ヴェクスター125より少し遅れて誕生したヴェクスター150
スズキの150cc初のスクーターで、高速道路も乗れる軽二輪車として活躍した一台
今回は、ヴェクスター150の評価からカスタムまでご紹介します
ヴェクスター150(CG42) スペック
1995年
空冷4サイクルSOHC 2バルブ単気筒エンジン
最高出力 13ps/7.500rpm
最大トルク 1.3kg・m/6.000rpm
車体重量 114㎏
燃料タンク容量 8.0L
シート高 760㎜
無段変速式Vベルト
いち早く誕生したミドルクラスクーター
同時期に販売されたヴェクスター125の兄貴分モデルヴェクスター150
基本的装備は125ccと同等ながらも高速道路を乗れるミドルスクーターとして人気を博したオートバイです
また、車名のヴェクスターの由来は、ベクトル+スター=ヴェクスターと命名されています
現在は日本でも150ccのスクーターは最近になって需要も増えてきましたが
この当時はヨーロッパで人気で、日本ではあまり必要とされていませんでした
その結果、ラインナップから一度外れてしまうのですが、再びラインナップに戻ると言う奇妙な現象が起こったのもヴェクスターならではないもの。
原付も一回り大きくしたデザインにフロントカウルにポジションライトが埋め込まれているなど、個性的な印象もあります
それでいて、タンデムスペースも広いので二人乗りをしても窮屈さはありませんね
シート前方にコンビニフックが追加された後期型便利
また、オプションでキックレバーを取り付ける事もできましたが、現在ではパーツを見かける機会がありません
加速感が鈍い
どうしても旧世代の150ccであるため出だしの遅さがあります
ここは出だしの遅さを軽減するためにも社外駆動系パーツに入れ替える事をオススメしています
スクーターらしいと言えば、聞こえもいいですが、やぼったいデザインで若者向きともいえませんね
街乗りには十分な最高速と燃費
ヴェクスター150の最高速は90~95㎞/hです
ロングツーリングをする時には物足りないパワーかもしれませんが、ちょっとしたツーリングやお出かけには十分なパワーです
また、燃費はキャブ車にしては十分の30㎞/Lです
これよりも悪い方は、駆動系や吸気系を1度開いてみてくださいね
ヴェクスター150の高速道路では
どうしても前後10インチが高速道路のつなぎ目などのギャップを拾いやすくハンドルに無駄な振動が伝わります
なので、高速道路をメインに使う方には向いてはいません
あくまでも高速道路を乗る事ができる車体としてお考えください
より快適な走りがしたい方は、ヴェクスター150の後に発売されたアヴェニス150を候補にあげる事をオススメします

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ヴェクスター150おすすめのカスタム
どちらかと言えば、若者向きなデザインではなく乗ってる方の層もおじさんが多いと思います
今回は、見た目より実用的に便利な内容でまとめています
ヴェクスター150 リアボックス
最近の大容量メットインスペースを搭載したマシンではないので、積載性はあまりよくないヴェクスターを改善するにもリアボックスは非常にオススメです
サイズ的には28Lなら違和感なく取りつける事ができます
ヴェクスター150 スクリーン
おじさん仕様と言われてしまうウインドシールドは非常に便利になるアイテムです
高速道路では風を直に受けてしまうのを軽減できる他にもヘルメット上部を風が通り抜けていくので乗っていても気持ちがいいです
とりあえず高速に乗れるスクーターを探しているならオススメです
ヴェクスター125は中古相場が10万円台と年代の割には高額ですが、150ccになると平均で12万円台と全体的に落ち着いた価格ですね
最近、流行りのPCX150やN-MAXに比べるとスクーターらしいデザインで古臭さを感じる人はいるかもしれませんが、とりあえず高速に乗れる足が欲しいと思いの方は候補にあげてもいいかもしれませんね
また、この後にスズキから候補をあげれるとしたらバーグマン200になると思います
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