ホンダ・PCX125を売ろうと思っているんだけど、バイク買取業者と個人売(オークション・フリマ)どっちが高い値段で売れるの?相場はいくら?
こんな疑問に答えます
2010年から販売がスタートしたPCX125は、原付二種スクーターの中でも異例のヒットモデルとなり、爆発的な人気を維持したまま現在に至るまでロングセラーとして支持され続けています
そんなPCX125を手放す際に
と気になる方も多いのではないでしょうか?
このページでは、PCX125の実際の買取データと、個人売買(オークション)での落札事例を比較し、あなたに合った売却方法をわかりやすく紹介します
まずは、最新のPCX125の買取相場を見てみる
※しつこい電話・強引な勧誘は一切ありません。キャンセルも自由です!
なぜバイク買取業者とオークションを比較するのか?

| ◆方法 | 〇メリット | ×デメリット |
|---|---|---|
| バイク買取業者 | 素早く売却ができ、手間がかからない | 相場よりも安く買われる可能性がある |
| 個人売(オークション・フリマ) | 高値で売れる可能性があり、自分が希望する値段で販売できる | 売却まで時間がかかる上に廃車手続き、商品説明文の作成、画像の撮影などの手間が発生する |
オートバイを売る手段として利用しやすいのが、バイク買取業者に依頼する。もしくはオークションなどの個人売買に参加する事です
バイク買取業者の場合は、気軽に査定ができ手早く売却ができます。オークションは自分が売りたい価格でじっくりと販売ができます
ただ、ここで注意してもらいたいのが、買取とオークションでは同じ車種でも見られている個所に違いがあり、片方だと高額でまた片方だと安くなると言った場合があります
この情報を知らずに売ってしまえば、あなたが損をする可能性が非常に高くなってしまいます
そうならない為にも両方で高額に売れた車種の特徴を知り、自分の車体と比較をしながら1円でも高く売れる場所を探していきましょう!
結論!特殊カスタム車は個人売買を優先!純正やライトカスタムならバイク買取を利用すべき!

- 特殊カスタム車は個人売買のほうが高値になりやすい
- 純正〜ライトカスタム車はバイク買取のほうが安定して高水準
- 手間なく売るならバイク買取が断然おすすめ
PCX125の買取・個人売買の取引データ
| 売却場所 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 取引台数 |
|---|---|---|---|---|
| バイク買取 | 320,000円 | 30,000円 | 182,266円 | 753台 |
| 個人売買 | 1,300,000円 | 25,000円 | 142,647円 | 920台 |
個人売買の最高価格は驚くような金額になっていますが、これはショーモデルに近いカスタム車や、ルーフ付き・トライク仕様といった特殊なカスタムが施された車両が該当します。
こうした一品物は「刺さる人には非常に刺さる」ため、高値になりやすいのです。
ただし、一般層には受けづらく、売れるまで時間がかかるリスクもあるため、特殊仕様の方は個人売買を優先するのがベターです。
一方で、バイク買取では新型のJK05を中心に、どの型式でも高水準な査定が出やすい傾向にあります。また近年は以下のようにサービス自体も進化しています。
以前のような「面倒で安く見積もられる」印象とは異なり、今はスピーディーかつ納得の価格で売れる環境が整ってきています。
その為、特に目立つカスタムがない車両や、なるべく手間をかけずに売却したい方には、バイク買取の利用がおすすめです。
PCX125 バイク買取のポイント
PCX125 個人売買のポイント
PCX125 買取相場価格
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| 平均 182,266円円 | 30,000円~320,000円 | 753台 |
| 車種名 | 年式 | 走行距離 | 売却価格 | 事故・立ちごけ | カラー |
|---|---|---|---|---|---|
| PCX125 | 2024年 | 100〜999km | 320,000円 | なし | グレー |
| PCX125 | 2024年 | 5,000〜9,999km | 318,000円 | なし | ブラック |
| PCX125 | 2022年 | 1,000〜2,999km | 318,000円 | なし | ブラック |
| PCX125 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 315,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2024年 | 1,000〜2,999km | 312,000円 | なし | ブラック |
| PCX125 | 2023年 | 100〜999km | 312,000円 | なし | ブラック |
| PCX125 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 311,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 310,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2023年 | 100〜999km | 309,000円 | なし | グレー |
| PCX125 | 2024年 | 100〜999km | 308,000円 | なし | ブラック |
| PCX125 | 2023年 | 100〜999km | 308,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2023年 | 100〜999km | 306,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2023年 | 100〜999km | 306,000円 | なし | ブルー |
| PCX125 | 2024年 | 100〜999km | 303,000円 | なし | ブラック |
| PCX125 | 2023年 | 100〜999km | 302,000円 | なし | ブラック |
| PCX125 | 2023年 | 3,000〜4,999km | 302,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2023年 | 10,000〜14,999km | 301,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2023年 | 100〜999km | 300,000円 | なし | ブラウン |
| PCX125 | 2023年 | 100〜999km | 300,000円 | なし | ブラウン |
| PCX125 | 2023年 | 5,000〜9,999km | 300,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2023年 | 3,000〜4,999km | 300,000円 | なし | ブラック |
| PCX125 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 300,000円 | あり | ブラウン |
| PCX125 | 2021年 | 5,000〜9,999km | 299,000円 | なし | レッド |
| PCX125 | 2024年 | 3,000〜4,999km | 299,000円 | なし | ブラック |
| PCX125 | 2023年 | 10,000〜14,999km | 299,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2022年 | 100〜999km | 299,000円 | なし | グレー |
| PCX125 | 2022年 | 5,000〜9,999km | 298,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2023年 | 100〜999km | 298,000円 | あり | ブラウン |
| PCX125 | 2022年 | 100〜999km | 298,000円 | なし | ホワイト |
| PCX125 | 2021年 | 1,000〜2,999km | 298,000円 | あり | ブラック |

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したPCX125の平均買取価格は182,266円(取引台数753台)です
PCX125・型式ごとの買取相場の傾向
PCX125(JF28)の買取相場

2010~2013年に販売された初代PCX(JF28)は、年式的に古さはあるものの、中古での人気はまだまだ人気が健在。
実際、10万円以上で取引された例が20件以上あり、状態次第では高値も期待できます。
なかでも評価されやすいのは、街乗り向けにライトカスタムされた車両。リアボックスやグリップヒーターなど、実用性を高めたパーツがプラス査定につながる傾向にありました。
ただし、カスタム内容は査定時に伝わりにくいこともあるため、どの部分をどう変更したか、簡単にメモにまとめておくのがおすすめです。
古さに不安を感じるかもしれませんが、初代ならではの魅力に価値を感じる層も多く、条件がそろえば十分な査定額が狙えるモデルといえるでしょう。
PCX125(JF56)の買取相場

2014~2017年に販売された第二世代PCX(JF56)は、スタイリッシュなデザインと装備の充実が評価され、買取市場でも高水準の取引が続いています。
平均価格は11万円台、なかには18万円以上の高額査定もありました。
特徴的なのは、細かいキズやサビが多少あっても、大きな減額につながっていない点。全体の印象や手入れの程度がしっかりしていれば、過剰に気にする必要はありません。
また、ワンオーナーで走行距離の少ない車体は特に高く評価される傾向にあり、履歴が明確な点も査定時の安心材料になります。
状態さえ良ければ、JF56はまだまだ高値が狙える世代といえます。
PCX125(JF81)の買取相場

2018〜2020年に販売されていた第三世代PCX(JF81)は、見た目や仕様は現行モデルとは異なるものの、比較的新しい年式ということもあり、相場は高めで安定しています。
最高22万円超、平均でも17万円台という水準は、125ccクラスでもなかなかの実績といえるでしょう。
査定ではノーマル車が中心ですが、リアキャリア+トップケースといった積載重視のライトカスタムも高く評価されていました。ドレスアップよりも、日常での使い勝手を意識した内容がポイントです。
今後は年式が進むことで徐々に落ち着く可能性もありますが、今のところはしっかりと値段がついている状態です。手放すにはまだ良いタイミングといえますね。
PCX125(JK05)の買取相場

2021年にフルモデルチェンジを受け、第四世代へと進化したPCX(JK05)。モデルイヤーによって細かい仕様の違いはあるものの、型式としては一貫してJK05が使われています。
現行モデルということもあり、買取相場は非常に高水準。走行距離が伸びている車体であっても、需要の高さからしっかりと値が付いているのが大きな特徴です。
特に、外装が綺麗な車体や、ノーマルに近い状態のものはさらに高評価に。乗り換えや買い替えを考えているなら、まさに“今が売り時”といえるタイミングです。
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PCX125の高額査定された車体の特徴は?

✔ 高年式なほど有利に働く
✔ 走行距離は少なめが好印象
✔ 整備された状態の良い車両
✔ カスタムはそのまま評価される傾向
高年式なほど有利に働く
バイクの市場価値は年式に大きく左右されます。PCX125の場合、2022年式よりも2023年以降の車両に明確な高値傾向が見られ、数万円単位で差が生まれることも。
新車から近いほど、購入検討者にとっての安心材料となるため、高年式は価格アップの強力な要素といえるでしょう。
走行距離は少なめが好印象
実際に走った距離はバイクの「消耗度」を示す目安のひとつです。特に1,000km未満の車両は新車に近い扱いを受けることが多く、買取業者・個人ともに人気が高くなります。
逆に5,000kmを超えるとやや価格に影響が出やすいため、距離が少ないうちの売却はひとつの狙い目です。
整備された状態の良い車両(事故・立ち転け・保管環境)
外装の綺麗さはもちろんですが、保管環境やメンテナンス歴も価格に直結します
地下駐輪場やガレージでの保管、雨風や直射日光を避けていたといった情報は、それだけで価値を押し上げます。また、事故歴や立ち転けがないことは、購入検討者の安心材料。売却時にはこうした情報も丁寧に伝えるのがポイントです。
カスタムはそのまま評価される傾向
カスタム=減額というのは過去の話。現在は、日常使いに便利なパーツが装着されている車両ほど好まれる傾向にあります。
特に通勤用途での利用が多いPCX125においては、「すぐに使える」「実用的な装備がある」ことが購入者にとって魅力となり、そのまま評価に反映されるようです
[MEMO]
高額買取され中でも「純正パーツ持ち」「ノーマルパーツあり」の場合は、価格が伸びやすい傾向でした。なので、カスタムパーツを装着した際に外した部品をお持ちであれば、買取時に一緒に申告してみてください
PCX125の買取についてのQ&A
- QPCX125の走行距離で影響が出やすいのは何キロから?
- A
まず前提として、「走行距離が全てではない」という点を押さえておきましょう。もう一つの重要な視点は型式ごとに評価基準が異なるということです。
その上で、おおよそ4万kmを超えると買取額に影響が出やすい傾向があります。
特に旧型のJF28やJF56では、距離の伸びによるマイナス評価が強く出がちです。とはいえ、新型のJK05では6万kmを超えていても26万円以上で取引された実例もあります。
つまり、距離だけでなく「年式・外装の状態・整備歴・カスタム内容など総合的に判断される」といえます。
- Q安く買われてしまうPCX125に共通点はある?
- A
はい、あります。特に買取価格が大きく下がるのは、事故によってフレームが歪み「まっすぐ走らない」車体です。また、カウルやパーツの欠損がある車両も減額の対象になりやすいです。
とはいえ、こうした車体でも数万円単位の価格はつくケースがほとんど。廃車にして処分費用がかかるより、少しでもお金になる方がはるかに有利と言えます。
※下に飛びます↓
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PCX125 個人売買(オークション・フリマ)落札相場価格
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| 平均 142,647円 | 25,000円~1,300,000円 | 920台 |
・取引台数:920台
・最高値:1,300,000円
・最安値:25,000円
・平均価格:142,647円

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したPCX125の平均落札価格は142,647円(取引台数920台)です
PCX125の最高落札された車体の特徴は?
画像の掲載はできませんが、イメージしやすい例としては、ビッグスクーターブーム時代に流行した「ロングホイールベース+ローダウン」スタイルを現代風に仕上げた1台です。
このような外装・仕様に惹かれる方には、間違いなく刺さる内容といえるでしょう。
カスタムは以下の通りです。
- GOTTYフロントマスク
- 純正スクリーンマッドブラックペイント
- 前後ホイール 3ベーク3コートゴールド&ブラックペイント
- ヘッドライトオリジナル加工&フォグランプ(FフェンダーL取付)(各オンオフスイッチ付き)
- GOTTYワンオフロンホイ50センチ
- ワイヤー類特注ロング仕様
- GOTTYオリジナルバックナンバーマフラー
- GOTTY特注オリジナル低反発あんこ抜きシート
- テールライトLEDシーケンシャル仕様
- エンジンヘッドマッドブラック特注ペイント
- 前後スーパーローダウン
- オリジナルセパハンアップダウン調整付き
- GOTTY フルLEDレッド電飾 オンオフスイッチ付き
- エンジン周りカーボンパーツ各種
- GOTTYワンオフファイナルカバー
- GOTTYワンオフナンバープレート取付
全体として、好みは確実に分かれる仕様ではありますが、こうしたスタイルに魅力を感じる方にとっては、唯一無二ともいえる1台です。
特に個人売買市場では、その個性が高く評価される可能性もあるでしょう。
PCX125の高額落札された車体の特徴は?

✔ 高額なカスタムがされている
✔ 新型モデル(JK05)の人気が高い
✔ 走行距離が3,000km以内の低走行車
✔ 整備済みで保管環境が良好な車両
高額なカスタムがされている
高額売却が狙える代表的なパターンが、ルーフ付きやトライク仕様などの「一点物に近いカスタム」が施された車両です。
こうした改造車は、一般のバイクユーザーではなく、「この仕様を探していた!」というピンポイントな層に刺さるため、個人売買で驚くような価格がつくこともあります。
万人受けはしませんが、合う人にとっては代えの効かない一台となるのです。
新型モデル(JK05)の人気が高い
2025年にはJK05のマイナーチェンジが行われ、外装やヘッドライトに大きな変化が出る見込みです。
こうした新型の登場は、「古くなる前に売っておこう」という動きと「今の型が好きだから探す」という動きの両方を加速させます。
そのため、JK05だけでなくJF系など過去モデルの相場にも影響を与えており、売却タイミングとしては好機といえる状況です。
走行距離が3,000km以内の低走行車
バイク全般に言えることですが、走行距離は買取価格に直結する重要な要素です。
とくにPCXのように通勤・街乗りに使われる車両では、走行距離が少ない車体は「当たり」とされます。
とくに3,000km以内であれば使用感が極めて少なく、整備コストもほぼかからないため、業者・個人問わず高く評価されやすいでしょう。
整備済みで保管環境が良好な車両
見た目と中身の両方が良い状態に保たれている車両は、「乗り出しやすさ」が高評価に直結します。
タイヤや駆動系などの消耗品が交換済みであれば、購入者側は余計な出費を抑えられるため、そのぶん高値がつきやすい。
さらに、整備記録やパーツ交換の記録がある車両は「信頼できる車両」として扱われやすくなります。
PCX125・今後の見通し

- PCXは原付二種スクーターの中で不動の人気を誇る
- 他メーカーの類似車が出ても地位は揺らいでいない
- 型式に関係なく安定したリセールが期待できる
PCX125は、原付二種スクーター市場において常にトップを走り続けている車種です。
そのポジションは、ヤマハやスズキといった他メーカーが似たスタイルの競合モデルを投入しても変わらず、むしろ「PCXブランド」ともいえる存在感を確立しつつあります。
もちろん、モデルチェンジを重ねる中で技術面の熟成も進んでいますが、それ以上にブランド力が評価の底支えとなっている点は見逃せません。
このことは、売却を考えているユーザーにとっても非常に大きな安心材料です。どの型式であっても需要があるため、買い叩かれる心配が少なく、納得のいく価格で売れるというのはPCXならではの強みといえるでしょう。
乗り換え・買い替え・バイク卒業のどのタイミングでも、安心して手放すことができます。
- 1.複数の買取業者に査定を依頼:
最低でも2社以上に査定をお願いし、査定額を比較しましょう。これで競争が生まれて、高額買取につながりやすくなります
- 2.オンライン査定を活用:
オンライン査定なら、自宅にいながら複数の業者と比較でき、効率的に高額査定を狙えます
- 3.個人売買も検討:
買取業者の査定額に納得できなければ、オークションやフリマサイトへの出品も視野に。出品価格の基準として査定額を活用すれば、相場より安く売ってしまうリスクを防げます
PCX125を高額買取してくれるバイク買取サービスはココだ!

PCX125を高く売って手放したい時に、どこの買取店に依頼をしたらいいのか悩んでしまいますよね・・。
私が1番におすすめしている方法は、最低でも2社以上に査定してもらうことです
1社だけに依頼してしまうと、あなたが乗っているPCX125の価値がしっかりと評価されず、高額で売れているのか判断ができません
ただここで、2社以上に査定をしてもらえれば、買取評価に競争が起こり結果的に価格が1社に査定してもらった時よりも、高い値段がつきやすくなります
もしも、価格に納得がいかなければ、査定後でもキャンセル料は一切かかりません。自分が納得できる値段をつけてくれた場合のみ売ればOKです
[POINT]
【重要】最低限やるべきこと
「CTN + 大手(バイク王 or バイクランド)」の2つを利用する!
理由は
・CTN:中小の専門店が多く、独自の強みあり
・大手:自社販路、海外輸出、買取強化キャンペーンあり
この2つを併用するだけで、数万〜数十万円の差が生まれることも。
さらに高額を狙うなら下記のランキングから、気になるサービスを追加で利用してみましょう。査定は何社出しても無料です。多ければ多いほど、最高額を引き出せる可能性が高まります。
■PCX125車体メモ
PCX125は、2010年の日本発売以降、都市生活に寄り添うスクーターとして独自の進化を遂げてきました。初代モデルでは、当時まだ珍しかったアイドリングストップ機能や前後連動のコンビブレーキを装備し、燃費性能と快適性を両立。50ccでは物足りず、かといって250ccのビッグスクーターでは持て余す──そんなユーザー層にとって、“ちょうどいい”存在としてヒットしました。タイ生産による価格設定も、原付二種への乗り換えを後押しした要素のひとつです。その後、2014年に入ると、PCXはデザインと装備の両面で大きく進化します。フルLEDの灯火類により夜間の視認性が向上し、視覚的な高級感もアップ。燃料タンクの容量も増やされ、日常使いに加え、少し遠出したいライダーのニーズにも応える形となりました。この頃から「PCX=上質な原二スクーター」という印象が定着し始めます。2018年のモデルチェンジでは、フレーム構造を見直し、足まわりもワイドタイヤ化。単なる街乗りバイクではなく、走りに安定感と楽しさを加えた仕上がりとなりました。見た目もより立体的で流れるようなデザインに変更され、実用性とデザイン性の両立が図られています。また、このモデルからスマートキーが採用され、利便性は一気に現代的なレベルに。そして2021年、PCXは第4世代へと移行します。環境性能を重視したeSP+エンジンの搭載に加え、ホンダのトラクションコントロールシステム(HSTC)を導入。これにより、日常的な利用の中でも、濡れた路面や砂利道での安心感が格段に増しました。ホイール径の変更や前後タイヤのワイド化も、よりスムーズな走行性能を支えています。USB Type-C電源の採用など、現代的な装備にも抜かりはありません。2023年には排ガス規制への対応とともにマイナーチェンジを実施。デザイン自体は大きく変わらないものの、新たなカラーバリエーションが加わり、ユーザーの選択肢を広げる形で継続販売されました。そして2025年、再び外観がリファインされ、PCXは新しいフェーズへと踏み出します。欧州仕様で採用されたカラー液晶メーターなどの装備は国内では未導入とはいえ、基本性能の高さとスタイルの完成度は健在です。成熟した原付二種として、今なお多くのユーザーから選ばれ続ける理由は、この絶え間ないアップデートと実用性のバランスにあるといえるでしょう。














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