KLX230/S/SHERPA(シェルパ)/SMのマフラーを交換したいんだけど、種類はどんなのがあって音に違いはあるの?
こんな疑問答えます。
2024年11月、KLX230およびKLX230Sはマイナーチェンジを受け、新たに「8BK-LX232A」という型式に変更されました。これは主に、最新の排出ガス規制に対応するためのもので、大きな構造変更は行われていません。
その少し後、2025年1月にはKLX230SMも同様にマイナーチェンジが実施されました。こちらも排ガス規制への対応が中心で、細かな仕様調整が加えられています。
さらに2024年12月には、新たなバリエーションモデルとして「KLX230 SHERPA(シェルパ)」の販売が決定。これにより、KLX230シリーズは以下の4モデル展開となりました
それぞれのモデルに合わせた選び方ができるようになった今、社外マフラーを検討している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、KLX230・S・SM・SHERPAに装着可能な社外マフラーを厳選し、排気音の特徴、性能スペック、装着イメージ画像などを詳しくご紹介しています。
気になる1本を、ぜひ見つけてください!
【POINT】
・KLX230/S/SHERPA/SMの純正マフラーサウンドの解説
・KLX230/S/SHERPA/SMのマフラー交換時に必要なガスケット
・KLX230/S/SHERPA/SMで販売されているおすすめマフ ラーの詳細

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・KLX230(2BK-LX230A)おすすめ社外マフラー&排気音まとめ7選
一つ前のKLX230(LX230A)に装着できるマフラーは別記事にて解説しています
KLX230/S/SHERPA/SMの純正マフラーサウンド

社外マフラーの排気音をチェックする前に、まずはKLX230 / S / SHERPA / SMの純正マフラー音を確認しておきましょう。
アイドリング中は非常にテンポの速い「タカタカタカ…」という軽やかなサウンドが特徴的です。
また、アクセル操作に対する応答性は良好ですが、全体的にやや籠もった音質となっており、迫力のあるサウンドという印象ではありません。
とはいえ、静かなマフラー音が好みの方や、ノーマルの外観を気に入っている方にとっては、このままでも十分に楽しめる仕上がりといえるでしょう。
純正マフラーの音を基準にしながら、これから紹介する社外マフラーの音質と、ぜひ聴き比べてみてください。それぞれの違いが、より鮮明に感じられるはずです。
KLX230/S/SHERPA/SMのマフラー交換時に必要なガスケット
- ガスケツト,EX パイプ:11061-0027
- ガスケツト,エキゾーストパイプコネクテイング:11061-1407
KLX230シリーズでフルエキゾーストタイプを装着する際は、EXパイプガスケットを1個用意しておきましょう。
【MEMO】
マフラーを販売しているメーカーによっては、ガスケットが同封されているケースもあるので、購入時にチェックしてから買うようにしてください
エキゾーストパイプコネクティン(ジョイントガスケット)は、スリップオンマフラーを装着する際に利用するケースが多いです。
【MEMO】
ジョイントガスケットは間違いなく必須になるパーツではありません、社外製のスリップオンだと中間パイプとのクリアランスを儲けてないケースもあり、液体ガスケットのみで装着する場合があります。上記のパーツは買い足すときに利用してください
KLX230/S/SHERPA/SMおすすめマフラー
まとめ
●KLX230/S/SHERPA/SM社外マフラーまとめ
・価格を抑えて交換したい場合はROUGH&ROAD KLX230 R.S.V. 4st シリーズⅢ
・フルエキで利用できるのはYOSHIMURA GP-MAGNUM105サイクロン
・公表されている排気音量が大きいのもYOSHIMURA GP-MAGNUM105サイクロン
YOSHIMURA KLX230 機械曲 GP-MAGNUM105サイクロン

[Comment]
■YOSHIMURA KLX230 機械曲 GP-MAGNUM105サイクロンの特徴:
・普遍的な形状でどの車種でも扱いやすい!
- ➡ 排気音
- ➡ スペック
- ➡ 備考・付属品
YOSHIMURAから紹介するのは機械曲 GP-MAGNUM105サイクロン



ヨシムラ製品の小排気量モデルで展開されているGP-MAGNUM105サイクロンは、スタンダードなラウンド形状+カールエンドを採用しており、万人受けしやすい親しみのあるデザインとなっています。
取り付けやすさと、車体への自然なフィット感が魅力で、カスタム初心者にもおすすめできる一本といえるでしょう。



また、カバーのバリエーションは以下の3種類が用意されています
それぞれに異なる雰囲気があり、車体カラーや好みに応じて選べるのも魅力です。
●YOSHIMURA KLX230 機械曲 GP-MAGNUM105サイクロンの音は?

低音がしっかりと主張しつつも、全体の音量はしっかりと抑えられており、耳に心地よい「程よいサウンド」に仕上がっています。実際に走行時に装着すれば、ライダーの気分を自然と高めてくれるような心地よさを感じらそうです
●YOSHIMURA KLX230 機械曲 GP-MAGNUM105サイクロンおすすめ度
出典:Webikeまずは音量と音質だが、始動時には多少ご近所に配慮する必要はあるものの、認証マフラーなので当然のことながら、爆音ということはない。ただし、低中速の加速時に特に音量が大きくなるので、住宅地や市街部ではアクセルをあまり大きく開けない走りを心掛けようと思う。
全般に、純正マフラーよりも低く、かつ鼓動感を伴った迫力あるサウンドになるので、気分的には良い。特にクルージング時には、鼓動感がありながら音量は抑制的なので、ツーリングユースでの相性はいい。性能面では、公表されているスペックデータからは、低中速は純正と差がなく、高回転でパワーアップするというイメージを持っていたが、実際には少し違った。
純正ではトップギア低速走行でギクシャクするのでギアダウンしなければならない状況でも、ヨシムラの方は粘っている感じで、低中速のトルクは意外にも向上しているようだ。ただ、低中速に関しては、レスポンスは純正の方が良く、ダートコースの走行では純正の方が楽しく走れるのではないかと思った。
高回転域では、フィーリング的にはあまり変わらないと思えたのだが、実際には車速が上がっており、同じように走っているつもりでも、ついスピードが出過ぎていたので、パワーは上がっているのだろう。
ROUGH&ROAD KLX230 R.S.V. 4st シリーズⅢ(JMCA)サイレンサー

[Comment]
■ROUGH&ROAD KLX230 R.S.V. 4st シリーズⅢ(JMCA)の特徴:
・重厚感あるデザインで、迫力ある見た目がポイント
- ➡ 排気音
- ➡ スペック
- ➡ 備考・付属品
ROUGH&ROADから紹介するのは、R.S.V. 4st シリーズⅢ(JMCA)サイレンサー

ベースとなるサイレンサー形状は楕円型、エンド部分にはコーンタイプを採用。その為、スポーティーさと存在感を両立したシルエットが特徴的で、車体全体の印象を引き締めてくれます。
このモデルは、これまでにさまざまなオフロードバイクやモタードバイク向けにも展開されてきた実績があり、耐久性や信頼性にも定評があります。
見た目のカスタム効果はもちろんのこと、安心して使える社外マフラーとして選ばれてきた一品といえるでしょう。
●ROUGH&ROAD KLX230 R.S.V. 4st シリーズⅢ(JMCA)サイレンサーの音は?

排気音は、いわゆる「バスバス」とした重低音ではなく、「バタバタ」とした軽快さが強調されたサウンドが特徴です。アイドリングや軽い吹け上がりでは少し荒々しく聞こえるかもしれませんが、それが逆にこのマフラーの個性ともいえるでしょう。
実際の走行時には、より豊かで表情のある音色を奏でてくれる可能性が高く、乗る楽しさを一層引き立ててくれそうです。
●ROUGH&ROAD KLX230 R.S.V. 4st シリーズⅢ(JMCA)サイレンサーおすすめ度
ROUGH&ROAD KLX230 R.S.V. 4st シリーズⅢ

こちらはJMCA認定モデルに比べて少し価格が抑えられています
唯一の違いは「分解が可能」であること。これにより、消音材の調整などが行えるため、競技シーンで使いたい方にはこちらのモデルがおすすめといえるでしょう
なお、排気音はほぼ同一に感じられましたが、掲載されているモデルはあくまでレース専用品となります

DELTA製バレル4が新たにKLX230シリーズに適合しています。
KLX230シリーズは、マイナーチェンジを経て全体的にシャープな外観へと変化し、より一層オフロードバイクらしいスタイルに仕上がっています。
そして注目すべきは、新たに登場したKLX230 SHERPAの存在です。
このシェルパの登場が、今後の販売数や人気の分布にどのような影響を与えるのか――その動向にも注目が集まっています。
カスタムパーツの充実も、KLX230シリーズの魅力のひとつです。
KLX230 / S / SM / SHERPA 向けのカスタムパーツをお探しの方は、以下からチェックしてみてください!
【おすすめ】
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・KLX230SMの最高買取金額は48万円!バイク買取業者とオークションどっちが高く売れるの!?
KLX230/S/SHERPA/SMの社外マフラーまとめ
過去モデルであるKLX230(2BK-LX230A)の状況を参考にすると、国内メーカーから発売される社外マフラーは、最終的に3~4本ほどで落ち着く傾向が見られました。
このことから考えると、今回のモデルでも今後大幅に種類が増える可能性はあまり高くないといえるでしょう。
どれにしようか迷っているなら、今ある中で「これ好きだな」と思えたものを選ぶのが一番かもしれません。





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