スズキ・Vストローム250を売ろうと思っているんだけど、バイク買取業者と個人売(オークション・フリマ)どっちが高い値段で売れるの？相場はいくら？
こんな疑問に答えます
2017年から販売開始となったVストローム250は、アドベンチャーバイクらしい存在感と、250ccとは思えない堂々とした車体サイズで人気を集めた一台
ツーリング用途を意識した装備や快適なポジションにより、日常使いから長距離まで幅広く活躍するモデルです
そんなVストローム250を手放す際に
と気になる方も多いのではないでしょうか？
このページでは、Vストローム250の実際の買取データと、個人売買（オークション）での落札事例を比較し、あなたに合った売却方法をわかりやすく紹介します
まずは、最新のVストローム250の買取相場を見てみる
※しつこい電話・強引な勧誘は一切ありません。キャンセルも自由です！
なぜバイク買取業者とオークションを比較するのか？
| ◆方法 | 〇メリット | ×デメリット |
|---|---|---|
| バイク買取業者 | 素早く売却ができ、手間がかからない | 相場よりも安く買われる可能性がある |
| 個人売(オークション・フリマ) | 高値で売れる可能性があり、自分が希望する値段で販売できる | 売却まで時間がかかる上に廃車手続き、商品説明文の作成、画像の撮影などの手間が発生する |
オートバイを売る手段として利用しやすいのが、バイク買取業者に依頼する。もしくはオークションなどの個人売買に参加する事です
バイク買取業者の場合は、気軽に査定ができ手早く売却ができます。オークションは自分が売りたい価格でじっくりと販売ができます
ただ、ここで注意してもらいたいのが、買取とオークションでは同じ車種でも見られている個所に違いがあり、片方だと高額でまた片方だと安くなると言った場合があります
この情報を知らずに売ってしまえば、あなたが損をする可能性が非常に高くなってしまいます
そうならない為にも両方で高額に売れた車種の特徴を知り、自分の車体と比較をしながら１円でも高く売れる場所を探していきましょう！
結論！新型を時間かけられるなら個人売買を優先！旧モデルはバイク買取の方が安定した値段で手放せる！
新型（8BK-DS12E）でじっくり売る時間があるなら個人売買も有利。旧型を含めた全体の平均ではバイク買取のほうが高水準で安定しています！
Vストローム250の買取・個人売買の取引データ
| 売却場所 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 取引台数 |
|---|---|---|---|---|
| バイク買取 | 440,000円 | 152,000円 | 310,884円 | 173台 |
| 個人売買 | 584,000円 | 88,666円 | 302,987円 | 147台 |
個人売買では、新型（8BK-DS12E）でフルパニア付き＆低走行距離の車体が特に評価され、高額で取引されています。時間をかけて売ることができ、状態に自信のある方は、個人売買に挑戦してみるのもよいでしょう。
一方、バイク買取は平均価格・取引台数ともに高く、全体的に安定感がある結果となっています。
最近では以下のような便利なサービスも充実しており、
といった手軽さから、「忙しくて手放せなかった人」や「価格交渉が苦手な人」にも選ばれています。
まずは、あなたのVストローム250がどれくらいの値段で売れるのかを知っておくことが大切です。
この後に紹介する情報をじっくり読み進めて、あなたのVストローム250を少しでも高く売るためのポイントを確認していきましょう！
Vストローム250 バイク買取のポイント
Vストローム250 個人売買のポイント
✓ STEP1：【30秒で入力完了】 Webフォームでバイク情報を送信。写真でより正確な査定へ。
✓ STEP2：【電話なし！オンライン査定】 全国10社以上の専門買取店が、あなたのバイクをオンライン上で公平に査定。しつこい営業電話は一切ありません。
✓ STEP3：【最高額を比較検討】 各社からの査定結果が出揃ったら、じっくり比較。納得いくまで選べます。査定額に納得いかなければキャンセルOK！
✓ STEP4：【手続き簡単】 CTNが売却準備と必要書類を徹底サポート！「何が必要？」「どうすれば？」も解決。ローン残債があっても売却可能。
✓ STEP5：【スピーディー入金】 減額交渉なし！査定額確定後、最短で口座へ入金。一律査定額からの後出し減額交渉は原則ありません。
Vストローム250 買取相場価格
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| 平均 310,884円 | 152,000円～440,000円 | 173台 |
| 車種名 | 年式 | 走行距離 | 売却価格 | 事故・立ちごけ | カラー |
|---|---|---|---|---|---|
| Vストローム250 | 2024年 | 1,000〜2,999km | 440,000円 | なし | レッド |
| Vストローム250 | 2022年 | 100〜999km | 430,000円 | なし | イエロー |
| Vストローム250 | 2022年 | 〜99km | 414,000円 | なし | イエロー |
| Vストローム250 | 2022年 | 1,000〜2,999km | 410,000円 | なし | ブルー |
| Vストローム250 | 2023年 | 100〜999km | 409,000円 | なし | シルバー |
| Vストローム250 | 2022年 | 5,000〜9,999km | 406,000円 | あり | シルバー |
| Vストローム250 | 2021年 | 100〜999km | 400,000円 | なし | イエロー |
| Vストローム250 | 2022年 | 5,000〜9,999km | 400,000円 | なし | シルバー |
| Vストローム250 | 2022年 | 5,000〜9,999km | 399,000円 | なし | レッド |
| Vストローム250 | 2022年 | 3,000〜4,999km | 397,000円 | あり | シルバー |
| Vストローム250 | 2022年 | 5,000〜9,999km | 396,000円 | なし | シルバー |
| Vストローム250 | 2021年 | 100〜999km | 390,000円 | なし | イエロー |
| Vストローム250 | 2019年 | 5,000〜9,999km | 385,000円 | あり | ブラック |
| Vストローム250 | 2020年 | 3,000〜4,999km | 384,000円 | なし | イエロー |
| Vストローム250 | 2020年 | 1,000〜2,999km | 383,000円 | なし | イエロー |
| Vストローム250 | 2023年 | 5,000〜9,999km | 382,000円 | なし | イエロー |
| Vストローム250 | 2022年 | 1,000〜2,999km | 380,000円 | あり | シルバー |
| Vストローム250 | 2021年 | 100〜999km | 378,000円 | あり | ブラック |
| Vストローム250 | 2022年 | 5,000〜9,999km | 375,000円 | なし | ブラック |
| Vストローム250 | 2021年 | 5,000〜9,999km | 372,000円 | なし | シルバー |
| Vストローム250 | 2020年 | 5,000〜9,999km | 372,000円 | あり | ブラック |
| Vストローム250 | 2022年 | 5,000〜9,999km | 371,000円 | なし | レッド |
| Vストローム250 | 2021年 | 5,000〜9,999km | 371,000円 | あり | ブラック |
| Vストローム250 | 2021年 | 3,000〜4,999km | 370,000円 | あり | シルバー |
| Vストローム250 | 2021年 | 5,000〜9,999km | 367,000円 | なし | ブルー |
POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したVストローム250の平均買取価格は310,884円（取引台数173台）です
Vストローム250・型式毎の買取相場の傾向
Vストローム250(2BK-DS11A)の買取相場
- 高年式・装備充実車は依然として高水準の買取価格
- パニアケースやトップケース付き車両が高評価
- 現行モデルよりはやや劣るが、需要はまだ十分にある
2017年に登場したVストローム250（2BK-DS11A）は、くちばし型フロントフェンダーと丸目一灯ヘッドライトが印象的なアドベンチャーデザインで、多くのライダーの目を引きました。
また、国内250cc市場では珍しいジャンルだったこともあり、登場当初から人気を博したのもポイント。
買取相場としては、現行型である8BK-DS12Eには一歩及ばないものの、平均30万円台という水準を維持しており、十分に高額査定が期待できるモデルといえるでしょう。特にパニアケースやトップケースといった長距離走行向け装備が付いた車両は高く評価される傾向にあります。
今後もツーリング用途でのニーズが見込めるため、乗り換えや買い替えを検討している場合は、早めに買取査定を受けてみるのがおすすめです。
Vストローム250(8BK-DS12E)の買取相場
- 高年式である点が査定で有利に働いている
- 大きな価格上昇はないが、高水準を安定して維持
- 低走行・ツーリング装備ありの車体が高評価
2023年のモデルチェンジで「8BK-DS12E」となったVストローム250は、排出ガス規制への適合を主な目的として進化を遂げた2代目モデルです。
外観の変化は控えめではあるものの、ABSの標準化やカラー変更といった改良が施されています。
査定においては「高年式であること」が確かな評価につながっており、平均38万円超という相場は、250ccクラスとしてもかなり高水準といえるでしょう。とはいえ、排出ガス規制による変更のため、旧モデル（2BK-DS11A）と比べて大きな価格差が出ているわけではありません。
また、ツーリング仕様のカスタム、特にパニアケースやナックルガードといった実用性装備がプラス査定につながりやすく、低走行距離と合わせて人気が集まっています。
今後も安定した相場が予想されるため、売却タイミングとしては好条件が揃っているといえそうです。
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Vストローム250の高額査定された車体の特徴は？
✔ 高年式の人気が高い
✔ 3,000km以下がベスト
✔ 整備されつつ乗られた状態の良い車両
✔ 装備類は旅やツーリングにピッタリな快適装備
高年式の人気が高い
2023年モデル以降のVストローム250は、マイナーチェンジにより型式が「8BK-DS12E」に変更され、最新の排出ガス規制に適合しています。
排ガス対応に加えて、ABSが標準装備され、外装のカラーパターンも刷新。全体として“新しさ”と“安心の装備”がそろったモデルとして評価されています。
3,000km以下がベスト
バイクの買取においては、「走行距離が少ない＝状態が良い」とみなされやすいため、3,000km以下の車体が高評価を得やすいです。
特に1,000km未満だと“ほぼ新車”という扱いになることもあり、価格が跳ね上がる傾向にあります。
［POINT］
Vストローム250は400cc以下のため車検が不要な車種です。その為、走行距離は整備状況や使用環境によって大きく左右される「目安の一つ」に過ぎません。とはいえ、ワンオーナー車であることが実証でき、整備履歴や保管状況が明らかであれば、走行距離は信頼できる評価指標となり得ます。
整備されつつ乗られた状態の良い車両
ただ保管されていただけではなく、定期的に走行され、かつ丁寧にメンテナンスされている車両が高評価を得ています。
「走行距離が少ない」＋「整備履歴が明確」＋「外装の状態が良好」であることが、高額査定の三本柱です。
装備類は旅やツーリングにピッタリな快適装備
Vストローム250はツーリング向けのモデルであるため、快適装備が充実しているかどうかは査定額に直結していました。
特に純正パニアケースやETCは再販時の人気が高く、評価額にしっかり反映されます。社外パーツも過剰でなければプラス評価になる傾向です。
Vストローム250の買取についてのQ&A
- QVストローム250の走行距離が多いと、やはり買取額は下がりますか？
- A
走行距離はあくまで目安の一つにすぎません。とはいえ、メーター読みで35,000kmを超える車体については、実際に安価で取引された例が増えているのも事実です。
ですが、走行距離だけを見て判断されるわけではありません。保管状況、整備履歴、見た目の状態など、総合的に評価されるため、「走っている＝ダメ」とは限らないといえるでしょう。
- Qアドベンチャーバイクとはいえ、傷やサビは減点されやすい？
- A
はい、外装の傷やサビは基本的にマイナス評価となります。Vストローム250はアドベンチャー風のスタイルをしていますが、実際にはダート走行特化ではなく、オンロード寄りのツアラーとしての性格が強めです。
そのため、「アドベンチャーだから汚れててもOK」という見方はされにくく、見た目の印象が査定にも影響があるといえるでしょう。とはいえ、小傷や軽度のサビであれば許容範囲に収まることもあるため、洗車や簡単なクリーニングで印象アップを狙うのは有効です。
- Qエンジンがかからない（不動車）はやっぱりダメですか？
- A
バッテリー上がりによるエンジン不動であれば、買取価格25万円後半クラスの実例が確認されています。つまり、軽微な不動であれば、そこまで大きなマイナスではないということです。
とはいえ、異音・オイル漏れ・内部トラブルが疑われる場合は話が変わってきます。
こういったプラス不安要素のある不動車は、一気に査定額が落ち込む傾向がありますので、事前の点検や情報整理が重要です。
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Vストローム250 個人売買(オークション・フリマ)落札相場価格
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| 平均 302,987円 | 88,666円～584,000円 | 147台 |
・取引台数：147台
・最高値：584,000円
・最安値：88,666円
・平均価格：302,987円
POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したVストローム250の平均落札価格は302,987円（取引台数147台）です
Vストローム250の最高落札された車体の特徴は？
外装からエンジン周辺、前後足回りと綺麗で状態の良さそうな車体でした。保管については書かれていませんでしたが、きっと太陽や雨風に当たらない場所で管理されていたのでしょう
カスタムについては以下の通りです
- エンデュランス グリップヒーター
- ハンドルポスト 3cm プルバック
- アジャストハンドルブレース
- ロングシールド
- AKEEYO AIO-5 Play スマートモニター
- 保護シール タイヤ空気センサー リモコン sdカード
- シリコンカバー 前後ドラレコ スマフォとリンク フルオプション
- メーター保護ガラスカバー
- ヨシムラカーボンサイレンサー
- ヘッド ナンバー灯 LED
- イリジウムプラグ
- シーソーペダル
- ギア比 F1丁増 Rドリブンスプロケット1丁下げ
- 高速向き 峠も問題なし
- 専用設計メッシュカバー
- Drモペット
- ETC
- GIVI 52L TRK52B ブラック
- SHAD SH23 内装有り
- MFK-180 ラリータンクバッグ
- ハンドルブレースポーチ
Vストロームで人気のカスタムパーツがしっかりと装着されている上に、スマートモニターなども取り付けられているので、様々な用途で扱いやすい車体になっています
こちらの車体と似た内容なら同額で取引されるかもしれません
Vストローム250の高額落札された車体の特徴は？
✔ 高年式であること
✔ カスタムパーツが豊富
✔ 走行距離が1万km以内
高年式であること
2023年モデル以降のVストローム250は、「8BK-DS12E」型式へと変更され、排出ガス規制への対応やカラーリングの刷新が行われました。
ただし、高く評価される理由はこうした仕様変更そのものよりも、「年式が新しく状態が良い可能性が高いこと」による安心感や印象の良さが大きいといえます。
また、ABSについてもこの年式からは標準装備に一本化されており、選択の幅がない分、装備の揃った仕様として買い手に伝わりやすいという側面があります。
カスタムパーツが豊富
単に見た目を変えるドレスアップではなく、「ツーリングにすぐ行ける実用的な装備」が充実している車体は高評価に繋がります。
特に純正または高品質な社外パーツが取り付けられている場合、買い手側が追加費用を抑えられる点が魅力となり、高額での落札につながることが多いです。
走行距離が1万km以内
走行距離はあくまで目安ではありますが、400cc未満の軽二輪には車検がないため、距離が「整備履歴や使用状況を推し量る材料」として重要視されます。
さらに、ワンオーナー車で、低走行・定期的なメンテナンス記録が確認できるような車体であれば、安心感があり買取額にも好影響を与えます。
Vストローム250・今後の見通し
- 軽二輪ながらアドベンチャースタイルを備えた人気モデル
- 近年は販売ランキングから外れつつあり、流通量も減少傾向
- 派生モデル「Vストローム250SX」に人気が移行中
- 売却を考えているなら、相場が下がる前の早めの行動が吉
- 査定価格を知ってから個人売買を検討するのが安全
Vストローム250は、軽二輪でありながら大柄なスタイルとアドベンチャーバイクらしい構成を持ち、一定のファン層を獲得してきたモデルです。
特にツーリング用途ではその安定感と快適性が評価されてきました。
とはいえ、126〜250ccクラスの販売台数ランキングでは2022年以降に名前が見られず、市場のシェアは徐々に縮小しつつある状況です。現在は派生モデルである**「Vストローム250SX」に人気が集まり始めており、ユーザーの関心もそちらに移行しつつある**のが現状といえるでしょう。
そのため、今のうちに売却を検討している方にとっては、相場が大きく下がる前の早めの判断がカギとなります。
ただし、いきなり手放すのではなく、まずは買取査定で現在の価値をしっかりと把握し、個人売買やフリマ出品といった他の選択肢を比較することが大切です。冷静な判断が納得のいく取引につながるでしょう。
- 1.複数の買取業者に査定を依頼:
最低でも2社以上に査定をお願いし、査定額を比較しましょう。これで競争が生まれて、高額買取につながりやすくなります
- 2.オンライン査定を活用:
オンライン査定なら、自宅にいながら複数の業者と比較でき、効率的に高額査定を狙えます
- 3.個人売買も検討:
買取業者の査定額に納得できなければ、オークションやフリマサイトへの出品も視野に。出品価格の基準として査定額を活用すれば、相場より安く売ってしまうリスクを防げます
Vストローム250を高額買取してくれるバイク買取サービスはココだ！
Vストローム250を高く売って手放したい時に、どこの買取店に依頼をしたらいいのか悩んでしまいますよね・・。
私が１番におすすめしている方法は、最低でも２社以上に査定してもらうことです
1社だけに依頼してしまうと、あなたが乗っているVストローム250の価値がしっかりと評価されず、高額で売れているのか判断ができません
ただここで、２社以上に査定をしてもらえれば、買取評価に競争が起こり結果的に価格が１社に査定してもらった時よりも、高い値段がつきやすくなります
もしも、価格に納得がいかなければ、査定後でもキャンセル料は一切かかりません。自分が納得できる値段をつけてくれた場合のみ売ればOKです
［POINT］
【重要】最低限やるべきこと
「CTN + 大手（バイク王 or バイクランド）」の2つを利用する！
理由は
・CTN：中小の専門店が多く、独自の強みあり
・大手：自社販路、海外輸出、買取強化キャンペーンあり
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■Vストローム250車体メモ
Vストローム250は、スズキが提案するアドベンチャーツアラーシリーズの中で、250ccクラスのエントリーモデルとして2017年に登場しました。初公開は2016年のミラノショーで、翌年7月から国内販売が開始されています。見た目はくちばし状のフロントカウルや大型ウインドシールドなど、まさに「冒険心をくすぐる」デザイン。とはいえ、その本質はオフロードよりもオンロードを快適に旅するためのモデルといえます。エンジンはGSR250やGSX250Rと共通の248cc水冷並列2気筒ユニットを採用していますが、マフラーの取り回しなどで特性がやや異なり、よりツーリング向けに仕上げられています。前後17インチホイールを採用し、舗装路での安定感を重視。燃料タンクは17Lと大容量で、燃費性能にも優れており、長距離走行でも給油の不安が少ない点が魅力です。初期モデル（2017年型）には、12Vアクセサリーソケットやナックルガード、7段階プリロード調整式のリアサスペンションなど、ツーリングに必要な基本装備が揃っていました。ABSは搭載されておらず、装備の有無が選べたのは2019年〜2020年モデルの限られた期間のみです。その後、2023年モデルで大きな進化を遂げます。排出ガス規制（平成32年＝令和2年）をクリアし、型式は「8BK-DS12E」に変更。ABSは全車標準装備となり、カラーリングも刷新されました。なお、ABS表記は車名からは省略されていますが、性能としては備えています。このように、Vストローム250は「見た目はアドベンチャー、中身は快適ロングツアラー」という立ち位置で進化してきました。排ガス規制対応やABS標準化など、年式ごとの変化を把握しておくことで、買取時や購入時の目利きにもつながるでしょう。
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