ヤマハ・XSR900を売ろうと思っているんだけど、バイク買取業者と個人売(オークション・フリマ)どっちが高い値段で売れるの?相場はいくら?
こんな疑問に答えます
2016年から販売が開始され現在も人気の高いヤマハ・XSR900
「The Performance Retro-ster」をコンセプトに開発され、レトロな外観と先進技術を併せ持ち、マッチしている一台
そんなXSR900を手放す際に
と気になる方も多いのではないでしょうか?
このページでは、XSR900の実際の買取データと、個人売買(オークション)での落札事例を比較し、あなたに合った売却方法をわかりやすく紹介します
まずは、最新のXSR900の買取相場を見てみる
※しつこい電話・強引な勧誘は一切ありません。キャンセルも自由です!
なぜバイク買取業者とオークションを比較するのか?

| ◆方法 | 〇メリット | ×デメリット |
|---|---|---|
| バイク買取業者 | 素早く売却ができ、手間がかからない | 相場よりも安く買われる可能性がある |
| 個人売(オークション・フリマ) | 高値で売れる可能性があり、自分が希望する値段で販売できる | 売却まで時間がかかる上に廃車手続き、商品説明文の作成、画像の撮影などの手間が発生する |
オートバイを売る手段として利用しやすいのが、バイク買取業者に依頼する。もしくはオークションなどの個人売買に参加する事です
バイク買取業者の場合は、気軽に査定ができ手早く売却ができます。オークションは自分が売りたい価格でじっくりと販売ができます
ただ、ここで注意してもらいたいのが、買取とオークションでは同じ車種でも見られている個所に違いがあり、片方だと高額でまた片方だと安くなると言った場合があります
この情報を知らずに売ってしまえば、あなたが損をする可能性が非常に高くなってしまいます
そうならない為にも両方で高額に売れた車種の特徴を知り、自分の車体と比較をしながら1円でも高く売れる場所を探していきましょう!
結論!高価なパーツが豊富なら個人売買を優先!それ以外はバイク買取を利用すべき!

高価なパーツを多く装着しているなら個人売買を優先!ノーマルやライトカスタムは、まず買取で相場を把握するのが先決です!
XSR900の買取・個人売買の取引データ
| 売却場所 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 取引台数 |
|---|---|---|---|---|
| バイク買取 | 1,220,000円 | 187,000円 | 751,506円 | 178台 |
| 個人売買 | 2,350,000円 | 460,000円 | 852,386円 | 50台 |
個人売買において突出した高額で落札されたXSR900は、海外製のフルカーボン外装や社外ホイール、サスペンションなどがふんだんに装着された、原型を留めないレベルのカスタム車です
そのため、この価格帯は例外的であり、誰にでも再現できるわけではありません
とはいえ、有名ブランドの高額パーツを装備している車両であれば、個人売買でしっかり評価される可能性は高く、検討する価値は十分にあるといえるでしょう
一方、買取市場では現行型のRN80Jが安定した人気を誇り、全体としても取引台数は個人売買の3倍以上と活発です。台数が多い分、平均価格が下がって見える側面はあるものの、それでもコンディション次第では高値が狙えます
また、バイク買取には以下のような利点があります
このように、自分の車両の仕様に合わせて、「高く売るか」「手軽に売るか」を軸に、最適な売却方法を選んでいくのがポイントです
上記の内容をより理解するために、これから先に書いてある内容をじっくりと読んで、XSR900を高額で売るための手段を知っていきましょう!
XSR900 バイク買取のポイント
XSR900 個人売買のポイント
XSR900 買取相場価格
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| 平均 751,506円 | 187,000円~1,220,000円 | 178台 |
| 車種名 | 年式 | 走行距離 | 売却価格 | 事故・立ちごけ | カラー |
|---|---|---|---|---|---|
| XSR900 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 1,220,000円 | なし | ホワイト |
| XSR900 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 1,085,000円 | あり | ブルー |
| XSR900 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 1,060,000円 | あり | ブルー |
| XSR900 | 2023年 | 3,000〜4,999km | 1,030,000円 | なし | ブルー |
| XSR900 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 1,030,000円 | なし | ブラック |
| XSR900 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 1,009,000円 | なし | ブルー |
| XSR900 | 2022年 | 3,000〜4,999km | 1,008,000円 | なし | ブラック |
| XSR900 | 2023年 | 5,000〜9,999km | 1,004,000円 | なし | ブラック |
| XSR900 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 1,000,000円 | なし | ブラック |
| XSR900 | 2022年 | 100〜999km | 1,000,000円 | あり | ブルー |
| XSR900 | 2024年 | 100〜999km | 1,000,000円 | なし | ブラック |
| XSR900 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 980,000円 | あり | ブルー |
| XSR900 | 2022年 | 1,000〜2,999km | 971,000円 | なし | ブラック |
| XSR900 | 2022年 | 1,000〜2,999km | 970,000円 | なし | ブルー |
| XSR900 | 2023年 | 100〜999km | 970,000円 | なし | ブラック |
| XSR900 | 2023年 | 3,000〜4,999km | 970,000円 | あり | ブルー |
| XSR900 | 2023年 | 5,000〜9,999km | 968,000円 | なし | ブラック |
| XSR900 | 2022年 | 100〜999km | 967,000円 | なし | ブラック |
| XSR900 | 2023年 | 5,000〜9,999km | 965,000円 | あり | ブルー |
| XSR900 | 2022年 | 100〜999km | 965,000円 | なし | ブルー |
| XSR900 | 2022年 | 100〜999km | 950,000円 | なし | ブラック |
| XSR900 | 2023年 | 1,000〜2,999km | 942,000円 | なし | ブルー |
| XSR900 | 2023年 | 5,000〜9,999km | 936,000円 | なし | ブルー |
| XSR900 | 2022年 | 5,000〜9,999km | 932,000円 | なし | ブルー |
| XSR900 | 2023年 | 5,000〜9,999km | 930,000円 | なし | ブルー |

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したXSR900の平均買取価格は751,506円(取引台数178台)です
XSR900 型式ごとの買取相場の傾向
XSR900(EBL-RN46J:16-17)の買取相場

2016年4月販売が開始された初代XSR900(EBL-RN46J)
今なお根強い人気があり、60thアニバーサリーモデルは取引価格の上位に多く見られ、高評価が定着している印象です
また、高価な社外パーツや外装の丁寧なカスタムも査定時の加点要素として有効です。年式的に古めではありますが、仕上がり次第でしっかりと高額売却が狙えるモデルといえるでしょう
XSR900(2BL-RN56J:19-21)の買取相場

2018~2021年の間で販売されていた二代目XSR900(2BL-RN56J)
高額査定された車体の多くには、RZ風デザインやY’S GEAR製クラフトビルド外装キットが装着されていました。純正ベースでありながら見た目に個性が出せる点が評価ポイントといえるでしょう
この世代は全体的にカスタム装着率が高く、査定では細かな仕上げも見られがちです。売却前には外観の清掃や各部点検をしっかりと行い、好印象の状態で査定に臨むのがコツです
XSR900(8BL-RN80J:22-24)の買取相場

2022年のフルモデルチェンジ以降、型式8BL-RN80JのXSR900は高値で安定しています
とくに純正オプションの評価が高く、装着済みであればしっかりプラス査定。また、社外パーツでも質が良ければ評価対象になります
最新型という点だけでも価値が高く、低走行車ならさらに有利。売却時にはカスタム内容をリストアップしておくと、より高く売れるでしょう
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XSR900の高額査定された車体の特徴は?

✔ 8BL-RN80Jが人気
✔ 3,000km未満が理想的
✔ 整備されつつ乗られた状態いい車両
✔ カスタムは純正オプション+高品質社外品が高評価
8BL-RN80Jが人気
XSR900の中でも「8BL-RN80J」型式は、高額査定を得やすい人気型式です
2022年以降の年式で構成されており、現行世代であることが高い評価の要因といえるでしょう。今回の買取データでは2023年式が特に高額買取されています
[MEMO]
2025年4月にマイナーチェンジが実施され型式が8BL-RN96Jに変更されています。外観こそ大きく変化はしていないものの、排出ガス規制とTFTメーターの拡大化(3.5インチから5インチ)。シート形状とサスセッティングにも手が加えられています。これらの車体が中古で出回るとRN96J以前モデルに影響するので、相場の把握はしっかりとしておきましょう
3,000km未満が理想的
中古市場では、走行距離が短いほど高く評価される傾向があります
今回のデータでも、走行距離3,000km未満の車両が上位を占めており、特に1,000km〜2,999kmの範囲が理想的といえるでしょう
まだ新車感が残る点が、価格に反映されていると考えられます
整備されつつ乗られた状態いい車両
高額査定された車両の共通点として、「大事に扱われてきた」ことが見て取れます
転倒歴なし・屋内保管・ガラスコーティングといった要素に加え、定期的な点検整備が実施されている点が信頼性を高めています
見た目の美しさだけでなく、メンテナンスの記録や証明も価値につながっています
カスタムは純正オプション+高品質社外品が高評価
カスタムに関しては、見た目重視の装飾よりも「信頼性の高い純正+機能的な社外品」の構成が好まれます。
ワイズギア製品やETC、ドライブレコーダーは、利便性・安全性の観点から査定額に直結しています。質の高いカスタムが、プラス査定につながっているといえるでしょう
[Comment]
Y’S GEARから販売されていたAuthentic Sports Blood line外装セットを装着された車体は特に値段が伸びていました。現在非常に人気がありながらこちらの生産は終了しているため、その影響が大きいようです
[POINT]
今回査定された車体で社外マフラーを装着された車体が少なく、こちらの評価が判断しきれていません。装着している場合と取り外した際の値段も査定時にしっかりと確認を取っておくのをおすすめします
XSR900の買取についてのQ&A
- QXSR900の走行距離で影響が出始めるのは何キロから?
- A
目安としては「4万Km」を超えたあたりから、査定額に影響が出始めるといえるでしょう
とはいえ、走行距離が全てではありません。XSR900はエンジン耐久性も高く、適切に整備されていれば長く乗れるモデルです。4万キロを超えると、足回りのオーバーホールや駆動系の点検・部品交換の必要が出てくるため、その整備状況が査定に反映されやすくなります
ちなみに、今回の調査データでは走行距離が10万キロ手前の車体でも約30万円で取引されており、XSR900が「距離を走っていても価値がある」バイクだということが分かります。これはひとつの強みといえるでしょう
- Q外装のダメージの影響は大きい?
- A
はい、外装の傷やサビは査定において確実にマイナスポイントとなります
特にXSR900は、ネオレトロとスポーツのデザイン性を両立したモデルであり、見た目も大きな魅力のひとつ。そのため、「外装の印象が悪い=全体の価値が落ちる」と判断されやすい傾向にあります。
なので、軽度な汚れやくすみなどは査定前に洗車を行ってなるべく綺麗な状態にし、少しでもプラスに働くように最善をつくしましょう
- Q今回のデータで最安値で取引された車体の特徴は?
- A
今回調査した中で最も安く買い取られた車体は「約18万円台」。その特徴は以下の通りです:
- 走行距離:9万キロ超え
- フロント周りに事故歴あり
- ステム下側のフレームに影響が出ている可能性がある
このように、走行距離が多いだけでなく、フレームや足回りなど安全性に関わるダメージがある車体は大きく減額されます。事故歴の有無や、修理履歴が不明な場合は特に評価が厳しくなりやすいです
とはいっても、ここまで状態が悪くても値段がついたという点からも、XSR900というモデルの価値は根強いといえますね
※下に飛びます↓
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XSR900 個人売買(オークション・フリマ)落札相場価格
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| 平均 852,386円 | 460,000円~2,350,000円 | 50台 |
・取引台数:50台
・最高値:2,350,000円
・最安値:460,000円
・平均価格:852,386円

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したXSR900の平均落札価格は852,386円(取引台数50台)です
XSR900の最高落札された車体の特徴は?
外装すべてが交換されたフルカーボンの車体で、非常に美しいコンディションを保った一台です。もはやXSR900とは思えない独自の外観に仕上がっており、好みは分かれるかもしれませんが、完成度の高さは一目で伝わる内容でした
カスタムは下記の通りです
- アクラポビッチフルエキゾースト
- ブレンボマスター
- カーボンハンドル
- motogadgetウインカー
- バックステップ
- スプロケットカバー
- リチウムバッテリー
- bottpower コンプリート XR9 (カーボン仕様)
この中でも特に注目すべきは、bottpower(ボットパワー)製のカーボンコンプリートキットです
聞き慣れないブランドかもしれませんが、bottpowerはスペインを拠点とし、フラットトラックスタイルのドライカーボンパーツを中心に製作しているハイエンドパーツメーカーです
この車体には、そのbottpowerの「XR9キット」がフル装備されており、同様の仕様に仕上げるには+100万円以上の追加コストがかかるとのこと
この構成に近いXSR900は非常に少なく、他ではなかなか見られない希少な一台といえるでしょう
XSR900の高額落札された車体の特徴は?

✔ 高価なカスタムパーツを多数装備
✔ 2022年以降の最新モデル(RN80J型)が人気
✔ 走行距離3,000km以内の車体が高評価
✔ 整備・点検が行き届いた“しっかり乗られた”状態の良い車両
高額落札されたXSR900の多くは、見た目・機能ともに手が入ったカスタム車が目立ちます
特にカーボンパーツや社外製の高品質パーツの装着は、落札時の大きな加点対象となる傾向です
また、2022年以降のRN80J型はフルモデルチェンジを経たこともあり、全体的に人気が高く、低走行・良コンディションの個体はしっかりと価値が反映されていました
整備記録や使用状況も含めて、アピールできる内容はすべて伝えることが高額売却の近道といえるでしょう
XSR900・今後の見通し

- ネオレトロブームは一段落
- 新車市場での存在感はやや低下
- 中古市場では根強い人気と高水準の相場
- 今後の売却時はコンディション維持が鍵
ネオレトロブームの真っ只中に登場したXSR900は、スタイルと性能を両立させた1台として注目され、大きなヒットとなりました。
とはいえ、近年の大型バイク販売ランキングではやや影が薄くなっているのも事実です
それでも、中古市場では依然として一定の支持を集めており、しっかりと整備されコンディションが良い車体であれば、高額取引も十分に狙えます
買取業者に依頼する場合でも、個人売買を検討する場合でも、査定前の状態管理は重要なポイントといえるでしょう。
- 1.複数の買取業者に査定を依頼:
最低でも2社以上に査定をお願いし、査定額を比較しましょう。これで競争が生まれて、高額買取につながりやすくなります
- 2.オンライン査定を活用:
オンライン査定なら、自宅にいながら複数の業者と比較でき、効率的に高額査定を狙えます
- 3.個人売買も検討:
買取業者の査定額に納得できなければ、オークションやフリマサイトへの出品も視野に。出品価格の基準として査定額を活用すれば、相場より安く売ってしまうリスクを防げます
XSR900を高額買取してくれるバイク買取サービスはココ!

XSR900を高く売って手放したい時に、どこの買取店に依頼をしたらいいのか悩んでしまいますよね・・。
私が1番におすすめしている方法は、最低でも2社以上に査定してもらうことです
1社だけに依頼してしまうと、あなたが乗っているXSR900の価値がしっかりと評価されず、高額で売れているのか判断ができません
ただここで、2社以上に査定をしてもらえれば、買取評価に競争が起こり結果的に価格が1社に査定してもらった時よりも、高い値段がつきやすくなります
もしも、価格に納得がいかなければ、査定後でもキャンセル料は一切かかりません。自分が納得できる値段をつけてくれた場合のみ売ればOKです
[POINT]
【重要】最低限やるべきこと
「CTN + 大手(バイク王 or バイクランド)」の2つを利用する!
理由は
・CTN:中小の専門店が多く、独自の強みあり
・大手:自社販路、海外輸出、買取強化キャンペーンあり
この2つを併用するだけで、数万〜数十万円の差が生まれることも。
さらに高額を狙うなら下記のランキングから、気になるサービスを追加で利用してみましょう。査定は何社出しても無料です。多ければ多いほど、最高額を引き出せる可能性が高まります。
■XSR900車体メモ
2016年に登場したXSR900は、「ネオレトロ」というジャンルを象徴する存在として注目を集めました。レトロな外観を纏いながらも、中身はMT-09譲りの高性能な845cc・3気筒エンジンをベースに構成。スロットル操作へのリニアな応答、ABSやトラクションコントロール、アシスト&スリッパークラッチといった装備を初期段階から備えており、「見た目はクラシック、中身は現代スポーツ」という明確なキャラクターを打ち出していました。2018年には排ガス規制への対応を含む機能面のアップデートを受け、型式も変更。出力向上と燃費の改善が図られ、単なるカラーチェンジにとどまらない進化を遂げます。続く2020年モデルでは、機能面の大幅な変更はなかったものの、視認性やデザイン性の強化を目的としたヘッドライトの改良など、細かなアップデートが加えられました。2022年、XSR900はついにフルモデルチェンジを迎えます。排気量は888ccへ拡大され、フレームは新設計のアルミ製デルタボックスに刷新。電子制御も大幅に進化し、クイックシフター(アップ&ダウン対応)、クルーズコントロール、カラー液晶メーターを新たに搭載。装備面の充実度が一気に現代化され、XSRの名にふさわしい先進モデルへと昇華しました。そして2025年には、欧州のユーロ5+規制に適合した仕様が日本市場にも導入。TFTメーターは大型化され、足まわりやライディングポジションにも調整が加えられるなど、細部の完成度がさらに高められています。











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