ホンダ・VTR250(MC33)を売ろうと思っているんだけど、バイク買取業者と個人売買(オークション・フリマ)どっちが高い値段で売れるの?相場はいくら?
こんな疑問に答えます
ホンダ・VTR250は1982年のVT250Fから続くVTシリーズの系譜を受け継ぐ1台
1998年に登場したこのモデルは、特徴的なトラス構造フレームと、V型2気筒エンジンの滑らかなフィーリングが魅力の人気車種です
登場初期はキャブレターモデルで、その後2009年のフルモデルチェンジを機にインジェクションモデルへと移行。足つき性を高めた「タイプ・ローダウン」や、カウル付きの「VTR-F」なども派生し、2017年まで生産が続けられました
そんなVTR250を手放す際に
と気になる方も多いのではないでしょうか?
このページでは、VTR250の実際の買取データと、個人売買(オークション)での落札事例を比較し、あなたに合った売却方法をわかりやすく紹介します
まずは、最新のVTR250の買取相場を見てみる
※しつこい電話・強引な勧誘は一切ありません。キャンセルも自由です!
[Comment]
派生モデルのVTR250Fは別記事にて解説しています。下記を参考にしてください
なぜバイク買取業者とオークションを比較するのか?

| ◆方法 | 〇メリット | ×デメリット |
|---|---|---|
| バイク買取業者 | 素早く売却ができ、手間がかからない | 相場よりも安く買われる可能性がある |
| 個人売(オークション・フリマ) | 高値で売れる可能性があり、自分が希望する値段で販売できる | 売却まで時間がかかる上に廃車手続き、商品説明文の作成、画像の撮影などの手間が発生する |
オートバイを売る手段として利用しやすいのが、バイク買取業者に依頼する。もしくはオークションなどの個人売買に参加する事です
バイク買取業者の場合は、気軽に査定ができ手早く売却ができます。オークションは自分が売りたい価格でじっくりと販売ができます
ただ、ここで注意してもらいたいのが、買取とオークションでは同じ車種でも見られている個所に違いがあり、片方だと高額でまた片方だと安くなると言った場合があります
この情報を知らずに売ってしまえば、あなたが損をする可能性が非常に高くなってしまいます
そうならない為にも両方で高額に売れた車種の特徴を知り、自分の車体と比較をしながら1円でも高く売れる場所を探していきましょう!
結論!平均価格が安定し素早く売却するならバイク買取!時間をかけて高値を目指すなら個人売買がおすすめ!

スピーディーに手間なく売るなら買取、高く売りたいなら個人売買。状態や年式によって最適な方法は変わるため、両方を比較してから決めるのがベストです
VTR250の買取・個人売買の取引データ
| 売却場所 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 取引台数 |
|---|---|---|---|---|
| バイク買取 | 570,000円 | 12,000円 | 179,326円 | 187台 |
| 個人売買 | 499,950円 | 26,000円 | 153,075円 | 687台 |
個人売買の特徴と傾向
個人売買の取引台数は687台と、バイク買取よりも圧倒的に多くなっています。これは、VTR250が新車販売されていた当時に非常に人気が高く、その当時の勢いの強さを物語っているといえるでしょう
そのため、状態や装備の細かいチェックが非常に重要になります
また、バイクショップや業者からの出品車両も多いため、一般ユーザーが高値を狙うには次のような条件が求められることが多いです
こうした条件を満たす車体であれば、個人売買でも十分に高額売却が可能といえるでしょう
バイク買取のメリットと狙い目
一方で、買取においても約200台近くの取引が確認されており、依然として安定した売却ルートとなっています
特に、高年式かつ限定仕様のスペシャルエディションは、高額での買取実績が目立っていました。このようなモデルをお持ちの方は、まずは買取査定を受けてみる価値があるでしょう
加えて、バイク買取には以下のようなメリットもあります
こうした点から、手間なくスピーディーに売却したい方にはバイク買取が向いているといえます
VTR250 バイク買取のポイント
VTR250 個人売買のポイント
VTR250 買取相場価格
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| 平均 179,326円 | 12,000円~570,000円 | 187台 |
| 車種名 | 年式 | 走行距離 | 売却価格 | 事故・立ちごけ | カラー |
|---|---|---|---|---|---|
| VTR250 SE | 2016年 | 1,000〜2,999km | 570,000円 | なし | シルバー |
| VTR250 SE | 2016年 | 1,000〜2,999km | 550,000円 | なし | シルバー |
| VTR250 SE | 2016年 | 1,000〜2,999km | 520,000円 | なし | シルバー |
| VTR250 SE | 2016年 | 3,000〜4,999km | 490,000円 | あり | シルバー |
| VTR250 SE | 2016年 | 5,000〜9,999km | 450,000円 | なし | シルバー |
| VTR250 SE | 2017年 | 3,000〜4,999km | 430,000円 | なし | シルバー |
| VTR250 | 2014年 | 5,000〜9,999km | 393,000円 | なし | ホワイト |
| VTR250 | 2015年 | 5,000〜9,999km | 375,000円 | なし | レッド |
| VTR250 | 2013年 | 3,000〜4,999km | 370,000円 | なし | ホワイト |
| VTR250 SE | 2016年 | 10,000〜14,999km | 365,000円 | なし | シルバー |
| VTR250 | 2015年 | 10,000〜14,999km | 352,000円 | あり | ホワイト |
| VTR250 SE | 2017年 | 15,000〜19,999km | 352,000円 | なし | シルバー |
| VTR250 | 2013年 | 5,000〜9,999km | 352,000円 | なし | ホワイト |
| VTR250 SE | 2016年 | 10,000〜14,999km | 351,000円 | あり | シルバー |
| VTR250 | 2013年 | 1,000〜2,999km | 350,000円 | あり | レッド |
| VTR250 | 2014年 | 1,000〜2,999km | 350,000円 | あり | レッド |
| VTR250 | 2016年 | 5,000〜9,999km | 350,000円 | なし | レッド |
| VTR250 | 2014年 | 3,000〜4,999km | 345,000円 | なし | ブラック |
| VTR250 | 2014年 | 10,000〜14,999km | 344,000円 | あり | ホワイト |
| VTR250 SE | 2016年 | 10,000〜14,999km | 333,000円 | なし | シルバー |
| VTR250 | 2013年 | 20,000〜24,999km | 330,000円 | なし | ホワイト |
| VTR250 | 2013年 | 5,000〜9,999km | 330,000円 | あり | ホワイト |
| VTR250 SE | 2016年 | 20,000〜24,999km | 319,000円 | なし | シルバー |
| VTR250 | 2021年 | 10,000〜14,999km | 318,000円 | なし | シルバー |
| VTR250 | 2014年 | 3,000〜4,999km | 312,000円 | あり | レッド |

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したVTR250の平均買取価格は179,326円(取引台数187台)です
VTR250 型式ごとの買取相場の傾向
VTR250(BA-MC33)の買取相場

VTR250(BA-MC33)は、中型バイクの中でもコンパクトで扱いやすく、街乗りからツーリングまで対応できる汎用性の高さが魅力です
2002年以降のモデルは装備・質感ともに向上しており、買取市場でも評価されやすい傾向があります
とくに走行距離が少ない車体や、カラーオーダーされた希少色の個体などは、買取価格が10万円超えとなるケースも少なくありません。
VTR250(JBK-MC33)の買取相場

VTR250(JBK-MC33)は、インジェクション化による始動性と扱いやすさの向上に加え、年式を重ねるごとに足回りや制御系がブラッシュアップされていきました
最終モデルのスペシャルエディションや低走行車両は、中古市場でも強い人気を保っており、買取価格も高水準です
とはいえ、販売台数の多い人気車種だけに、ライバルも多く、少しの差が査定額に直結しやすいのが現実。しっかり整備され、外装も良好な個体が他を出し抜いて高値で取引されています
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VTR250の高額査定された車体の特徴は?

✔ 最終年式に近い年式、またはSEモデルが高く売れる
✔ 走行距離が1万km以内の車両が有利
✔ 状態が良い車両は買取価格が伸びやすい
✔ ノーマル車両、またはライトカスタムが人気
最終年式に近い年式、またはSEモデルが高く売れる
バイク市場では、年式が新しいほど状態が良好と判断されやすく、買取価格が高くなりやすい傾向があります
とくに最終年式に近いモデルは、型落ち感が少なく再販もしやすいため、買い手の注目も集まりやすいです
さらにSE(スペシャルエディション)のような限定モデルで、各部の状態が良い車両は少なくなってきているので、希少性といった付加価値が付き、一般モデルよりも高く評価されることが多くなっていました
中古市場でもプレミアム感を重視する買い手が一定数存在するのがポイントです
走行距離が1万km以内の車両が有利
バイクの価値を左右する要素の中でも、走行距離はとくに重視されます。1万km以内であれば「まだまだ乗れる」と判断されるケースが多く、エンジンや足回りの消耗も少ないと見なされやすいです
しかし、距離が短ければいいわけではなく、整備状況や使用環境もあわせてチェックされます。ただ、それでも「低走行車=安心材料」という印象は今も強く、高評価につながるのは間違いありません
状態が良い車両は買取価格が伸びやすい
買取査定では、どんな場所で保管されていたか、過去に転倒歴があるかが大きなポイントになります
屋外保管ではサビや色あせなどの劣化が出やすい一方、ガレージや室内での保管車両は状態が良好なまま保たれていることが多いです
また、立ちごけや事故歴がない車両は、フレームやハンドル周りの歪みリスクも少ないため、安心感があります。結局のところ、見た目+機能面で安心して再販できるかどうかが、価格に影響しているのが現実です
ノーマル車両、またはライトカスタムが人気
フルカスタムが悪いというわけではありませんが、好みが分かれやすく再販のハードルが上がるのは事実。そのため買取では、純正状態に近いノーマル車が高く評価されやすい傾向にあります
ただし、センス良くまとまったライトカスタムであれば、むしろプラス査定になることもよくあります。たとえば、ミラーやウインカー、シートなどのパーツを質感重視で変えているケースでは、ノーマル以上の魅力を感じさせる場合も
万人受けする範囲に収まっているかどうかが、評価の分かれ目といえるでしょう
VTR250の買取についてのQ&A
- QVTR250はどのくらいの走行距離から査定に影響がありますか?
- A
おおよそ5万kmを超えると影響が出始めます
VTR250はエンジンが丈夫なバイクとして知られていますが、やはり走行距離が5万kmを超えるとエンジンや足回りの消耗が進んでいると判断され、査定価格が下がる傾向があります
もちろん整備履歴や部品交換履歴がある場合は多少カバーできますが、「距離を走っている=消耗している」という印象は避けられません。ただしOHを実施している場合は別です。こちらを行った際の詳細なデータや明細書があれば価格アップが狙えます
- Q外装に傷やサビ、へこみが多いとどれくらいマイナスになりますか?
- A
見た目の印象が悪くなるため、数万円単位でマイナスになることがあります
傷・サビ・へこみは「使用感が強い」「大事にされていない」と判断されやすく、外観重視の買い手には敬遠されます
特にタンクやフレーム、マフラーなどの目立つ部分にサビやへこみがあると、買取業者は再販前の修復コストを見込んで査定額を下げるため、価格に直接影響します。パッと見の印象は、想像以上に重要です
- Q異音がする、エンジンがかからないなどの不具合がある場合は?
- A
重大なマイナスポイントとなり、最悪の場合「部品取り」扱いになります
異音や不動車は、エンジンや電装系など根本的な問題を抱えている可能性が高く、動作確認もできないためリスクが非常に大きいです
こうした車両は買取後に整備コストがかかるだけでなく、修理不能であれば売り物にならないため、数万円で「引き取りのみ」として扱われることも珍しくありません
※下に飛びます↓
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VTR250 個人売買(オークション・フリマ)落札相場価格
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| 平均 153,075円 | 26,000円~499,950円 | 687台 |
・取引台数:687台
・最高値:499,950円
・最安値:26,000円
・平均価格:153,075円

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したVTR250の平均落札価格は153,075円(取引台数687台)です
VTR250の最高落札された車体の特徴は?
関西で有名なバイクショップから出品された車体で非常に綺麗な車体でした。フレームからホイール、エンジン周辺、外装と文句のつけようのない外観です
- モリワキ ZEROフルエキマフラー 88,000円
- 純OPイモビアラーム 21,120円
- 社外テールカウル 18,000円
- デイトナ 1口USBポート工賃込 13,520円
- プロスマン エンジンガード 13,800円
- UKレバー 13,750円
- 純OPビキニカウル 11,000円
- カエディア スマホホルダー 4,400円
- ハリケーン フラットコンチ2型 ハンドルバー 3,520円
- デイトナ プログリップ タンクパッド 3,520円
- デイトナ プログリップ 3,300円
- ポッシュ バーエンド 2,860円
- デイトナ ヘルメットロック 2,079円
- ワンズ マスターシリンダーカバー 1,980円
部品合計で20万円、工賃を含めると25万円前後の内容だそうです
有名ショップだからこその値段でもあるので、一般の方が同額を狙うには難しい部分もありそうですが、それでも似た構成なら近い価格帯で取引されるかもしれません
VTR250の高額落札された車体の特徴は?

✔ インジェクションモデルである(2009年以降)
✔ 各部の状態が非常に良好
✔ 信頼できる出品元(ショップ・業者)からの出品
✔ 実用性の高いカスタムパーツが装備されている
人気のカスタムパーツは以下の通り:
- 社外マフラー(ヤマモトレーシング / モリワキ など)
- アンダーカウル・ビキニカウル・ウインドスクリーン
- エンジンガード・リアキャリア・トップケース
- USB電源ポート・スマホホルダーなどのツーリング装備
見た目+実用性のバランスが取れたカスタムが好まれるのが、VTRの特徴ともいえるでしょう
[Comment]
キャブレター仕様に限定されますが、リアフレームをカットし、ネオカフェレーサーやスクランブラー調に仕上げたVTRも高値で取引される傾向があります。こうした車体はカスタムの完成度や“魅せ方”次第で、価格が大きく変動するのが覚えておいてください
VTR250・今後の見通し

- 生産終了から年数は経つが、中古在庫はまだ豊富
- 軽二輪×Vツインという唯一無二の存在
- 状態や装備で価格差が大きく出やすい
- 純正部品の供給状況が今後の価値に影響
- 将来的に“探してでも欲しいバイク”になる可能性も
VTR250は2016年に生産終了しましたが、販売期間が長かったこともあり、中古車の流通量はまだ多く、すぐに無くなるする状況ではありません
とはいえ、Vツインエンジンの軽二輪スポーツという立ち位置は今でも唯一無二
この排気量帯で代替モデルが存在しないため、今後も“VTRでなければ”という層の支持は続くでしょう
一方で、同じVTRでも状態や装備、出品元によって評価や価格は大きく変動します。特にカスタムパーツやショップ出品といった要素が揃えば、高値での取引も十分狙えそうです
今後は純正部品の供給次第で、コンディションの良い個体の希少性が高まりやすくなるため、状態の良い車体は“価値ある一台”としてさらに注目されていく可能性があります
- 1.複数の買取業者に査定を依頼:
最低でも2社以上に査定をお願いし、査定額を比較しましょう。これで競争が生まれて、高額買取につながりやすくなります
- 2.オンライン査定を活用:
オンライン査定なら、自宅にいながら複数の業者と比較でき、効率的に高額査定を狙えます
- 3.個人売買も検討:
買取業者の査定額に納得できなければ、オークションやフリマサイトへの出品も視野に。出品価格の基準として査定額を活用すれば、相場より安く売ってしまうリスクを防げます
VTR250を高額買取してくれるバイク買取サービスはココ!

VTR250を高く売って手放したい時に、どこの買取店に依頼をしたらいいのか悩んでしまいますよね・・。
私が1番におすすめしている方法は、最低でも2社以上に査定してもらうことです
1社だけに依頼してしまうと、あなたが乗っているVTR250の価値がしっかりと評価されず、高額で売れているのか判断ができません
ただここで、2社以上に査定をしてもらえれば、買取評価に競争が起こり結果的に価格が1社に査定してもらった時よりも、高い値段がつきやすくなります
もしも、価格に納得がいかなければ、査定後でもキャンセル料は一切かかりません。自分が納得できる値段をつけてくれた場合のみ売ればOKです
[POINT]
【重要】最低限やるべきこと
「CTN + 大手(バイク王 or バイクランド)」の2つを利用する!
理由は
・CTN:中小の専門店が多く、独自の強みあり
・大手:自社販路、海外輸出、買取強化キャンペーンあり
この2つを併用するだけで、数万〜数十万円の差が生まれることも。
さらに高額を狙うなら下記のランキングから、気になるサービスを追加で利用してみましょう。査定は何社出しても無料です。多ければ多いほど、最高額を引き出せる可能性が高まります。
■VTR250車体メモ
ホンダVTR。それは250ccクラスの中で、取り回しやすさと個性を両立した名車として、多くのライダーの記憶に残る存在です。初登場は1998年。当時のVTRは、90度Vツインエンジンとトラスフレームという、日本車らしからぬスタイルで話題を呼びました。軽快で素直なハンドリング、そして力強くも扱いやすいエンジン特性。このバランス感覚こそが、VTR最大の魅力といえるでしょう。エンジン自体は、先代ゼルビスやVツインマグナにも搭載されていた信頼性の高いユニット。そこに5速ミッションを組み合わせることで、街乗りからツーリングまで対応する粘り強さを実現しています。時代とともに改良も重ねられてきました。排ガス規制への対応やインジェクション化、足つき性の改善、さらにはカウル付きの派生モデル「VTR-F」の登場など、ユーザーのニーズに応えるアップデートを地道に続けてきたのです。2017年、排出ガス規制により惜しまれつつ生産を終了しましたが、VTRというバイクが持っていた「日常性と趣味性の絶妙なバランス」は、今もなお高く評価されています。見た目はシンプル。しかし、走らせれば驚くほど軽快。初めてのバイクにも、セカンドバイクにも、そして長く付き合いたい1台。VTRはそんな懐の深いバイクだったといえるでしょう












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