カワサキ・Z900RSを売ろうと思っているんだけど、バイク買取業者と個人売(オークション・フリマ)どっちが高い値段で売れるの?相場はいくら?
こんな疑問に答えます
2018年の販売から大型二輪では珍しく売れてに売れ続けているZ900RS
カワサキの名車Z1を彷彿させるレトロなスポーツネイキッドとして誕生し、爆発的なヒットを記録しています
そんなZ900RSを手放す際に
と気になる方も多いのではないでしょうか?
このページでは、Z900RSの実際の買取データと、個人売買(オークション)での落札事例を比較し、あなたに合った売却方法をわかりやすく紹介します
まずは、最新のZ900RSの買取相場を見てみる
※しつこい電話・強引な勧誘は一切ありません。キャンセルも自由です!
[POINT]
Z900RSの派生モデルに当たるZ900RS/CAFE/SEは別記事にて解説しています。
なぜバイク買取業者とオークションを比較するのか?

| ◆方法 | 〇メリット | ×デメリット |
|---|---|---|
| バイク買取業者 | 素早く売却ができ、手間がかからない | 相場よりも安く買われる可能性がある |
| 個人売(オークション・フリマ) | 高値で売れる可能性があり、自分が希望する値段で販売できる | 売却まで時間がかかる上に廃車手続き、商品説明文の作成、画像の撮影などの手間が発生する |
オートバイを売る手段として利用しやすいのが、バイク買取業者に依頼する。もしくはオークションなどの個人売買に参加する事です
バイク買取業者の場合は、気軽に査定ができ手早く売却ができます。オークションは自分が売りたい価格でじっくりと販売ができます
ただ、ここで注意してもらいたいのが、買取とオークションでは同じ車種でも見られている個所に違いがあり、片方だと高額でまた片方だと安くなると言った場合があります。
この情報を知らずに売ってしまえば、あなたが損をする可能性が非常に高くなってしまいます。
そうならない為にも両方で高額に売れた車種の特徴を知り、自分の車体と比較をしながら1円でも高く売れる場所を探していきましょう!
結論!Z900RSを売るならバイク買取業者かオークションどっちがいいの!?

- 高額狙いなら個人売買が有利。ただし条件あり
- 手間なく確実に売りたいならバイク買取が安心
- カスタム車はパーツ内容次第で個人売買の方が高値に
- ノーマル車や限定モデルは買取でも高値が期待できる
- どちらもタイミングと車両状態が価格を大きく左右する
Z900RSの買取・個人売買の取引データ
| 売却場所 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 取引台数 |
|---|---|---|---|---|
| バイク買取 | 1,810,000円 | 689,000円 | 1,199,534円 | 337台 |
| 個人売買 | 3,000,000円 | 435,000円 | 1,375,914円 | 143台 |
上記のデータを見ると、「個人売買」の方が最高価格・平均価格ともに高い傾向にあります。ただし、それはあくまで“特定条件下での話”です。以下で詳しく解説していきましょう。
高額売却を狙える「個人売買」の魅力と現実
個人売買において新車価格以上で取引されているZ900RSの多くには、豪華な社外カスタムパーツが装着されていました。
高額車両には以下のようなパーツがあると価格は大きく跳ね上がります:
中には「カスタム費用が車体価格を超えている」ような車両も存在し、見た目・仕上がりに納得すれば“お買い得”と判断されるのです。
とはいえ、やり取りや書類、引き渡しの手間・トラブルリスクもあります。価格と手間のバランスを見極める必要があります。
手軽に売却できる「バイク買取」の安心感
一方で、スムーズかつ安心して売却できるのが「バイク買取」です。
最近では以下のようなサービスが登場しています:
中でも「Z900RS 50thアニバーサリーモデル」は人気が高く、新車価格を上回る価格での買取例も複数報告されています。ノーマル車や限定モデルであれば、個人売買に頼らなくても十分高額で売れるケースは多いでしょう。
結論:高額カスタム車は“個人売買”、手軽売却なら“買取”
Z900RSのような人気バイクの場合、売却方法ひとつで数十万円の差が出ることもあります。
カスタム内容や状態に自信があるなら個人売買、手間なく高く売りたいならバイク買取サービスを活用するのが賢明です。
Z900RS バイク買取のポイント
Z900RS 個人売買のポイント
Z900RS 買取相場価格
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| 平均 1,199,534円 | 689,000円~1,810,000円 | 337台 |
| 車種名 | 年式 | 走行距離 | 売却価格 | 事故・立ちごけ | カラー |
|---|---|---|---|---|---|
| Z900RS 50th | 2022年 | 1,000〜2,999km | 1,810,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 3,000〜4,999km | 1,800,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 3,000〜4,999km | 1,800,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS | 2023年 | 15,000〜19,999km | 1,713,000円 | あり | ブルー |
| Z900RS 50th | 2022年 | 3,000〜4,999km | 1,700,000円 | なし | ブラック |
| Z900RS 50th | 2022年 | 1,000〜2,999km | 1,700,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS | 2022年 | 1,000〜2,999km | 1,700,000円 | なし | ブラック |
| Z900RS 50th | 2022年 | 3,000〜4,999km | 1,700,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 〜99km | 1,650,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 100〜999km | 1,648,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 100〜999km | 1,631,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 3,000〜4,999km | 1,620,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 100〜999km | 1,602,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 〜99km | 1,602,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 1,000〜2,999km | 1,600,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 100〜999km | 1,600,000円 | あり | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 3,000〜4,999km | 1,600,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 3,000〜4,999km | 1,600,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 5,000〜9,999km | 1,600,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 5,000〜9,999km | 1,600,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 5,000〜9,999km | 1,596,000円 | あり | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 〜99km | 1,580,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 1,000〜2,999km | 1,570,000円 | あり | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 3,000〜4,999km | 1,569,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 1,000〜2,999km | 1,569,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 1,000〜2,999km | 1,565,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 1,000〜2,999km | 1,565,000円 | あり | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 〜99km | 1,562,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS 50th | 2022年 | 1,000〜2,999km | 1,560,000円 | なし | ブラウン |
| Z900RS | 2023年 | 30,000〜49,999km | 1,555,000円 | なし | ブラウン |

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したZ900RSの平均買取価格は1,199,534円(取引台数337台)です
Z900RS・型式ごとの買取相場の傾向
Z900RS(2BL-ZR900C)の買取相場

2018年から2022年の間で販売されていたZ900RS(2BL-ZR900C)は、中古市場で非常に高い買取価格を記録しており、最高額は181万円に達しています。
なかでも価格を押し上げているのが、Z1の生誕50周年を記念して2022年に登場した「50thアニバーサリーモデル」です。
希少性が高く、今では新車では手に入らないこともあり、状態の良い車体には高額査定がつきやすくなっています。
売却を検討する際は、自身の車両がどの仕様かをしっかり確認し、相場を踏まえた上でタイミングよく動くことが高値売却のポイントです。
Z900RS(8BL-ZR900K)の買取相場

2023年以降の二代目Z900RS(8BL-ZR900K)は、最新の排出ガス規制に適合するためのマイナーチェンジが施されたモデルで、スペック自体は過去モデルとほぼ変わりません。
ZR900Cは限定モデルでしたが、ZR900Kで特に買取価格を大きく押し上げているのが、豪華なカスタムが施された車両の存在でした。
ハンドルやサブフレーム、バックステップに加え、スイングアームやマフラー、さらに社外キャリパーやサスペンション、ホイールに至るまで手が入った車体は、その分しっかりと評価額にも反映されています。
つまり、ノーマルでの高額取引は少ないものの、高価な社外パーツを装着している場合はその内容次第で大幅なプラス査定が狙えるというわけです。
買取時には細かい仕様変更も含めてアピールできるよう、事前にまとめておくと有利でしょう。
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Z900RSの高額査定された車体の特徴は?

✔ 50thアニバーサリーモデルがとにかく人気が高い
✔ 5,000km以内の走行距離は好条件とされやすい
✔ 整備されつつ乗られた車両は状態が良い
✔ カスタムパーツはしっかりと値段に反映される
50thアニバーサリーモデルがとにかく人気が高い
Z900RSの「50thアニバーサリー」は、カワサキの歴史を象徴する特別モデルとして高い注目を集めています
火の玉カラーを彷彿とさせるレトロな特別塗装、専用エンブレム、ゴールドホイールなど、細部までこだわり抜かれた仕様は、ファンの所有欲を強く刺激します。
流通台数が限られていることもあり、中古市場では価格が安定どころか高騰気味です。ノーマル状態でも価値があり、転売や資産目的での購入層も少なくありません
5,000km以内の走行距離は好条件とされやすい
Z900RSは高年式モデルが多いため、走行距離5,000km以下であれば「ほぼ新車に近い」と評価される傾向にあります
特に年式とのバランスが取れていれば、消耗度合いは最小限と見なされやすく、査定上も大きなアドバンテージです。
ただし、距離が少なくても保管状態が悪かったり、長期放置されていたりする場合は、逆にエンジン内部やガスケット周りの劣化が懸念されるため、実績ある整備履歴が重要になります
整備されつつ乗られた車両は状態が良い
走行距離だけでは測れないのがZ900RSの本当のコンディションです
大切なのは「適度に乗られ、しっかり整備されてきたか」。特にカワサキ車はオイル管理が車両寿命に直結しやすく、記録簿やショップ整備の履歴があると非常に安心材料になります。
また、カウルレスのスタイルゆえ、外装の傷や色褪せ、ラジエター周辺の飛び石傷なども査定に関わります。乗るだけでなく、手間もかけてきたことが見える車両は、総じて評価が高くなります
カスタムパーツはしっかりと値段に反映される
Z900RSはネオクラシックという特性上、カスタムの幅が広く、特に「見た目」と「足回り」の強化が人気です。
マフラーやサスペンションを有名ブランドで揃えていたり、LEDやスクリーンなど実用性を兼ねたカスタムがされていると、買取査定でもプラス評価が期待できます。
↓文章が気になるから改変
ただし、バックステップやセパハンといった走りに寄せたカスタムは、一部の層には刺さる反面、万人受けしにくい傾向もあります。そのため、査定時に高評価となるかは方向性の一致や、使われているパーツの質、純正パーツの保管状況などが鍵となります
Z900RSの買取についてのQ&A
- QZ900RSの走行距離は買取価格に影響ありますか?
- A
影響はありますが、決定的ではありません。
走行距離が浅い方が高値がつきやすいのは事実ですが、Z900RSは人気車種ということもあり、相対的に距離が多い車両は安めの査定になりやすい傾向が見られました。
目安としては4万kmを超えると価格が落ち始めると考えられますが、それでも90万円台での買取実績があるため、「距離だけ」で判断されることは少ないといえます。
- Q傷や転倒歴があると、査定に大きく響きますか?
- A
多少のマイナスにはなりますが、致命的ではありません。
Z900RSは見た目も重要なポイントですので、外装の傷や転倒歴は評価に影響します。とはいえ、この車種は人気が高いため、査定は比較的甘めな印象でした。
むしろ隠してあとで減額されるよりも、事前に状態を正直に申告した方が安心して取引が進められるでしょう。
- Q不動車だとかなり安くなりますか?
- A
状態によりますが、意外と高く売れることもあります。
たとえばバッテリー切れによる始動不可程度なら、ほとんど影響しないケースも多く見られます。長期放置でインジェクターなどが詰まっている場合でも、大きな減額にはなりづらい印象でした。
ただし、異音が出ていたり内部的なダメージが疑われる場合は価格が下がる傾向があります。それでも「動かない・状態が悪い」とされる車体でも70万円台での買取実績があるのが、Z900RSという車種の強さと考えられます。
※下に飛びます↓
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Z900RS 個人売買(オークション・フリマ)落札相場価格
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| 平均 1,375,914円 | 435,000円~3,000,000円 | 143台 |
・取引台数:143台
・最高値:3,000,000円
・最安値:435,000円
・平均価格:1,375,914円

POINT
直近1年間の取引データを基に、計算したZ900RSの平均落札価格は1,375,914円(取引台数143台)です
Z900RSの最高落札された車体の特徴は?
外装もブルーを基調とした流線型の塗装が施されており、他にはないスタイルを演出されていました。外観に関してはとても綺麗で非常にお金がかかっているなと感じる仕様です。
カスタムに関しては非常に豊富でしたので下記にまとめておきました
- カスタム内容: フロントカフェカウル仕様
- ロッズデザイン外装
- フロントフォーク(ZX-10R用純正流用)
- ※追加料金でOHLINSに変更可
- ステム(ZX-10R)
- ブレンボHPラジアルキャリパー(CNC GP4-RXニッケルコート)
- ブレンボHPリアキャリパー2Pニッケルコート
- ブレンボラジアルマスター19RCS
- サンスタープレミアムレーシングホール&スリットディスクローター
- クラッチレバーKOKEN
- ACサンクチュアリウェルドクラフトチタン3DEXフルエキマフラー
- ACサンクチュアリバックステップ
- OZホイール(リア6J )
- アラゴスタリアサス
- アクティブプレスフォーミングスイングアーム
- A-TECHカーボンパーツ
- アンダーカウル
- タンクサイドプレート
- リアフェンダー
- フロントフェンダー(ZX-10R)
- (900RS用ロッズデザイン塗装のもの付属)
- 『エンジン仕様』
- Z1000シリンダー&ピストン
- ヨシムラST-1ハイカム
- エアクリーナ撤去ファンネル仕様(純正パーツ有り)
- ECU書き換え
- サブコン:パワーコマンダーⅤ
- ダイノジェットクイックシフター
- ABSキャンセル(ホースストレート接続のみ、ユニット未撤去)
- サイドスタンド移設取り外し可能
変更している部品数とパーツ内容を考えると新車価格を余裕で上回り、総額で350万円以上とのこと。なので、この仕様に納得がいけばお買い得とも言えます
ただし、一点だけネガティブな内容は転倒歴があり、その際にフロントフォークからメーターヘッドライトステーなどを一新している車体です。これだけお金を投じてるので、フレーム修正などは必要なかった車体なのでしょうが、気になるPOINTでした
こちらの車体と似た構成の方は少ないと思われますが、お金をかけた内容はオークションでしっかりと高額で取引は可能です
Z900RSの高額落札された車体の特徴は?

✔ 高額カスタムがされている
✔ 5,000Kmいないの走行距離
✔ 整備済み
✔ 車検残り1年以上
高額カスタムがされている車両は注目度が段違い
- フルエキゾーストや社外サスペンションなど多数のパーツ変更
- 有名ブランドの採用で信頼性と価値がアップ
- カスタムの方向性が明確で、次のオーナーにも刺さりやすい内容
- 純正パーツの保管がある場合はさらに高評価
Z900RSの個人売買で最大の武器となるのが「高額カスタム」です。
マグタンホイール、ブレンボキャリパー、オーリンズのサス、OVER製のステップ・スイングアーム・サブフレームなど、有名ブランドパーツで構成された1台は“見た目”も“走り”もプレミアム。
さらにエンジンチューンやサブコンでのマップ変更が行われていれば、スポーツバイク顔負けの性能を持つ個体も存在します。
また高額カスタムをされている車体の場合は、純正パーツを保管している割合が高く、こちらも落札時に渡すと書かれています。ノーマルに戻せるという点も落札者が歓迎している点の要素と言えそうです
走行距離5,000km以内は評価されやすい
- 機関系に疲労が少なく、コンディションが安定
- 慣らし運転が終わったレベルの距離感
- 低走行かつ定期的に走られているのが理想
中古バイク市場において「5,000km以内」というのは一つの目安であり、Z900RSのようなプレミアモデルでは特に価値が高く見られます。
実走行であり、メーター改ざんのない車両であれば、査定や個人売買でも高評価に繋がるでしょう。
ただし、長期放置での低走行はかえって劣化の原因にもなるため、しっかり整備されていることが前提となります。
整備済みで安心して乗れることが重要
- エンジンチューニングやサス調整は専門ショップ施工
- 消耗品の交換履歴が明確
- 外装や電装系のトラブルが少ない状態
Z900RSはノーマルでも完成度が高いバイクですが、手を入れることで一層「味」が出ます。
とはいえ、整備されていないままのカスタム車はかえってトラブルの元。例えば、エンジンチューニングや、足回りの調整など、信頼できるショップによる施工歴がある車両は大きな安心材料です。
また、定期的なオイル交換やチェーン整備がされていれば、購入後すぐに快適な走行が可能です。
車検残り1年以上は大きなメリット
- 購入後すぐに乗れる安心感
- 車検代が浮くため、実質的な購入コストが下がる
- 整備状態の良さの証明にもなる
車検が残っているというのは、単なる法的条件を満たしているだけではありません。
とくに「残り1年以上」の車両は、オーナーが売却直前までしっかり乗っていた可能性が高く、整備状況も良好であることが多いです。また、車検費用(約5万〜7万円相当)が不要になるため、購入者にとっては経済的メリットが大きく、売却時の価格にもプラス材料となるでしょう。
[MEMO]
50thアニバーサリーモデルは個人売買でも高値で取引されていますが、こちらは買取と変わらない推移で落札されています。基本はノーマル車両が人気なため、この点での差はあまり感じられませんでした
Z900RS・今後の見通し

- Z900RSシリーズの人気は依然として高水準
- 旧車スタイル+最新性能のバランスが唯一無二
- 他メーカーのネオクラシックでは代替が難しい
- 中古市場での高値安定がしばらく続くと予想
- 売却時は“価格より先に場所選び”が肝心
大型ネイキッド市場において、Z900RSシリーズの“牙城”は揺らいでいません。
特に日本国内では、Z1やZ2に代表される往年のスタイルを継承するバイクへの需要が非常に強く、それを最新の技術で叶えたZ900RSは、まさに唯一無二の存在といえます。
また、Z1をオマージュしたスタイルに惹かれる層は幅広く、若年層からリターンライダーまで支持層が厚いのも特徴です。つまり、「好きな人が多い」だけでなく「買える人が多い」=市場価値が高く保たれるわけです。
とはいえ、将来的に排ガス規制の影響や、モデルチェンジで相場に変動が起きる可能性もゼロではありません。だからこそ、売却を検討するなら“どこで売るか”が何より大切です。
高額カスタム車や低走行車両であれば、オークション型や専門業者など、相場以上で評価してくれる場所を選ぶことで、大きく差がつくことになるでしょう。
- 1.複数の買取業者に査定を依頼:
最低でも2社以上に査定をお願いし、査定額を比較しましょう。これで競争が生まれて、高額買取につながりやすくなります
- 2.オンライン査定を活用:
オンライン査定なら、自宅にいながら複数の業者と比較でき、効率的に高額査定を狙えます
- 3.個人売買も検討:
買取業者の査定額に納得できなければ、オークションやフリマサイトへの出品も視野に。出品価格の基準として査定額を活用すれば、相場より安く売ってしまうリスクを防げます
Z900RSを高額買取してくれるバイク買取サービスはココだ!

Z900RSを高く売って手放したい時に、どこの買取店に依頼をしたらいいのか悩んでしまいますよね・・。
私が1番におすすめしている方法は、最低でも2社以上に査定してもらうことです
1社だけに依頼してしまうと、あなたが乗っているZ900RSの価値がしっかりと評価されず、高額で売れているのか判断ができません
ただここで、2社以上に査定をしてもらえれば、買取評価に競争が起こり結果的に価格が1社に査定してもらった時よりも、高い値段がつきやすくなります
もしも、価格に納得がいかなければ、査定後でもキャンセル料は一切かかりません。自分が納得できる値段をつけてくれた場合のみ売ればOKです
[POINT]
【重要】最低限やるべきこと
「CTN + 大手(バイク王 or バイクランド)」の2つを利用する!
理由は
・CTN:中小の専門店が多く、独自の強みあり
・大手:自社販路、海外輸出、買取強化キャンペーンあり
この2つを併用するだけで、数万〜数十万円の差が生まれることも。
さらに高額を狙うなら下記のランキングから、気になるサービスを追加で利用してみましょう。査定は何社出しても無料です。多ければ多いほど、最高額を引き出せる可能性が高まります。
■Z900RS車体メモ
かつて“ナナハンキラー”と称されたカワサキZ1(900スーパー4)の魂を、現代の技術と感性でよみがえらせたバイク──それがZ900RSです。2017年の東京モーターショーで初披露されたその姿は、まるで過去から現代にワープしてきたようなレトロネイキッドの完成形でした。同年12月には市販化が実現し、懐かしさと新しさを併せ持つ新たなZとして走り出しました。Z900RSは、当時欧州専売だったZ900をベースに開発されたモデルです。1970年代のZ1が空冷直列4気筒エンジンを搭載していたのに対し、Z900RSでは水冷エンジンを採用。しかし、シリンダーヘッドには放熱フィン風の意匠を施すなど、空冷エンジンのイメージを巧みに取り入れています。装備面でも、LEDヘッドライトやABS、トラクションコントロールに加え、ETC2.0車載器も標準装備。見た目はクラシカルでありながら、走りと安全性はまさに現代そのものといえるでしょう。初期モデルでは、「火の玉カラー」として親しまれたキャンディトーンブラウン×オレンジが復刻され、多くのファンを魅了しました。このカラーは2019年モデルまで継続され、Z1の象徴的なイメージをZ900RSに重ねる要素のひとつとなりました。2022年には、Zシリーズ誕生50周年を記念した特別仕様車「50thアニバーサリー」が登場。Z900RSとしては初期モデル以来の火の玉カラーが施され、塗装はキャンディカラーの重ね塗りによる特別仕様。サイドカバーには「900 DOUBLE OVERHEAD CAMSHAFT」の文字が入り、Z1の存在感を再び呼び起こしました。さらに、グラブバーやシート表皮にもレトロ感を加えた装備が施され、Zファンにとって特別な1台となりました。翌2023年モデルでは、平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、型式も「8BL-ZR900K」へと更新。仕様や装備には大きな変更がなかったものの、深みのある青玉虫色が引き続き採用され、美しさと存在感を保っています。そして2024年には、「イエローボール・エディション」と名付けられた新たな特別仕様車が登場。火の玉に対するもう一つの象徴色として、黄色のグラフィックが深緑のボディに映えます。タンクのエンブレムは往年の大文字「KAWASAKI」を再現し、サイドカバーのロゴもZ1のデザインを踏襲。視覚的な懐かしさだけでなく、特別感のある仕立てとなっています。Z900RSは、単なる復刻ではありません。過去の価値を現代に伝える「再解釈」であり、「再創造」です。レトロでありながらも最先端。ノスタルジーの中に、しっかりとした現代的な走行性能と実用性がある。その矛盾を成立させたこのバイクは、まさにZの系譜にふさわしい一台といえるでしょう













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