FT500/500に引き続きダート・トラックレースから作られたFTR250
FTシリーズで早すぎた誕生であったので250ccの排気量に合わせて発売しましたが、あまり関心を呼べずにいなくなってしまったバイク
今回は、FTR250の評価からカスタムまでご紹介します
FTR250 スペック
1986年
空冷4サイクルSOHC 4バルブ単気筒エンジン
最高出力 27ps/8.500rpm
最大トルク 2.4kgm/7.500rpm
車体重量 122㎏
燃料タンク容量 7.2L
シート高 780㎜
6速MT
ひらひらと走れる楽しさ
FT400/500での経験を活かして250ccでの販売に踏み切った形で登場したFTR250
当時のGPライダー達がバイクのコントロールが抜群にうまい秘訣をさかのぼると皆が、バイクを滑らせる技術に達観していた事からフラットトラックレースの雰囲気を再度流行らせたかったのでしょう
また、最近まで発売されていたFTR223とは違い27psに車体重量が122㎏と軽量なので、タイトなコーナーが続く道で楽しく運転する事が出来る事や、ダートでのスライドさせてコントロールする楽しみを教えてくれる唯一のバイクだったとも言えます
また、キャブレターは加速ポンプがついてるのでレスポンスも良くグイグイと加速感を味わえる
古すぎて純正部品が出てこない
3年間しか発売されてないので球数も少ない事や純正部品が出てこない。
ただ、ホンダの場合はある一定その部品を欲している事がわかると後から出してくれたりするが、台数が集まるかどうかが肝になっている
FTR250の最高速度は
個体差もあるかもしれませんが、おおよそ120㎞前後と言われています
ただ、振動が激しくビビリミッターが先に発動してアクセルを戻してしまうと思います。
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FTR250おすすめのカスタム
ストリートバイクとは違いレース目的によせたカスタムも多いですが、今回は街乗りの事を考えて一般的にも使えるカスタムをご紹介
FTR250 左2本出しマフラー
純正のスタイルに左だしマフラーが特徴的に見えるカスタム
ピストンは一つでも排気口はふたつあるのでツインになっているのでボリューム感がある事や、レーシーな雰囲気があるのでFTR250にはピッタリだと言えます
FTR250 トラッカーカスタム
トラッカーシートに小型化されたタンクを使ったおしゃれカスタム
色合いも落ち着いたグレーを取り入れて、ハンドル回りはヘッドライトしかないのでレースなどで使われている車両なのかもしれません
ただ、これらに保安部品を取り付ければ街中で十分に楽しく乗れそうです
FTR250 アルミタンク
アルミタンクに短いカウル付きシートを取り付けたカスタム
フレームカラーが元から赤色であるFTR250では白をベースにすると映える印象を与えます
また小型ジェットヘルメットもおしゃれなアメリカンカラーなのでオーナーさんはセンスに溢れた人なんでしょうね
何かと早い動きを見せていた結果
FTR250ではヒットを呼べませんでしたが、ヤマハが発売したTW200からストリートバイクと言うジャンルが確立され、それに乗じてホンダが作ったのがFTR223です
このFTシリーズでは記録的なヒットを呼ぶバイクになり、ホンダがしていた行動は決して無駄にはなりませんでした

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