ヤマハがTX650ccの後に発売したという事でモデル第2弾として発売されたGX750
GXシリーズの中では唯一の3気筒エンジンに駆動方式がシャフトドライブと拘りを感じられる作りながらもヒットせず、現在も旧車になっても人気はあまり高くないモデルです
今回は、GX750の評価からカスタムまでご紹介します
GX750 スペック
1976年
空冷4サイクルDOHC 2バルブ3気筒エンジン
最高出力 60ps/7.500rpm
最大トルク 6.6kgm/7.500rpm
車体重量 254
燃料タンク容量
シート高 825㎜
6速MT
1977年モデルでは、最大出力を67psに向上さえ最大トルクが6.4kgm/6.500rpmと減少している
3気筒ならではのエンジン
兎にも角にもこのバイクの特徴は3気筒エンジンである事、低速時から中回転に至るまで2気筒や4気筒とは違ったエンジンサウンドである事や、独特な鼓動を楽しめるバイクです
また、トルクが強く加速も十分な走りをする事ができるので、街中でもそんな辛い思いをする事はありません
ただ、どうしても年代物であり現代のバイクとは違うのは当たり前で、早く走ろうとは自然と思わせず、吸気音や排気音のサウンドを楽しみながらまったり走る方ができます
マイナーすぎてパーツが出てこない
また、良くも悪くもシャフトドライブって日本人は抵抗感があるような気がします。
もしくは、開発費が高くつくのか現存する日本車でシャフトドライブの車両って数点もないと思うんですよね。
リアホイールの交換ができなくなることも正直カスタムするのが好きな私としてはかなり痛手であります。
ただ、チェーン駆動よりもメンテナンスフリーであるシャフトドライブは手がかからないのは確かであり、楽だとも言えますね
GX750を買う時にエンジンを聞いて
高回転エンジンではありませんし、かと言って120°クランクと聞きなれないエンジンサウンドだと思います
そして、毎度おなじみになるJAFさんが載せてある純正サウンドは雑な音がしない車両ばかりなので参考にしてくださいね
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GX750 おすすめのカスタム
GX750 シングルシート
オリジナルでシングルシートがあったのかはわかりませんが、車体にピッタリなのでもしかしたらオプションで購入できたのかもしれません
また、サイドカバーがアルフィンカバーに変えてあり旧車らしさが目立ちます
GX750 ビキニカウル
スタイリッシュなビキニカウルではなく丸みを帯びた形状をしたカウルを使ったカスタム
個人的にはシート地のダイヤモンドステッチがカッコよくて素敵です
GX750 セパレートハンドル
GS750でセパレートハンドルを使ったカフェレーサー仕様
インナーフォーク径35ΠなのでSR400の物も使う事ができます
また、砲弾ヘッドライトの位置も良くバランスが取れていてキレイですね
GX750 社外キャスト
インターカラーにフロントホイールをセブンスターホイールを使ったカスタム
また、集合管を装着されているんですが、純正サウンドとはまったく違った鋭い音に変わるので、気に入る方も多いと思います
日本国外なら評価されてるGX750
CB750K0やZ750に対抗すべくヤマハが出したGX750は3気筒と言う事で他のモデルに比べて軽さという差別化を図りたかったのでしょう
しかし、日本国内では受け入れてもらえませんでしたが、ヨーロッパではシャフトドライブのメンテナンスフリーな部分やツアラーモデルとして人気があったモデルです。
旧車ブームの中でもどうしても無暗に値段が高騰したり、旧車会仕様などにはならずに、そのままを十分に楽しめるバイクですので、オススメですね
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