NS250Rのフルモデルチェンジ車両として誕生したNSR250R(MC16)
打倒 TZR250を掲げられて作成されたマシンは頭1つ跳びぬけた性能を発揮していました
今回は、NSR250(MC16)の評価からカスタムまでご紹介します
NSR250(MC16) スペック
1986年
水冷2サイクルケースリードバルブV型2気筒エンジン
最高出力 45ps/9.500rpm
最大トルク 3.6kg・m/8.500rpm
車体重量 141㎏
燃料タンク容量 16L
シート高 750㎜
6速MT
打倒TZR250を掲げていたホンダが、レーサーRS250Rと共同開発によって作ってしまった化け物みたいなレプリカマシン NSR250R
目の字断面アルミツインチューブフレームにV型2気筒エンジンと公道には必要ないレベルの装備とバブリーな時代を感じる仕上がりになっています
特に、初期型NSRと言えば3本スポークにフロントキャリパーが型押し2ポットなのは
有名ではありますが、正立フォークのπ数も39㎜と細かったりします
当時としても2万台も売れたマシンですが、現在はあまり見かける
機会も少なくなってきているオートバイです
特に電装系は購入前にチェックすべき
年代もそこそこ経っているMC16は電装系に弱点が多い車両です
特にCDIは、結構な頻度で壊れてしまいます
対策された社外品を取り付けてもパンクしてしまうので、リビルド品を取り扱っているお店で購入するか、中古純正品を多めに持っておくと安心です
MC16に流用できるパーツは?
純正は廃盤になっているレギュレーターも社外品で対応する事が可能です
リアタイヤが純正で18インチから17インチ化には、VT250スパーダのハブとカラー、ホイールがあれば加工をほとんどせずに取り付ける事ができます
また、CBR250用のリアホイールも流用可能です
ただし、純正フェンダーのままだと擦ってしまうので、取り外すか変形させるのが無難です
リアショックは88式の物が流用可能ですが、1㎝ほど上がってしまうのでケツ上がり気味になります
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NSR250R(NC16)おすすめのカスタム
この後に登場した88式NSRに比べるとカスタム車両も少なく、オリジナルで綺麗に乗られている方が多いですね
その中でも個性的な車両をピックアップしてきましたので、あなたのカスタムに参考にしてみてください
NSR250R(NC16) オリジナル
純正を維持したオリジナルの車体
カスタムとは違いますが、綺麗に乗られている車体なので思わず
レプリカとなると綺麗な状態で維持をするのは難しいので、これから綺麗な状態を維持して乗る方には参考になりますね
NSR250R(NC16) 耐久カウル
丸目ヘッドライトに片目つぶしとレーシーな雰囲気を感じるカスタム
あえて、中間のカウルを取り外した仕様で、各部をブラックアウト化しながらフレームは鏡面に近いほど磨きこまれた特徴的な一台です
少しNSRシリーズの中でも人気が薄いMC16もこのように仕上げれば素敵な一台に変化していきますね
NSR250R(NC16)星形コムスターホイール
トリコロールカラーに星形キャストを取り入れたNSR500レプリカ仕様
ヘッドライト部分にはカバーを取り付けてあるみたいですが、簡単に取り外す事ができるそうです
それにしても出来上がりが素晴らしい
NSR250の伝説が始まる
TZR250やRGV250も非常に優秀ではありますが、やはりNSRはその中でも素晴らしい特性を持った車体です
この後に、 発売されたNSR250R/SP(MC18)がNSR至上最速と呼ばれる88年式の登場です
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