・今後の見通し

- 無茶なカスタムが少ないため、中古市場ではコンディションが良ければ値が付きやすい
- 現行モデル(MF13・MF15・MF17)の影響で、価格相場は全体的に緩やかに下落中
- 買取・個人売買ともに、取引額は少しずつ落ちていく傾向が続いている
- 高く売却したいなら、事前整備と見た目の印象が重要なポイント
MF10型フォルツァは、ビッグスクーターブームが一段落し始めた2007年~2012年にかけて登場したモデルで、中古車市場には比較的ノーマルに近い状態の車体が多く流通しています
そのため、コンディションさえ良ければ買取・個人売買でも比較的評価が得やすいという強みがあるのもポイント
とはいえ、販売終了から年数が経過していること、そして現行モデルであるMF13・MF15・MF17の存在もあり、全体としては相場がじわじわと下がりつつあるのが現実です
価格が大きく崩れる前に、少しでも高く手放すには、日常整備はもちろん、タイヤやバッテリー、ブレーキまわりなどの印象にも気を配ることが重要になります
- 1.複数の買取業者に査定を依頼:
最低でも2社以上に査定をお願いし、査定額を比較しましょう。これで競争が生まれて、高額買取につながりやすくなります
- 2.オンライン査定を活用:
オンライン査定なら、自宅にいながら複数の業者と比較でき、効率的に高額査定を狙えます
- 3.個人売買も検討:
買取業者の査定額に納得できなければ、オークションやフリマサイトへの出品も視野に。出品価格の基準として査定額を活用すれば、相場より安く売ってしまうリスクを防げます
フォルツァ(MF10)を高額買取してくれるバイク買取サービスはココだ!

フォルツァ(MF10)を高く売って手放したい時に、どこの買取店に依頼をしたらいいのか悩んでしまいますよね・・。
私が1番におすすめしている方法は、最低でも2社以上に査定してもらうことです
1社だけに依頼してしまうと、あなたが乗っているフォルツァ(MF10)の価値がしっかりと評価されず、高額で売れているのか判断ができません
ただここで、2社以上に査定をしてもらえれば、買取評価に競争が起こり結果的に価格が1社に査定してもらった時よりも、高い値段がつきやすくなります
もしも、価格に納得がいかなければ、査定後でもキャンセル料は一切かかりません。自分が納得できる値段をつけてくれた場合のみ売ればOKです
一口メモ
カチエックスを利用しようとお考えの方の方に一つだけ注意点があります。カチエックスには大手買取バイク業者が参入していません。「別に大手はいらないんじゃ?」っと思う方いると思いますが、大手ならではの売却手段を持っているので、車種によっては買取価格がかなり伸びる物もあります。なので、最低でもバイクランドかバイク王には別で依頼しましょう
■フォルツァ(MF10)車体メモ
2007年、フルモデルチェンジによって誕生したMF10型フォルツァは、それまでのスクーターの枠に収まりきらないラグジュアリー感と機能性を併せ持った存在として、街を走る日常の中にさりげなくも確かな“特別感”を持ち込んだモデルです。フレームからサスペンションまでを一新し、快適性を押し上げながらも、空力特性を意識したボディラインが都会的な流麗さを演出し、見た目の艶やかさと走行時の安定感を同時に手に入れたその姿は、単なる移動手段にとどまらない「乗ること自体が気分を変える」バイクといえるでしょう。フォルツァZに搭載された“ホンダSマチック”は、オートマとマニュアルの切り替えを可能にする電子制御式変速システムで、スイッチひとつで走りのテンポを変えることができ、登り坂でもタンデムでも、自分の走りをコントロールできる気持ちよさがZの魅力です。一方で、フォルツァXはそのZから装備をシンプルに落としつつも、ハンドルカバーやホイールの専用カラーリングなど、要所に個性を残し、価格を抑えながらも「必要な部分には妥協しない」姿勢が貫かれており、日常での使いやすさを重視する人にとっては非常に現実的な選択肢といえるでしょう。さらに、2008年には“フォルツァ エクスクルーシブ・オーディオシステム”を搭載したAUDIOパッケージも登場し、高指向性スピーカーや車速連動ボリュームなどを備えたこの装備は、二輪で「音を楽しむ」という価値を本気で提案した、まさに時代の先をいく挑戦でした。MF10型は2012年のスペシャルモデルを最後に終息を迎え、後継のフォルツァSi(MF12)では軽量・シンプル路線へと回帰しましたが、それだけにMF10というモデルが果たしていた役割は、“豪華すぎない贅沢”と“実用に寄り添う遊び心”という、ちょうど良さのバランスを象徴していたと言えるのかもしれません。
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