カワサキ・W650を売ろうと思っているんだけど、バイク買取業者と個人売買(オークション・フリマ)どっちが高い値段で売れるの?相場はいくら?
こんな疑問に答えます
1999年から2008年と長きに渡って販売されていたW650
現在、人気のあるW800よりも前に販売されており、伝統のバーチカルツインエンジンを採用したキャブレター車で、今も人気の高いモデルです
そんなW650を手放す際に
と気になる方も多いのではないでしょうか?
このページでは、W650の実際の買取データと、個人売買(オークション)での落札事例を比較し、あなたに合った売却方法をわかりやすく紹介します
まずは、最新のW650の買取相場を見てみる
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なぜバイク買取業者とオークションを比較するのか?

◆方法 | 〇メリット | ×デメリット |
---|---|---|
バイク買取業者 | 素早く売却ができ、手間がかからない | 相場よりも安く買われる可能性がある |
個人売(オークション・フリマ) | 高値で売れる可能性があり、自分が希望する値段で販売できる | 売却まで時間がかかる上に廃車手続き、商品説明文の作成、画像の撮影などの手間が発生する |
オートバイを売る手段として利用しやすいのが、バイク買取業者に依頼する。もしくはオークションなどの個人売買に参加する事です
バイク買取業者の場合は、気軽に査定ができ手早く売却ができます。オークションは自分が売りたい価格でじっくりと販売ができます
ただ、ここで注意してもらいたいのが、買取とオークションでは同じ車種でも見られている個所に違いがあり、片方だと高額でまた片方だと安くなると言った場合があります
この情報を知らずに売ってしまえば、あなたが損をする可能性が非常に高くなってしまいます
そうならない為にも両方で高額に売れた車種の特徴を知り、自分の車体と比較をしながら1円でも高く売れる場所を探していきましょう!
結論!W650を売るならバイク買取業者かオークションどっちがいいの!?

結論から言えば、手の込んだカスタム車は「個人売買」が有利!
ノーマル車やライトカスタム車は、両方を試してより高く売れる場所を目指しましょう!
W650の買取・個人売買の取引データ
売却場所 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 取引台数 |
---|---|---|---|---|
バイク買取 | 595,000円 | 101,000円 | 361,574円 | 94台 |
個人売買 | 900,000円 | 170,000円 | 429,140円 | 191台 |
個人売買は高額のチャンスあり!
個人売買の最高価格(90万円)は、バイクショップが制作したショーカスタム車でした
このような「ワンオフカスタム車」は、落札者の好みにマッチすれば驚くような高値も狙えます!
ただし、高値で取引されている車両の多くは、以下の条件を満たしているケースが多いです
- コンディションが万全(整備記録あり)
- 車検付きで即乗り可能
- カスタムパーツが豊富
つまり、「誰でも90万円で売れるわけではない」ことは理解しておきましょう
バイク買取は安定感が魅力!
一方で、バイク買取は価格の安定感が魅力。多少の使用感があっても、スピーディーかつ手間なく現金化できるのは大きなメリットです
「とにかく早く売りたい」「手続きが面倒なのはイヤ」という方には、バイク買取業者がピッタリです
W650の人気は再燃中!?
近年、キャブレター車のWシリーズの価格が全体的に上昇傾向にあります。その背景には、人と違うバイクに乗りたいというニーズがW650を後押ししているようです
W650 バイク買取のポイント
W650 個人売買のポイント

W650 買取相場価格
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平均 361,574円 | 101,000円~595,000円 | 94台 |
車種名 | 年式 | 走行距離 | 売却価格 | 事故・立ちごけ | カラー |
---|---|---|---|---|---|
W650 | 2006年 | 10,000〜14,999km | 595,000円 | なし | ブルー×クロームメッキ |
W650 | 2008年 | 5,000〜9,999km | 570,000円 | なし | ブルー×シルバー |
W650 | 2009年 | 5,000〜9,999km | 550,000円 | なし | ブラウン×ホワイト |
W650 | 2008年 | 10,000〜14,999km | 540,000円 | なし | ブラック×クローム |
W650 | 2006年 | 10,000〜14,999km | 520,000円 | なし | グリーン×シルバー |
W650 | 2009年 | 20,000〜24,999km | 518,000円 | なし | ホワイト |
W650 | 2007年 | 15,000〜19,999km | 515,000円 | なし | オレンジ |
W650 | 2009年 | 15,000〜19,999km | 515,000円 | なし | ブラウン×ホワイト |
W650 | 2001年 | 5,000〜9,999km | 511,000円 | なし | ブラック×ベージュ |
W650 | 2008年 | 25,000〜29,999km | 504,000円 | なし | ホワイト |
W650 | 2008年 | 20,000〜24,999km | 492,000円 | なし | ブルー×シルバー |
W650 | 2004年 | 10,000〜14,999km | 490,000円 | なし | ブルー |
W650 | 2001年 | 15,000〜19,999km | 470,000円 | なし | レッド×ゴールド |
W650 | 2005年 | 25,000〜29,999km | 470,000円 | なし | レッド×クロームメッキ |
W650 | 2005年 | 15,000〜19,999km | 466,000円 | なし | レッド×クロームメッキ |

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したW650の平均買取価格は361,574円(取引台数94台)です
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W650の高額査定された車体の特徴は?

✔クロームメッキエディションが高評価
✔走行距離が少ない
✔車両の外観・状態が良好
クロームメッキエディションが高評価
W650の中でもクロームメッキが施された限定モデルは、見た目の豪華さや光沢感から注目されやすく、高値で取引される傾向があります
特に「クロームメッキ×メタリックオーシャンブルー」や「クロームメッキ×エボニー」「キャンディファイアレッド×アトミックシルバー」などは高額車体として複数登場しており、外装が美しく保たれていればさらに評価が上がります
走行距離が少ない
同じ年式でも、走行距離が短いだけで数万円の差が出ることもあります
特に10,000km未満の個体は全体的に高く評価されやすく、逆に2万kmを超えると一段階落ちる傾向にあります
エンジンや足回りへの負担が少なく、故障リスクも低いため、安心感から高値になりやすいです
車両の外観・状態が良好であること
綺麗な状態を保っているかどうかはとても大きな評価ポイントです
実際に「ガレージ保管で年式の割に綺麗」や「タンクに凹みなし」など、状態の良さをアピールできる車両は上位に多く見られます
年式に関係なく、外装の丁寧さは買い手に好印象を与え、価格も自然と上がります
整備履歴や装備がしっかりしていること
整備履歴や装備の充実度も重要です
ETCやUSB電源などの実用パーツが揃っているだけでも付加価値が付きますし、「定期的に整備されていた」とわかる情報は安心材料になります
[MEMO]
高額買取された車体は多数のカスタムパーツを装着していたのは間違いありませんが、数字に思ったほど反映されていないと感じました。特に高価なパーツである社外マフラー、社外リアサスペンションは純正部品があるなら付け替えて、別売りした方がトータルでの価格を底上げできそうです
W650の買取についてのQ&A
- Qフルノーマル車両は高価格になる?
- A
はい。今後を見据えると十分に考えられます
W650自体はまだ絶版になってから比較的日が浅いため、大きく変化はしていませんが、人気車種の大半は完全フルノーマル車の値段が高騰します。これは手に入らない貴重車であり、当時の状態を思わせることから価格に反映されているようです
- Q不動車の扱いはどうなる?
- A
パーツ欠品のない不動車で30~40万円台の買取を多々見かけています
これは絶版と比例していますが、W650が今後高くなることを見通して囲い込みに入っている業者が増えてきているからです。だからこそ買取時は一社に依頼はせずに、複数に頼んでしっかりと車体に値段をつけてもらいましょう
※下に飛びます↓
W650 個人売買(オークション・フリマ)落札相場価格
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平均 429,140円 | 170,000円~900,000円 | 191台 |
・取引台数:191台
・最高値:900,000円
・最安値:170,000円
・平均価格:429,140円

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したW650の平均落札価格は429,140円(取引台数191台)です
W650の最高落札された車体の特徴は?
テール周りのフレーム加工にスムージングも行われてるチョッパーカスタム車両です。相当手の込んだ車体のため、ショップが手掛けた内容でしょう
状態も良さそうでしたので、前オーナーの元で大切に扱われていたのが画像から伝わります
カスタムされている箇所が多いので、掲載元から引用します
・DURO製 クラシックタイヤ
出展:Yahoo!オークション
・KEIHIN製 FCRキャブレター
・21インチ フロントホイールキット
・16インチ リアホイールキット
・社外製 ディッシュホイールカバー
・ワンオフ製 マスタングタンク
・ワンオフ製 ショートタイプマフラー
・社外製 ショートリアフェンダー
・社外製 サドルシート
・社外製 ヴィンテージテールライト
・社外製 砲弾ウインカー
・GOODS製 ベーツライト
・社外製 プルバックハンドル
・社外製 ショートサイドスタンド
・社外製 パワーフィルター
・社外製 シェルデザイン一本引きスロットル
・Grimeca製 ブレーキマスターキット
・セルスイッチサイド移設
・埋め込み式 ウインカースイッチ
車体費にカスタムパーツ、工賃を考えたら、かなり格安で手に入れられている車両だと言えます
こちらの車体のように人と違った内容に仕上げられている場合は、特に個人売買で評価されやすいです
W650の高額落札された車体の特徴は?

✔ 多様なカスタムスタイルが高評価
✔ 整備済みで車両状態が良好
✔ 走行距離が少ない
✔ 車検付きで即乗り出せる
✔ バイクショップや業者出品の安心感
多様なカスタムスタイルが高評価
個人売買では、方向性が明確で完成度の高いカスタム車両が高額で落札される傾向があります
「とりあえずカスタムした」というより、細部まで作り込まれたショップが手かげたようなスタイル重視の車両が好まれるようです。以下、人気スタイルを簡単にご紹介します
- カフェレーサー(ペイトンプレイス製ハーフカウル装着)
- ボバー(リア周りがスッキリした軽快な仕様)
- チョッパー(ハードテール化など精巧な作り)
- スクランブラー(左出しアップマフラー装着)
- W1/W3仕様・旧車風カスタム(イナドメ製外装パーツを多用)
いずれも「方向性がはっきりしていて完成度が高い」カスタム車両が高額で落札されやすい傾向があります
整備済みで車両状態が良好
「しっかり整備されている」ことは、高額取引される条件のひとつでした
とくにエンジンの始動性や電装系のトラブル対策などが明記されている車両は、見た目以上に信頼されます。素人でもすぐに乗り出せる安心感が大きな魅力です。
走行距離が少ない
年式が古くても、走行距離が少ない車両は高く評価されやすいです
個人売買では「実際の走行距離」と「見た目のコンディション」のギャップが価格に影響するので、低走行で状態が良ければかなりの高値がつくこともあります
車検付きで即乗り出せる
車検が残っている、または取得済みの車両は購入後の負担が少なく、落札者にとって大きなメリットです。「名義変更だけでOK」といった簡単な引き渡し条件がついていれば、価格もプラスに動きます
バイクショップや業者出品の安心感
業者出品の車両は、状態の良さや説明の丁寧さから安心して購入できるため、個人出品よりも落札額が高くなるケースもあります
修理や配送のサポートが受けられる点も、購入者にとっての大きな安心材料です
W650・今後の見通し

なぜW650の人気が続いているのか?
現在もW800が市場に出回っていますが、W650の人気が根強い理由は「キャブレター仕様」である点にあります
インジェクションにはない味わい深いフィーリングを求めるライダーからの支持が今も続いています
カスタムベースとしても魅力あり!
さらに、W650は今でも新品のカスタムパーツが豊富に手に入るため、自分だけのスタイルを追求するベース車両としても高い評価を得ています
オリジナリティあふれる一台に仕上げたい方にとっては、まさに理想的な素材!
売却前には相場チェックを忘れずに!
買取・個人売買、どちらを選ぶにしても、事前に相場をしっかり把握することが高値売却への第一歩
あなたのW650が持つ魅力を活かして、納得のいく価格で手放しましょう!
- 1.複数の買取業者に査定を依頼:
最低でも2社以上に査定をお願いし、査定額を比較しましょう。これで競争が生まれて、高額買取につながりやすくなります
- 2.オンライン査定を活用:
オンライン査定なら、自宅にいながら複数の業者と比較でき、効率的に高額査定を狙えます
- 3.個人売買も検討:
買取業者の査定額に納得できなければ、オークションやフリマサイトへの出品も視野に。出品価格の基準として査定額を活用すれば、相場より安く売ってしまうリスクを防げます
W650を高額買取してくれるバイク買取サービスはココだ!

W650を高く売って手放したい時に、どこの買取店に依頼をしたらいいのか悩んでしまいますよね・・。
私が1番におすすめしている方法は、最低でも2社以上に査定してもらうことです
1社だけに依頼してしまうと、あなたが乗っているW650の価値がしっかりと評価されず、高額で売れているのか判断ができません
ただここで、2社以上に査定をしてもらえれば、買取評価に競争が起こり結果的に価格が1社に査定してもらった時よりも、高い値段がつきやすくなります
もしも、価格に納得がいかなければ、査定後でもキャンセル料は一切かかりません。自分が納得できる値段をつけてくれた場合のみ売ればOKです
一口メモ
カチエックスを利用しようとお考えの方の方に一つだけ注意点があります。カチエックスには大手買取バイク業者が参入していません。「別に大手はいらないんじゃ?」っと思う方いると思いますが、大手ならではの売却手段を持っているので、車種によっては買取価格がかなり伸びる物もあります。なので、最低でもバイクランドかバイク王には別で依頼しましょう
■W650車体メモ
W650は、ただの一時的なブームではありませんでした。デビューから生産終了まで、約10年間ずっと人気を維持し続けた、本物のロングセラーモデルです。最終的には累計で1万台近くが生産されるほど、多くのライダーに選ばれた一台となりました。1999年に登場したW650は、かつての名車「Wシリーズ」へのオマージュとして生まれたモデル。でも、その目的は単なる復刻ではなく、20世紀の終わりに“美しさ”や“味わい”を追求する新しいWを生み出すことでした。その象徴とも言えるのが、空冷エンジンに刻まれた美しいフィン、そしてベベルギア駆動のSOHCエンジン。スペックで勝負するバイクではなく、ライダーの感性に寄り添う存在だったのです。W650の歴史は2008年モデルで一区切り。2009年には「ファイナルカラー」が発売され、惜しまれつつ生産が終了しました。しかし、その魅力と精神は2年後に登場したW800へとしっかり受け継がれ、今でもWシリーズは、“心で乗るバイク”として支持され続けているのです。W650は、スペックや価格だけでは語れない一台。バイクと過ごす時間に「味」や「美しさ」を求める人たちにこそ、愛され続けている理由がここにあります
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