リード125のリアキャリア比較！純正・社外品の違いとおすすめを解説

ホンダ・リード125に社外製のリアキャリアを装着して、積載力を高めたいんだけど、何を基準のどんなパーツを選んだらいいの？

こんな疑問に答えます

リード125のシート下スペースは37Lと大容量ですが、さらに積載力を高めて、より快適に荷物を運ぶためには、リアキャリアの装着が有効です

この記事では、リード125に装着できるリアキャリアの種類や、それぞれの特徴を比較しながら、選ぶ前に知っておくべきポイントを解説していきます

パーツ選びの参考になれば幸いです

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純正キャリア vs. 社外キャリアを選ぶ賢いコツ！

リード125には標準装備されているリアキャリアがありますが、耐荷重が低い点が少々気にあるところ

そこで、標準キャリアと別売りキャリアのメリット・デメリットを比較しています。自分に合った選択肢を見つけましょう！

純正リアキャリアのメリットとデメリット

純正リアキャリアのメリット

・標準装備なので費用がかからない: 追加費用なしで、軽量な荷物なら積載可能
・車両との一体感: 車両のデザインと一体化しており、見た目がすっきりしている

純正リアキャリアの最大のメリットは、購入時から標準装備されているため、初期費用が発生しないことです

シート下のスペースが豊富で、リアボックスやキャリアを必要としない方であれば、十分に対応できます

純正リアキャリアのデメリット

・耐荷重が低い: トップケースの重さも含まれてしまうので、内部に入れられる重量が限りなく少なく、ヘルメット1つでも超過してしまう可能性ある
・汎用性が低い: トップケースの取り付けには、専用のプレートが必要で、種類が限られる

純正リアキャリアの最大のデメリットは、耐荷重が低い点です

リアキャリアの最大積載重量は、トップケースの重量も含まれるため、実際に積める荷物の量はさらに少なくなってしまいます

そのため、ヘルメット1つでも重量制限に達してしまう可能性があり、荷物を多く運びたい方には不向きに感じてしまうケースも

社外リアキャリアのメリットとデメリット

社外リアキャリアのメリット

高い耐荷重: 5kg–10kg程度の耐荷重があり、重い荷物や大型のトップケースを装着可能
汎用性が高い: 様々な種類のトップケースに対応できる汎用性の高いキャリアも存在する
デザインの自由度が高い: 車両のスタイルに合わせて、様々なデザインのキャリアを選ぶことができる

社外リアキャリア最大のメリットは、5kg以上の積載が可能になる点です

これにより「荷物が多くて困る」という悩みから解放され、バイクでの行動範囲が広がります

特に日常のお買い物からプチツーリング、バイクデリバリーと幅広い用途で使いやすくなるのもポイント

社外リアキャリアのデメリット

・費用がかかる: 購入費用に加えて、取り付け費用も必要になる場合がある
・車両への影響: 取り付けによっては、車両の外観やバランスが変わる場合がある

社外リアキャリア最大のデメリットは、購入費用と取り付け工賃が発生する点です

社外キャリア本体が1万円から2万5千円前後し、そこに取り付け工賃が約1万円前後かかります

さらに、トップケースを持っていない場合は、より負担となってしまうので、積載力をアップするには何かとお金がかかります

リード125の純正リアキャリアの最大積載重量

ホンダが発表している純正キャリアの最大積載重量は3.0kgです

これにはキャリア本体の重量も含まれるため、実際に積める荷物の量はそれより少ない場合があります

積載の際には必ず重量を計算し、過剰な荷物を載せないよう注意しましょう

【MEMO】
ここから先は憶測ですが、安全マージンを確保するために、かなり厳しめに見積もっている可能性があります。つまり、実際の耐荷重はもう少し余裕があるかもしれませんが、過信せず、慎重に荷物を積むことが重要です。キャリアや車体への負担を減らすためにも、適切な積載を心がけてください

リード125おすすめリアキャリア

まとめ
●リード125おすすめリアキャリアまとめ
・最安値で買えるのは：ネクストステージ リアキャリア
・最大積載重量が15Kgと豊富なのも：ネクストステージ リアキャリア
・キャリアに荷物をくくりつけられるのは：KIJIMA リアキャリア

KIJIMA リード125 リアキャリア

【POINT】
■こんな人におすすめ
・リアキャリアらしいシンプルなデザイン
・直接物を固定するにも適した形状
■こんな人にはおすすめしづらい
・取ってつけた感は否めない

キジマから販売されている「リアキャリア」は、メインキャリアからフラットに取り付けができ、積載がしやすい形状が特徴的なアイテム

荷掛けフック位置も4ヶ所あり、ゴム紐を使って直接キャリア天面に物を固定しやすくなります

■KIJIMA リード125 リアキャリアのレビュー

Dio110・リード125専用なので取り付け簡単で、見栄えも良い。
トップケースのベースとして使うなら、とにかくパズルなので工夫が必要。
SHADのトップケースSH33を取り付けてみたが、ネジ位置合わせるのに苦労した。
とりあえずは、これで使用してみて不具合あればSHADの専用フィッティングベースに変更しようと思う。トップケースを使わない人ならば、非常に良い製品なのでおすすめします。

リード125（JK12）への取付問題なくできました。商品ページには記載がないですが、M8×25のキャンプボトルとM8のフランジナットが各4個付属されており、ナットを締める工具だけ準備すれば簡単に取り付ける事ができます。

出典：Amazon

【MEMO】
KIJIMAから廃盤のアナウンスがされていますが、スライドキャリアが販売されていました。一部ECサイトで取り扱いされていますので、こちらが気になる方はチェックしてみてください

R-SPACE リード125 スライドキャリア

【POINT】
■こんな人におすすめ
・荷物をできるだけ中央に寄せて固定したい
・純正キャリアの積載量を少しでも増やしたい
■こんな人にはおすすめしづらい
・タンデム走行を考えている（スペースが狭くなる可能性あり）
・重い荷物をしっかり積みたい（耐荷重の問題）

R-SPACEから販売されている「スライドキャリア」は、商品名に書かれているようにスライド機能を備えたキャリアです

積載スペースを確保しながらも、荷物を中央に寄せて固定できる設計になっています。純正キャリアの上に装着するタイプのため、耐荷重のバランスには注意が必要です

【注意点】
■耐荷重の矛盾：
・メーカー公表の最大積載量は10.0kgですが、純正キャリア本体の耐荷重は3.0kgのため、過信は禁物。荷物の積み方には十分注意が必要
■スライド機能と荷重分散：
・キャリアをスライドさせることでシートを開閉しやすくする仕組みだが、固定時には荷物を中央に寄せる設計になっている。そのため、荷重を分散させる意図があると考えられるが、耐荷重オーバーには注意
■タンデム不可の可能性：
・スライド機能を縮めて固定することで、後部座席のスペースが狭くなり、タンデム走行ができなくなる可能性がある。メーカーの注意書きには明記されていないが、装着を検討する際にはこの点を考慮しておいたほうが良さそう

■R-SPACE リード125 スライドキャリアのレビュー

リード125に80Lトップボックス装着のために購入して使用しています。シート下の収納を開ける際にスライドさせて使用できるので、とても便利です。ただ、スライドレールの部分が、路面の段差で多少ガタガタ音が気になります。

出典：Amazon

ネクストステージ リード125 リアキャリア

【POINT】
■こんな人向けにおすすめ
・トップケースのベースとしてキャリアを使いたい
・シンプルなデザインのキャリアを求めている
■こんな人にはおすすめしづらい
・重い荷物をそのままキャリアに載せたい（耐荷重に注意）
・積載能力の大幅な向上を期待している

ネクストステージから販売されている「リアキャリア」は、トップケースベースとして使用できる、スタイリッシュなプレート調デザインのアイテムです

外観は、デイトナ製マルチウイングキャリアの天面板を彷彿とさせる形状で、スタイリッシュな印象。カラーはブラック塗装が施され車体デザインにしっかり馴染む仕上がりに

メーカー公表値の最大積載量は15kgですが、リード125の純正キャリア本体の耐荷重は3.0kg

そのため、このキャリアを装着することで劇的に積載能力が向上するわけではなく、あまり過信しない方が良い点に注意が必要です

トップケースの取り付けを主な目的として使用するのが理想的と言えるでしょう

■ネクストステージ リード125 リアキャリアのレビュー

アルミでは無い、思いっきり鉄、でもそれでイイ。安心感はあります、SHAD40を取り付けました、穴開け不要で取り付きました。マグネットで取り付けたい物があったので鉄で良かった。

出典：Amazon

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リード125は純正キャリアが装着されているため、社外品は少ない状況となっています

この他のパーツを組み合わせて積載性をさらに向上させましょう

リード125リアキャリアまとめ

・商品名	KIJIMA リアキャリア	R-SPACE スライドキャリア	ネクストステージ リアキャリア
・画像
・材質	スチール製	–	スチール製
・カラー	ブラック	ブラック	ブラック
・サイズ	天板サイズ 縦：200mm 横：240mm	長さ：450mm 幅：370mm	–
・最大積載量	5kg(BOX等の重量も含む）	10.0Kg	15Kg以内
・適合モデル	JF45 / JK12	JF45 / JK12	LEAD125
・参考価格	9,350円	22,800円	9,080円

リード125リアキャリアの情報をまとめると、この様な結果になりました

最安値はネクストステージ

最も安価な選択肢はネクストステージ リアキャリアで、参考価格は9,080円。コストパフォーマンスを重視したい方に最適です

最大積載量が最も多いのもネクストステージ

ネクストステージ リアキャリアは、最大積載量15kgまで対応しており、他のキャリアに比べて高い積載能力を誇ります

重い荷物や大型のトップケースを装着する際に便利ですが、耐荷重を過信しないようにしましょう。過剰な積載は、キャリアや車体への負担を増加させ、安全性のリスクが高まります

天面に物を固定できるのはKIJIMAだけ

KIJIMA リアキャリアの特徴的なポイントは、天面に物を固定できることです。これにより、トップケース以外にも荷物を直接載せることが可能

この機能は、他のキャリアでは実現できないので、荷物の積載方法に柔軟性を求める方には特におすすめします

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最後に各キャリアの特徴をまとめておきますので、こちらを参考にしてください

■KIJIMA リアキャリア
・特徴: 天面に物を載せられる唯一のキャリア
・最適な使用者: 荷物をシンプルに積む人、柔軟な積載方法を求める人
・最大積載量: 5kg（ボックス等の重量含む）
・注意点: 天面に物を載せる際は、荷物の重さを適切に調整すること

■ネクストステージ リアキャリア
・特徴: 最大積載量15kgで、より多くの荷物を運べる
・最適な使用者: 重い荷物や大型トップケースを運ぶ人
・最大積載量: 15kg以内
・注意点: 耐荷重を過信しないこと。積載のバランスに注意

■R-SPACE スライドキャリア
・特徴: スライド機能で荷物を中央に寄せて固定
・最適な使用者: 便利さを重視し、荷物を中央に寄せて積むことを好む人
・最大積載量: 10.0kg（キャリア本体の耐荷重は3.0kg）
・注意点: 積載方法に十分注意し、耐荷重オーバーを避けること

【おすすめ】
・LEAD125(8BJ-JK12)おすすめ社外人気マフラー&排気音まとめ

リアキャリアを使わずトップケースプレートを利用したい場合は

リアキャリアは使わず、リード125のキャリア部分を使ってトップケースを固定したい方は、以下のアイテムを使って装着しましょう

HONDA リード125 トップボックス 35L

・参考価格：20,900円
・取扱説明書：こちらをタップ
・別途必要になるパーツ：リアキャリアベース、シリンダーセット

ホンダ純正オプションのトップケースは、ノーマルキャリアにリアキャリアベースを固定でき、スムーズに装着できるアイテムです

35Lの容量があるため、フルフェイスや小物、雨具なども同時に収納可能。日常使いからツーリングと幅広いシーンで活躍すること間違いありません

WorldWalk リード125 リアボックス装着用アタッチメント

・ステー：ステンレス
・適合モデル：EBJ-JF45 / 2BJ-JF45 / 8BJ-JK12　
・参考価格：4,290円

既にトップケースやリアボックスを持ってる方におすすめなのが、WorldWalk製の「リアボックスアタッチメント」です

純正キャリアの穴にトップケースを固定するためのアタッチメントを装着し、角度を変更しながら調整可能にした製品です。

これなら各キャリアベースにも対応可能なため、様々なリアボックスを取り付けられます

■ネクストステージ リード125 リアキャリアのレビュー

giviもshadもダイジョブです。
近くに大きなホームセンターがあれば格安で自作できます。
うちのそばのホムセンにはこのタイプのステーがまったく取り扱いがなく諦めました。

リード125に1番コスパ良いフィッティングだと思いますが、それでもこの部品構成ならもう少し安価が妥当かなと思います。自然な感じでトップケースは付けることができ、部品強度など、部品自体は問題なし

出典：Amazon

自分に合ったタイプを選んで積載力をアップしてください！

リアキャリアこそ多くありませんでしたが、それでも様々なアイテムを活用すれば、シート下以外のスペースができ、積載力をさらに高められます。あなたの好みにあったパーツを取り入れて、より荷物を載せれるリードに仕上げましょう！