DT125からDT125Rにモデルチェンジした車種でもあります
貴重になり値段も高く、それでいても人気がある125ccオフロードバイク
その魅力とメリット・デメリットをご説明します
DT125R スペック
1985年DT125Rの初期型として誕生した34X
スペック
最高出力 22ps/8.500rpm
最大トルク 1.9kgm/8.000rpm
車両重量 108㎏
34Xはレアな車両
バイク販売雑誌やオークションでも現在は全く見かけないレアな34X
しかし、DT200Rでも使われたヤマハ独自のYPVSやYEIS採用して
22psもの最大出力を発揮するパワフルなマシンです
加えて、車両重量が108㎏と力がある人なら余裕で持ち上げられる軽量さ
一度乗ってみたいけど、なかなか手に入らないバイクですね。
DT125R(3FW) スペック
1988年に34Xから3WFに車種コードが変わり現代のオフロードバイクらしいスタイルに変化した
スペック
水冷2サイクルクランクケースリードバルブ単気筒エンジン
最高出力 22ps/9.000rpm
最大トルク 1.9kgm/7.500rpm
車体重量 123㎏
シート高 865㎜
燃料タンク 10L
6速MT
DT125 3FWの良さとは
発売当初はDT200Rの姉妹車として発売されてデザインも全く変わらずでしたが、
1991年のマイナーチェンジではDT230ランツァよりのデザインに寄せたのかなと思います
さらに、2stでセルモーターも付属させた珍しさもありながら
ヘッドライトも大きな物に変更し、リアキャリアが装備されるなどツーリングの事を考えて作られて始めてるのを感じますね
DT125Rの弱点はヤマハ独自の・・。
この頃ヤマハから発売される2stバイクに取り付けられていた
YPVS(ヤマハ パワー バルブ システム)の固着や故障が目立ってきています
ワイヤーの固着なのか、または違うのか、しっかりと把握して対処しましょう
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なぜ、あんなにも高額なのか。
確かに2stバイクは貴重になり、フルサイズオフロードバイクは数が少ないので高騰するのは納得が出来るのですが、
中古価格帯が、現在の250ccの新車買えるんじゃないってほどに高い。
それには訳があるんです
中東(タイ・ミャンマー・ベトナム)などで、サイズ感にスペックがちょうどいい事から
一時、輸出バイヤーの方に高額な値段で引き取ってもらえると言う事で
こぞってDT125Rを売ってしまい
日本からどんどん車両が減ってしまいました。
その結果、逆輸入+貴重車となり余計に値段は高くなりました。
ビジネスなので仕方がない所ですが、これまた悲しい所ですね。
日本では見かけない貴重 DT125 RE/X
日本では排ガス規制によって生産が終了されました
しかし、欧州では根強いファンがいたことから生産拠点を移してモデルチェンジして登場したのがDT125RE
日本では見かけない車両ですし、どこも逆輸入しなかったんでしょうね
もう一点がモタード仕様として売り出されていたDT125X
パッとみて現行車として発売されてても違和感を感じないデザインは素晴らしいなと思うしかありませんね
YAMAHAの伝統DTシリーズ
現在は2stの開発はされていないので、もう発売される事はないと思います
しかし、ヤマハに残した功績はかなり大きい物だと感じますね
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