ホンダ・CBR250RR(MC51)で販売されてきたカラーや違いを知りたい!人気色はどれ?
2017年、かつての名車の名で再度復活したCBR250RR(MC51型)。
クラス初となる電子制御スロットルの採用や、妥協のない足回りなど、250ccスポーツ界に一石を投じたモデルです。
発売以来、環境規制への対応やライバル車との性能競争を経て、外観も中身も着実にアップデートを重ねてきました。
そこで、この記事ではこれまで販売されてきたCBR250RR(MC51)のカラーを、進化とともに年式別に整理しています。
年式調べや補修の参考に、ぜひチェックしてみてください。
CBR250RR(MC51) 歴代カラー
【Check】
CBR250RR(MC51)を一覧で全台を見たい方向けに、最後に年式×カラーの一覧表をまとめています
2017 CBR250RR 販売カラー
2017年5月に登場したCBR250RR(2BK-MC51)は、高い走行性能を追求した250ccクラスのスーパースポーツモデルです。 先行して販売されていた単気筒のCBR250Rに対し、こちらは新設計の水冷並列2気筒エンジンを搭載。
さらに、このクラスでは初となるスロットル・バイ・ワイヤシステムを採用し、状況に応じた3つの出力特性を選択できる点が大きな特徴です。
車体についても、剛性と柔軟性を両立した鋼管トラスフレームや、倒立フロントフォークを備えるなど、本格的な装備が揃っています。
2017年の発売時に展開されたカラーは、以下の3色でした。
ヴィクトリーレッド(R-334)

ホンダを象徴する赤を基調とした、スポーティーな印象の強いカラーリング。
フロントカウルからリアにかけて、ホワイトとグレーのグラフィックが大胆に配置されています。
マットガンパウダーブラックメタリック(NH-436M)

光沢を抑えた落ち着きのあるマットブラック。 全体のトーンを暗くまとめる一方で、カウルの各所にレッドの差し色を配置。
これにより、単色にありがちな重たさを解消し、精悍な外観をより強調しています。
ソードシルバーメタリック(NH-A95M)

金属的な輝きを持つシルバーに、明るいイエローのアクセントを加えたカラー。 車体の複雑なプレスラインが強調されるため、このバイク特有の立体的な造形がよく映えます。
2018 CBR250RR 販売カラー
2018年4月、CBR250RR(2BK-MC51)は登場から1年を経て、ABSモデルのみ初のカラーチェンジを行いました。 既存の3色はそのまま継続され、新しく1色が追加されています。
パールグレアホワイト(NH-B53P)

この年からABS仕様限定で追加されたホワイトカラー。 カウル全体に光沢のある白を採用しており、サイドとテールの一部にアクセントとなる赤いデカールが配置されています。
ヴィクトリーレッド(R-334)

前年に引き続き設定された、ホンダのスポーツモデルを象徴するヴィクトリーレッド。
マットガンパウダーブラックメタリック(NH-436M)

続いても継続の艶消しの質感を活かした、精悍で落ち着きのあるマットガンパウダーブラックメタリック。
ソードシルバーメタリック(NH-A95M)

こちらも継続の金属感を強調したシルバーに、蛍光イエローの差し色を組み合わせたソードシルバーメタリック。
2019 CBR250RR 販売カラー
2019年モデルは、2018年12月14日に発売されました。 このタイミングで、初期から設定されていた「ヴィクトリーレッド」と「ソードシルバーメタリック」の2色が廃止されています。
その代わりに、2パターンの「グランプリレッド」を新たに投入。 ホワイトとブラックについては、2018年モデルのデザインをそのまま継続し、計4色のラインナップとなりました。
2019年モデルのカラーバリエーションは以下の通りです。
グランプリレッド(ストライプ)(R-380)

ホンダの伝統的なレーシングスタイルを彷彿とさせるカラー。 赤を基調に、白と青のラインを組み合わせたトリコロールが特徴です。
グランプリレッド(R-380)

赤と黒のコントラストが際立つカラーリング。 ストライプモデルのような多色使いを避け、シンプルな配色にすることで、車体本来の造形をより強調しています。
パールグレアホワイト(NH-B53P)

前年度から継続されたパールグレアホワイト。引き続きABSモデル専用カラーとしてのポジションを維持しています。
マットガンパウダーブラックメタリック(NH-436M)

初期型から変わらぬ精悍なスタイルを貫く、マットガンパウダーブラックメタリック。
2020 CBR250RR 販売カラー
2020年9月、CBR250RR(MC51)は初の大きなマイナーチェンジを受け、 エンジンのピストン形状変更やマフラーの構造見直しにより、最高出力は41馬力、最大トルクは25Nmへと向上。
さらに、クラッチ操作を軽くするアシスト&スリッパークラッチを新採用し、オプションでクイックシフターも設定されました。
また、このモデルからABSが全車標準装備となり、足回りのホイールはすべてのカラーでゴールドに変更されています。
2020年モデルのカラーラインナップは以下の通り。
グランプリレッド(ストライプ)(R-380)

ホンダのレース活動を象徴するトリコロールカラーを継続。 新採用のゴールドホイールと組み合わさることで、より華やかで存在感のある外観となりました。
グランプリレッド(R-380)

赤と黒で構成されたシンプルなカラーリング。 前年モデル同様の構成ですが、やはりゴールドのホイールが加わったことで、高級感が一段と高まっています。
パールグレアホワイト(NH-B53P)

この年、最も大きな変化があったカラーです。 カウルは白を基調としていますが、フレームに鮮やかなレッドを採用しているのが最大の特徴。他色にはない独特のコントラストを持っています。
マットガンパウダーブラックメタリック(NH-436M)

定番の艶消しブラック。 車体全体がダークトーンでまとめられているため、新色のゴールドホイールが最も際立つ組み合わせとなっています。
2021 CBR250RR 販売カラー
2021年モデルは、前年に実施されたマイナーチェンジの内容をそのまま継続しています。
2021年モデルのカラーラインナップは以下の通りです。
グランプリレッド(ストライプ)(R-380)

赤・白・青のトリコロールにゴールドのホイールを合わせた、フラッグシップモデルに近い装いです。
グランプリレッド(R-380)

赤と黒を主体とした配色。ストライプモデルよりも落ち着いた、力強い印象を維持しています。
パールグレアホワイト(NH-B53P)

このカラーのみ、フレームが赤く塗装されています。カウルの白とフレームの赤のコントラストが特徴。
マットガンパウダーブラックメタリック(NH-436M)

車体各部を艶消しブラックで統一したカラー。足元のゴールドホイールがアクセントとして際立っています。
2022 CBR250RR 販売カラー
2022年1月、CBR250RR(MC51)はカラーラインナップの変更を受けました。今回の変更では、これまでの「グランプリレッド(単色)」に代わり、新色の「グラファイトブラック」が登場しました。
2022年モデルのカラーラインナップは以下の4色です。
グラファイトブラック(NH-B01)

新たに加わった、光沢のある艶ありブラック。 他の3色がゴールドホイールを採用しているのに対し、このカラーのみホイールもブラックで統一されています。
カウルから足回りまで全身をブラックアウトすることで、非常にストイックで引き締まった印象を与えます。
グランプリレッド(ストライプ)(R-380)

伝統のトリコロールカラー。金色の足回りと組み合わさることで、レースイメージを最も強く感じさせる構成を維持しています。
パールグレアホワイト(NH-B53P)

赤いフレームを採用した唯一のカラー。カウルの白、フレームの赤、ホイールのゴールドと、多色使いによる個性が際立ちます。
マットガンパウダーブラックメタリック(NH-436M)

光沢を抑えた質感が特徴の定番色。こちらはゴールドホイールを継続しており、新色のブラックとは対照的な華やかさがあります。
2023 CBR250RR 販売カラー
2023年2月、CBR250RRは令和2年排出ガス規制に適合し、型式が「8BK-MC51」へ変更されました。
外観はカウルが重なり合うレイヤー構造を採用し、よりエッジの効いた鋭いフォルムへと進化。
エンジンは細部の見直しにより最高出力が42PSへと向上したほか、新たにトラクションコントロールやショーワ製SFF-BPフロントフォークを装備するなど、走行性能も一段と高められています。
2023年モデルのカラーラインナップは以下の3色です。
グランプリレッド(R-380)

これまでのレッドよりも赤の面積が拡大されたカラーリング。
アンダーカウルまで同色で統一されたことで、ホンダのレーシングスピリットをより強く感じさせる仕上がりとなりました。
ホイールには引き続きゴールドが採用され、エネルギッシュな印象を維持しています。
マットバリスティックブラックメタリック(NH-A86M)

これまでのマットブラックに代わって登場した、新しい艶消しカラー。
各所に配されたレッドのアクセントがアグレッシブな雰囲気を演出し、さらにホイールをブラックで統一することで、足回りまでストイックに引き締められています。
パールグレアホワイト(NH-B53P)

ホワイトをベースに、ガンメタリックの配色を各所にバランスよく配置したカラー。
色のコントラストによって車体のレイヤーが強調され、新しくなったカウルのシルエットが最も際立って見えるデザインとなっています。
2024 CBR250RR 販売カラー
2024年モデルは、2023年に実施されたカウル形状の変更やエンジン出力の向上といったマイナーチェンジの内容をそのまま継続しています。カラーバリエーションも前年と同様の3色展開となりました。
2024年モデルのカラーラインナップは以下の通りです。
グランプリレッド(R-380)

アンダーカウルまで赤で統一された、躍動感ある色使いが特徴。 ホイールのゴールドがアクセントとなり、ホンダのレーシングスピリットを全身で体現しています。
マットバリスティックブラックメタリック(NH-A86M)

艶消しの黒をベースに、各所に配された暗い朱色が目を引くモノトーンなスタイル。
パールグレアホワイト(NH-B53P)

ホワイトのカウルにガンメタリックを組み合わせ、新しいレイヤー構造を強調した配色。
2025 CBR250RR 販売カラー
2025年3月6日、CBR250RR(MC51)はカラーラインナップの一新を受けました。
今回の最大のトピックは、90年代の4気筒モデル「CBR250RR(MC22)」で絶大な人気を誇った配色を再現したデザインが加わったことです。
2025年モデルのカラーラインナップは以下の3色です。
マットビュレットシルバー(NH-389M)

金属的な質感が際立つ、重厚感のある新色です。 艶消しのシルバーを基調に、シュラウド付近などにブルーのアクセントを配置。
ホイールはブラックで統一されており、全体を硬質かつストイックにまとめ上げた、大人のスポーツバイクという趣になっています。
【Check】
補修用ペンが販売されていません。傷や立ちごけには注意してください
パールグレアホワイト(NH-B53P)

往年のMC22型でも愛されたトリコロールカラーを現代に再現。 ホワイトをベースに、鮮やかなブルーとレッドのグラフィックを大胆に配しています。
かつてのファンには胸が熱くなるような懐かしさを、今のライダーには鮮烈な個性を感じさせる、2025年モデルを象徴する一台です。
グランプリレッド(R-380)

アンダーカウルまで赤で統一されたレーシーな配色。 この年からホイールがゴールドからブラックへと変更されたことで、より引き締まった印象が強調されています。
CBR250RR カラーまとめ表
- 2017
(2BK-MC51) - 2018
- 2019
- 2020
- 2021
- 2022
- 2023
(8BK-MC51)グランプリレッド
マットバリスティックブラックメタリック
パールグレアホワイト


- 2024グランプリレッド
マットバリスティックブラックメタリック
パールグレアホワイト


- 2025
CBR250RR(MC51)型式ごとで販売されたカラーの一覧
| 型式 | 年式 | 販売カラー | 販売期間 |
| 2BK-MC51 | 2017 | マットガンパウダーブラックメタリック | 2017年5月〜2020年9月 |
| ソードシルバーメタリック | 2017年5月〜2019年3月 | ||
| パールグレアホワイト | 2017年5月〜2020年9月 | ||
| ヴィクトリーレッド | 2017年5月〜2019年3月 | ||
| 2019 | グランプリレッド(ストライプ) | 2019年3月〜2020年9月 | |
| グランプリレッド | 2019年3月〜2020年9月 | ||
| 2BK-MC51 | 2020 | マットガンパウダーブラックメタリック | 2020年9月〜2023年2月 |
| パールグレアホワイト(赤フレーム) | 2020年9月〜2023年2月 | ||
| グランプリレッド | 2020年9月〜2022年1月 | ||
| グランプリレッド(ストライプ) | 2020年9月〜2023年2月 | ||
| 2021 | (2020年モデルを継続販売) | 2020年9月〜2022年1月 | |
| 2022 | グラファイトブラック(黒ホイール) | 2022年1月〜2023年2月 | |
| 8BK-MC51 | 2023 | マットバリスティックブラックメタリック | 2023年2月〜2025年3月 |
| パールグレアホワイト | 2023年2月〜2025年3月 | ||
| グランプリレッド | 2023年2月〜2025年3月 | ||
| 2024 | (2023年モデルを継続販売) | 2023年2月〜2025年3月 | |
| 8BK-MC51 | 2025 | パールグレアホワイト(MC22再現) | 2025年3月〜 |
| マットビュレットシルバー | 2025年3月〜 | ||
| グランプリレッド(黒ホイール) | 2025年3月〜 |
CBR250RR中古人気カラーはこれ
中古車サイトなどの流通台数を調査し、色の系統ごとに人気度をまとめました。CBR250RRは「スーパースポーツらしさ」を求めるユーザーが多いため、はっきりとした傾向が見て取れます。
第1位:レッド系(約92台)


やはりホンダのスポーツバイクといえば「赤」を思い浮かべる方が多く、堂々の1位です。特に2019年に追加された「グランプリレッド(ストライプ)」は、そのレーシーな装いから爆発的なヒットを記録しました。
また、初期型の「ヴィクトリーレッド」も中古市場で根強く流通しています。
「CBRに乗るなら、サーキットの空気感を感じるトリコロールか赤がいい」という層に、今なお選ばれ続けている不動のカラーです。
第2位:ブラック系(約90台


レッド系と並ぶ人気なのがトレンドに左右されないブラック系です。
初期型から継続してラインナップされている「マットガンパウダーブラックメタリック」は、艶消しのソリッドな質感がストリート派に支持されました。
また、2022年に登場した艶ありの「グラファイトブラック」も、全身をブラックアウトしたストイックな佇まいが評価され、短期間の販売ながら多く流通しています。飽きのこない格好良さを求める層から、常に安定した需要があります。
第3位:シルバー系(約32台)

1位・2位からは少し離れますが、シルバー系がランクインしています。これは主に初代(2017〜2018年)に設定されていた「ソードシルバーメタリック」によるものです。
当時は、あえて赤や黒を選ばず、機械的な金属感を強調したシルバーを選ぶ通好みのライダーが一定数存在しました。
現在はラインナップから外れているため、中古でこの色を探している方は初期型を狙うことになります。
今後のカラー展開にも期待
ホンダを象徴する人気カラーが次々と登場し、かなり満足度の高いラインナップが揃っています。
ただ、すでにバリエーションが充実しているため、過去のモデルを踏襲した復刻カラーが今後登場するかは未知数です。
一方で、他の排気量で人気のCBRカラーを取り入れた色合いが増えてくれば、また新たな話題を呼ぶかもしれません。
今後販売されるカラーにも、ぜひ注目しておきましょう。
コメント