好評だったVT250Fシリーズの最終モデルVT250FHをネイキッド仕様にして販売されていたVTZ250
43馬力の高出力エンジンに前後17インチアルミキャストホイールを装着していた事で、バイク便でも大活躍したバイクです
今回は、VTZ250の評価からカスタムまでご紹介します
VTZ250 スペック
1988年
水冷4サイクルDOHC 4バルブV型2気筒エンジン
最高出力 43ps/12.500rpm
最大トルク 2.5kgm/10.500rpm
車体重量 159㎏
燃料タンク容量 13L
シート高 745㎜
6速MT
1988年モデルでは、吸排気系を変更して、低中速でのトルクを向上させる事や
ギア比がワイドになりアクセルをあけなくても十分な加速を得れるように変更され、最高出力は40psに縮小されています
また、160㎏と1キロほど増量していますが、体感ではほどんど感じる事はありません
初期型との違いはウィンカーが違うのでお気をつけてくださいね
定評のあるV型2気筒エンジン

出典:http://www.bikebros.co.jp/
ホンダが現在のVTRでも使うV型2気筒エンジンはこの頃にも十分に熟成されていて、壊れ知らずで有名でした
そして、43psと高出力で8000rpmを超えたあたりからレーシーなサウンドに聞こえるのも魅力ですね
また、車体重量も145㎏とまずまずな軽さである事や初心者の方でも親しめるモデルです
見た目が極端に人をわける
今時のバイクではなく、やはり昭和のデザインな事がイマイチな部分です。
ここは好みの問題なので、致し方ありません
走りに関しては、十分なトルクと加速をするのですが、リアブレーキがドラムな事が少々辛い場面もあります。
十分に気を付けてスポーツ走行してください
また、年代物でもありますので、電装系統のトラブルや各部にダメージがある可能性もあるので整備をしっかり行いましょう
エンジンだけは折り紙付きなので、適度なメンテナンスで十分に活躍してくれますよ!
VTZ250の燃費はいい
走り方によって前後しますが、ちゃんとメンテナンスが行われている車体で、平均23~25前後ぐらいです
また、当然ながら高速道路での走行になれば、あがりますので、おおよそ30㎞前後だと思っていいです
この年代でも十分な高燃費なので、ツーリング先でもガソリンに困る場面は少ないですね
VTZ250の最高速は
VTZ250の最高速は150~160㎞と言われていますね
ただ、いくらパワーがあっても足回りは弱いですし、危ないですからやめてくださいね。
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VTZ250おすすめのカスタム
バイク便のイメージが強く、カスタムをするとイメージがあまりなかったVTZ250ですが、やはりカスタムする楽しみはどのバイクにもありますので、今回おすすめできるVTZ250の車両をご紹介します
VTZ250 ビキニカウル
ネイキッドバイクには定番のビキニカウルカスタム
どうしても外観が古臭さを感じるバイクですが、塗装を使い分けてあげたら独自性が産まれアジのあるバイクに変化しますね
VTZ250 フェンダーレス
自作のフェンダーレスにCBX550Fのテールランプを取りつけてあるのが自然で、大変カッコイイカスタムです
ダイシンマフラーも懐かしい形状をしていますね
VTZ250 ロケットカウル
低く取りつけられたロケットカウルにシングルシートでVTZ250には見えないカスタムです
カフェレーサー仕様を考えてる方には参考になると思います
やはりバブリーな車体です
見た目は古臭さがありますが、CBR400F仕様などの旧車風カスタムに仕上げている方もいますね
ただ、電装系のトラブル特にレギュレーターのパンクが目立ちますので、予備部品を持っておいて損はないと思います
また、ここからよりバブリーな車体になるのがVT250SPADAです
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