クルーザータイプのアメリカンではなくドラッグレーサーをコンセプトに開発されたエリミネーター250
今回は、スペックやメリットにデメリットからカスタムまでご紹介
エリミネーター250
1987年ドラッグレーサー風なバイク誕生したエリミネーター250
スペック
水冷4サイクルDOHC 4バルブ2気筒エンジン
最高出力 40ps/12.500rpm
最大トルク 2.4kgn/10.000rpm
車体重量 154㎏
燃料タンク 14L
シート高 690㎜
6速MT
エリミネーター250には3種類モデルがある
1987年の初期型がベーシックモデルです
この後1989年にウィンカースイッチにプッシュキャンセルを導入しマイナーチェンジなどは行われておりません
1988年にスポーツエディションとして誕生したのがSEモデル
ビキニカウルに、ロアーカウルを装備して、よりドラッグレーサー風な立ち位置に変化したモデル
1年遅れて誕生したのが、LXモデル
こちらはアメリカンバイクらしさをアピールする為にフラットバーハンドルに前後スポークホイールやメッキパーツを多く使ったモデル
同時に燃料タンクも12Lと縮小されています
珍しいスタイル
ドラッガースタイルと言う一般的なアメリカンバイクとは一味違う直線で速度を競うドラッグレースに因んで、名付けられています
日本のバイクだとかなり少ないジャンルさらに、250ccでは唯一の車体と言っていいはず
エンジンには、V型ではなく高回転なGPX250Rをベースに作られているので、走りも堪能できるバイクに仕上がっている
特に6000回転前後からパワーが出るので低速で走ると言うよりかはアクセルをあけて走る仕上がりです
人とは違うアメリカンバイクに乗りたいならこれ一択と言ってもいいかもしれません
整備性と燃費が悪い
整備する為にはテール周りからばらしていかないとキャブまでたどり着けないほど面倒なバイク
なので、ご自身でバイクをいじる時には結構苦労しますのでサービスマニュアルがあるとかなり役に立ちます
また、燃費も今のバイクみたいに良くはりません
走りを堪能出来ると言いましたが、直線だけです。
カーブではしっかりと減速しないとすぐにステップやマフラーを擦ってしまうので、気を付けて運転してください
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エリミネーター250 カスタム
エリミネーター250をカスタムするには専用のパーツが少ないので、独自で切った貼ったをしながらカスタムするか
汎用製パーツを上手に使いカスタムしていくほかありません
今回は、その中でも独自のカスタムに近づける為におすすめできるカスタム車両をご紹介します。
エリミネーター250 ジョッキーシフト
エリミネーターカスタムが強いひばり工房さんからおすすめする車両はこちら
カラーリングを独自にペイントされていますね特徴的なのは太いタイヤですね
これはバイク用のサイズには見えない太さです
さらにマフラーも二本出しとワンオフで作られています
そしてなんと一番すごいのはジョッキーシフトである事です
エリミネーター250 チョッパー
エリミネーターを上手にまとめたチョッパーカスタム
ベーツライトに変更やスポタン風なタンクにシートレールは切ってしまうチョッパー仕様です
エリミネーター250 ロングチョッパー
フロントフォークを延長したロングチョッパー
なんのフロントフォークを流用してるかまではわかりませんが、確実に伸びています
その為、リアサスペンションの取り付け位置も変更してあるようすです
さらにはミッドコンまで作られています
エンジンに注目しなければ、なんのバイクはわからないほどにカスタムされていますね
比較的安いバイクなんだけど
絶版になり中古相場も安定しているんだが、40PSを売りに暴利すぎる値段で売りにだいしてるバイク屋もいます。
確かに今の250ccにはないパワーですが、前提にあるのは新車でのスペックである事です
旧車になりつつあるエリミネーター250でしっかりと40ps出る事はないと言ってもいいと思います
基本的にこの手のバイクを乗るユーザーも回して乗っていたはずなので、少しやれてるバイクが多い印象です
この後に出たエリミネーター250Vの方が今は安いかもしれません
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