スズキが新たな市場を開拓すべく開発されたSV400
マルチエンジンではなくV型2気筒を搭載したスポーツマシンはかなり異例ではありましたが、現在でも根強いファンがいるバイクです
今回は、SV400の評価からカスタムまでご紹介します
SV400 簡易スペック
1998年
水冷4サイクルDOHC 4バルブV型2気筒エンジン
最高出力 53ps/10.500rpm
最大トルク 4.2kg・m/8.000rpm
乾燥重量 168㎏
燃料タンク容量 16L
シート高 785㎜
6速MT
元はハーフカウルをが備え付けられたSV400Sしかなくその後にネイキッドモデルが誕生している
初期モデルはシングルディスクでしたが、2000年でダブルディスクに変更されています
軽量だからこそ楽しめるスポーツVツイン
スズキのTL100Sとは違い扱いやすさが印象的なSV400
スポーツ走行をしっかりと行えるV型2気筒車はレアで、それでいて車体重量が168㎏とかなり軽量バイクです
それを可能にさせたのもトラスフレームからスイングアームまでアルミで作られているという事
VTR250などもトラスフレームですが、アルミで作るにはコストもかかるので、スズキはかなり攻めの姿勢で作られた事が伺えます
また、SV400の加速は、なめらかで気持ちよくふけ上がるエンジンなので、一般道からサーキットと幅広く扱えるマシンですね
根強いファンはいたんだけども
扱いやすく乗り手を選ばないので、中古だと走行過多な車両が多くなっています。
それ以外にもスズキはあまり押し出すつもりがなかったのか、専用パーツも少ないのでボルトオンで取り付けられるパーツがほとんどありません。
これがSV400/Sの少々ネックに感じてしまう場面ですね。
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SV400おすすめのカスタム
オリジナルの車体を作るよりかは、純正を活かすカスタムをするかがSV400をいじるうえで大切なポイントです。
今回のカスタム車はあなたの参考になるのでじっくりと読んでください。
SV400 サイドバッグ
スポーツVツインにはちょうどいいサイズ感のサイドバッグ
ツーリングをはじめ積載性はないので、ちょっとした小物入れには十分のサイズ感であり車体の印象を壊さないので、扱いやすいサイドバッグです
また、外したい時にはワンタッチで外せるので他社にも流用は可能ですね
SV400 ビキニカウル
一般的なビキニカウルではなく、半分にカットされたビキニカウルを使ったカスタム
ネイキッドらしいモデルの場合だと流線形のビキニカウルがおすすめなのですが、SV400のようなスポーティーな車体にはハーフビキニが似合います
ヘッドライト回りにボリュームが欲しい方にはオススメですね
SV400 アンダーカウル
SV400Sにアンダーカウルを使ったカスタム
ネイキッドモデルでも簡単に取り入れられるアンダーカウルもSV400Sモデルなら純正で備え付けられているアッパーカウルとバランスよく配置する事ができます
レーシーなテイストを加えたいかたにオススメですね
400ccでV型ツインスポーツを楽しむにはもってこい
V型2気筒エンジン独特のエンジンサウンドに加速感も
十分にあるSV400は運転もかなり楽しいバイクです
そして、初心者の方も扱いやすいので、入門としてもいいかもしれませんね
ただ、日本国内はVツインを敬遠する印象があり
思った以上な成果をあげれなかったSV400は、この後に発売されたグラディウスで、異形ヘッドライトが特徴的なマシンとして愛されていますね
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