オフロードバイクのXT250T(30X)エンジンを使い、シングルネイキッドになって誕生したSRX250/F(51Y)
今回は、SRX250/F(51Y)の評価からカスタムまでご紹介します
SRX250 (51Y) 簡易スペック
1984年
空冷4サイクルDOHC 4バルブ単気筒エンジン
最高出力 32ps/10.000rpm
最大トルク 2.4kg・m/8.500rpm
車体重量 134kg
燃料タンク容量 10L
シート高 750㎜
6速MT
また同時に発売されていたのがハーフカウルバージョンSRX250F
51Yシリーズの中でもマイナーチェンジは多々行われているが唯一の変更点としては丸目の1JAぐらいが変化です
軽量でシャープなスタイルがSRXらしさ
ネイキッドブームによってシングルスポーツを作り出そうとしたヤマハが、XT250Tのエンジンをベースに作り出したSRX250
シングルエンジンながらキャブレターがふたつ搭載されて、低中速と高速の二つを受け持つシステムになっています
また、旋回性能を高めるために、フロント16インチリアが18インチと最近では見かけないサイズを採用し、でワインディングではシャープ走りを楽しめるモデルです
特にSRX250は、女性からバイク初心者でも扱いやすく、楽しめるバイクなので、中古車選びに悩んでいたらチャレンジしてみてくださいね
中古パーツも少なくレストア向きではない
新品パーツは欠品が数多くあり、オークションで確認できた中古パーツも少量しか見当たりませんでした
やはり流用できるパーツを把握して自分の手で、バイクを整備できないと維持していくのは厳しく感じます
どうしても乗りたい方は、サービスマニュアルを購入して付き合ってくださいね
SRX250おすすめのカスタム
SRX250のカスタムはスタイルに合わせてカフェレーサー風にまとめる。または、純正を活かして仕上げるかの二つに分かれています
今回は、その二つをメインにご紹介していくので、あなたの求めているカスタムが見つかるかもしれません
SRX250T シングルシート
特徴的なアッパーカウルを活かならがもシングルシートを取り入れたカスタム
このシングルシートの形状を見る限り純正オプションで販売されていたものだと思います
現在は新品で探すのは難しいとは思いますが、オークションで探してみると見つかるかもしれませんね
SRX250 カフェレーサー
細部に渡ってパーツを取り外し、オリジナリティ満載の車体に仕上げたカフェレーサー仕様
タンクカラーリングも美しい水色にベージュのシートの柔らかみのある色味がピッタリですね
全体的にはブラックアウト化されていますが、タンクのカラーによって綺麗なまとめられた一台です
SRX250 TZカウル
TZタイプのテールカウルを取り入れたカスタム
真正面からの写真がないので、一つ目なのかはわかりませんが、車体のバランスが良く綺麗にまとめてあります
SRX250はタンデム向きなバイクではないので、割り切ってシングルシート化も検討してみると、このように綺麗に作り上げる事もできますね
乗り出しもしやすく楽しめるシングルエンジン
立派な旧車になってしまったSRX250も古臭く感じる方もいますが、シングルネイキッドらしいトルク感のある走りは、この年代ならではの物です
ただ、これから所有するには不具合もあるかもしれません
それでも味のあるエンジンサウンドを楽しみながらワインディングをすると、結構癖になってしまいますよ
また、この後に17インチになって誕生したSRX250(3TY)の方が、これから付き合っていくにはオススメな車両です
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