四角いデザインに、どこか”あのバイクを”創発させるデザインで人気を集めたジェリオ
ヴィンテージスクーター
今回は、ジュリオ(AF52)の評価からカスタムまでご紹介します
ジュリオ(AF52) スペック
1998年
空冷2サイクル ピストンリードバルブ単気筒エンジン
最高出力 5.1ps/6.500rpm
最大トルク 0.59kg・m/6.000rpm
車体重量 76㎏
燃料タンク容量 6.0L
シート高 710㎜
無段変速式Vベルト
可愛らしいルックスが魅力
ジュリオの形を見てピンと来る方もいるはずですが、戦後に活躍したラビットスクーターをイメージさせるデザインに仕上がっています
っと言うよりかは、ツートンカラーなのも一緒なのでほとんどラビットそのものかもしれません
ラビットと言えば、映画・三丁目の夕日でも使用されていたモデル
余談ですが、ラビット125は中古バイクサイトで販売されています
意外とお手頃な30万円弱
シート高に対してハンドルが低い
シート高に対してハンドルマウントの位置が低く、小柄な人でないと長時間の運転は疲れてしまいます
なので、全体的に女性向けと考えておいてください
またカウル類は中古相場も安定しないので、その時のタイミング次第によって値段が変わります
ジュリオに使える流用パーツ
長年乗って行くには純正パーツの把握も大切ですが、それ以上に値段を抑えて乗りたい方も居るはずです
特にスクーターは流用できるパーツがあるので上手に活かして乗って行きましょう

AF18 DIO
・エンジン
ジュリオのエンジンはDIO(AF18)をベースに使付ていますので、AF27.28.51と流用できるパーツが豊富です
もしも、黄色ナンバー登録まで検討されてる方がいれば、リード90のエンジンを流用する事も可能です
ただ、取りつけるにあたってエンジンハンガーやワイヤー類ハーネスなど延長をしなければなりませんので、お店に頼むと高額になる事を覚えておいてください
・サスペンション
フロントサスペンションがヘタってしまった場合は、他社メーカーのリアサスペンションを流用する事が可能です
ただ、硬すぎるとフロントが暴れるのでその点を踏まえて購入してください
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ジュリオ(AF52)おすすめのカスタム
純正が完成されていますので、カスタムされている方もほとんどカスタムをしていません。それでもカラーリングなどに
アクセントを加えた車両が、多く存在しますのであなたのカスタムに役立ててくださいね
リアバケット
リアキャリアの形状からボックスを装着するには困難なジュリオには
おしゃれなリアバスケットを装着したカスタムがオススメです
ホワイトウォール
鮮やかなターコイズブルー×ホワイトのオシャレなカラーリングにホワイトウォールのタイヤはマッチします
ただ、オーナーさんは遊び心もあるようで、じゃんけんミラーやヘッドライトにバイザーを装着しているのが粋ですね
インナー サイドスタンド
ヴィンテージ風な外観にパープル&ホワイトのツートンカラーはアメリカな雰囲気もあり、綺麗にしあげてある車両です
フロントスクリーン
ジュリオ専用のカスタムパーツがホンダから販売されていた事もあるのですが、把握しきる事はできませんでした
ただ、カスタム車両の用にウインドシールドやフロントキャリアを加工して取り付けると素敵な車体に仕上がります
AF35の金サスペンションにアルミキャストホイールを履かせたカスタム
リアはバギー用の極太の足回りに変更されています
特徴的なジュリオがさらに磨きがかかっていますね
懐古調なデザインが気に入れば間違いなくオススメ
年式相応のダメージはあると思いますが、ジェリオを購入する時に注意するポイントはホンダスクーターの弱点でもあるクランクのガタつきです
その点だけクリアしていれば、中古相場は高くとも10万前後で手に入れることができます
ジェリオ以外にも懐古調なスクーターはありますが、このデザインを50ccで楽しめるのはこの車両のみですね
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