タンデムステップのない一人乗り専用のオフロードバイクであるRMX250S。レーサーをベースとした車体なので、かなり過激な玄人好みの車種です
今回は、RMX250Sの詳細からカスタムの仕方までご紹介します
RMX250S 簡易スペック
1992年に競技用だったRMX250をベースに作り替えて誕生したRMX250S
水冷2サイクルクランクケースリードバルブ単気筒エンジン
最大出力 40ps/8.000rpm
最大トルク 3.8kgm/6.500rpm
車体重量 128㎏
燃料タンク 11L
シート高 895㎜
5速MT
マイナーチェンジが二回行われてその都度、若干違いがあります
1994年のマイナーチェンジで、CDIの変更や前後サスペンションに減衰力調整行えるようになり、より操作性を向上させています
1996年のマイナーチェンジでは、正立フォークに変更され外装も変更されています。したがって、倒立フォークのモデルが乗りたい方は1996年制以前を選んでくださいね
かなりハードな仕様が魅力のバイクに
特に初代のモデルはRMX250に保安部品を取り付けただと言える車両です。
レーサーをベースに作り上げられているので、エンジンにはバランサーを搭載していません
なので、このバイク特有の激しい振動があり辛い場面でもあります。
またツーリングではシート幅の細さも加わりお尻が痛くなりますが、
これこそが、RMX250Sであり様々な犠牲がある事でエンジンフィーリングは素晴らしいの一言
特にパワーバンドに入ると突き抜けるような加速感を発揮して
トレール車の中でも上位のバイクだと言えますね
また、プラグ交換をしやすくかぶってしまっても
予備を積んでおくか外してライターで炙るなど作業性も考慮されてるのが助かる所
オンロードよりかは、オフロードでのコントロールがしやすく
特に荒れた林道などではそのパフォーマンスを十分に堪能してもらえるます
普段の足にはちょっと使いづらいかも
レーサーに保安部品をつけただけなので、燃費がバカかってぐらいに悪い事や
それと同時に初期型は、プラグがかぶりやすく、つねにアクセルを開けて運転しないといけないので、結構大変な車両なんです
さらに、シート高が895㎜と高く、現代で言うとCRL250ラリーや、WR250Rと同等のサイズなので、足つきは悪い部類に入ります
しかし、跨ってしまえば、重心が低く感じられる事もあり安心して、運転する事はできますのでご安心ください
最後に純正部品が、いつまで存在するか正直わからない点です。結構ハードに乗ってエンジンを焼き付かせてしまうと復活が、難しいかもしれない事が結構なデメリットです
乗る事を躊躇するようになるとお付き合いが難しく感じられますね
RMX250のおすすめカスタム
RMX250Sのカスタムはモタード、モトクロスバイク仕様が多いです
今回は、その中からカスタムの参考例になる車体を載せていますのでチェックしてください
RMX250S デカール
デカールをつけるだけで、印象が変わるので試しやすいカスタム
特にこの画像のようなバランスで付ければ、カッコよく決まるのでおすすめです
他にもコンプリートキットもあるので、お気に入りのデカールを見つけてください
RMX250S チャンバー
現在も新品購入可能な大変貴重なプロスキルのチャンバー。パワーアップはもちろん。排気音にも変化があり香ばしいサウンドを楽しめます
RMX250S スポークホイール モタード
当時エキセルリムからRMX250S用で、モタードホイールが販売されていました。サイズはフロント3.0-17。リアが3.5-17です
当然、現在は新品で購入する事はできません。なので近い物をあげるとするならTGR TECHNIX GEARのホイールがおすすめです
公道レーサーRMX250S
RMX250Sと言った過激なバイクは、レアな車体ですが、
その後もスズキはDR-Z400Sとレーサーの公道モデルを発売していました
攻めた姿勢はユーザー側の私たちにはたくさんの刺激を与えてくれますよね
現在はグローバルモデルが主流なので、過激なバイクはあまり見当たりませんが、
過去を見渡すと面白いバイクがある事を知ってもらえたら嬉しいです
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