1985年に発売されたTZR250(1KT)のエンジンをベースに作られた新たなネイキッドR1-Z「通称 アール・ワン・ゼット(ズィー)」
RZ250よりも中古が安く購入できる事から人気な2stネイキッドです
今回は、R1-Zの評価からカスタムまでご紹介します
R1-Z スペック
1990年
水冷2サイクルクランク室リードバルブ2気筒エンジン
最高出力 45ps/9.500rpm
最大トルク 3.7kg・m/8.500rpm
車体重量 152㎏
燃料タンク容量 16L
シート高 775㎜
6速MT
2回モデルチェンジ行われている内容を角
TZR250(1KT)のエンジンをベースにYEISを採用し、より扱いやすさを向上したマシンになって誕生したR1-Z
名前の由来は国道一号線から(Route One)そしてRZにも使われた究極と意味のZを組み合わせて名付けられたモデル
RZ250R(29L)のデザインには似ていますが、R1-Zの方がトラスフレームの効果もあってスマートに見えます
また、最近ではなくなっているキック始動できるのもポイントの1つですね
過激すぎるとフレームにやれが生じる
1KTのエンジンを搭載したとは言え、レプリカではなく
ネイキッドスタイルのR1-Zはスポーツ走行が過激になるとフレームに
よじれる感覚があります
また、年代相応の樹脂パーツの劣化も見え始めているので、リペアも必要になってくる事を頭のすみに入れておいてくださいね
R1-Zの最高速と燃費は?
完璧なコンディションであれば、R1-Zの最高速は180㎞/hです
ただ、到達する前に恐怖感が高まりますので、やめておきましょうね
また、2stなので、平均的な燃費は12~16㎞/Lと良くはありません
ここからキャブレターの変更、チャンバーの交換をするともっと悪くなっていきます
R1-Zを購入を購入する時に気を付けるポイント
最終型が発売されたのが、1992年なので
2型か3型最終型にはフレームの補強やスイングアームの補強など各部に剛性を出している事や、R1-Z
3型の最終型は、フレームナンバー(3XC-040101~)
バッテリー形式の変更や、故障がしやすいレギュレターの変更まで行われているので、安心なのはこちらかなと言えますが、
全般的に年式相応のダメージがあるため、電装系の各部品はストックしておいたほうが無難です
後期型のリミッターカット
後期型のリミッターを取り外すには、前期型のCDIに変更する事です
または、ミハラCDIなども使えますが、高価である事や
市場でなかなか見かける機会も少なくなってきます
後期型を購入しリミッターを取り外すのがこれからを考えると付き合いやすいですね
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R1-Zおすすめのカスタム
懐古調に仕上げる方と、あえてフルカウル化とTZR250に戻すカスタムを見かけますので、今回はその2つをメインにご紹介していきます
R1-Z イエローヘッドライト
イエローヘッドライトレンズに茶色いタックロールシートを取り入れたカスタム
全体的に懐古調な雰囲気に仕上げてありますが、トラスフレームの力強さは相変わらずありますね
スタイルを通してもネイキッドらしい雰囲気は変わりません
R1-Z アップハンドル
アップハンドルに、ガルアーム倒立フォークを使ったスペシャルネイキッド仕様
全体的にブラックアウト化されたデザインはシャープで雰囲気は抜群にいいです
それでいて、スポーツ走行も出来そうな装備になっているので、回して乗りたいですね
R1-Z 異形ヘッドライト
異形ヘッドライトをはめ込んだストリートファイター風なカスタム
こちらも倒立フォークを使っていますが、それよりもトラスフレームとホイールが赤く塗装されているのが、印象的です
白の膨張色に赤の指し色は綺麗に映えていますね
R1-Z ラッドカスタム
角目2灯ヘッドライトにラッドな雰囲気があるカスタム
この角度からだとわかりませんが、シートレールは一部カットされているのかもしれません
R1-Z ビキニカウル
従来のビキニカウルではなくハーフビキニカウルを取り入れたカスタム
立体感のあるビキニカウルも素敵ではありますが、トラスフレームが美しいR1-Zにはハーフビキニカウルが良く似合います
カスタムの内容もインナーフォークをアルマイト加工やフロントディスクローターをウェーブディスクなどオーナーさんの趣味が伺えますね
色合いのバランスも良く素敵なカスタムです
R1-Z レプリカ化
R1-Zを先祖返りしたレプリカスタイル
もはや、なんのカウルを使っているかも判断がつきませんが、兄貴分のTZR(1KT)よりも現代的でカッコよく装着されています
R1-Z カフェレーサー
TZタイプのシングルシートにUSヤマハのカラーが映えるカフェレーサー仕様
今回、R1-Zのカスタム画像を探していくなかで、私が1番にカッコいいと思ったスタイル
ただ、ここまでのカスタムを仕上げるには、かなりのお金と時間を要するはずなので、オーナーさんにあっ晴れですね
貴重な2stネイキッドを楽しもう
2stタイプのネイキッドは懐古調なデザインもあってファンが多い車両です特にRZ250その一人ですが、これからを考えていくと
R1-Zも同じようになっていくでしょう
また、新品パーツはまだ手には入りますが、かなり高騰していますので
パーツをストックしておくと今後も長く付き合えるはずですよ
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