ホンダの高級路線で販売されていたリード100は中古になった今も愛用されている方多いスクーターです。ただし、エンジンが不調になっている車体が、多く購入する時には注意が必用です。
今回は、リード100の良質なエンジンの見分け方やオーバーホール代金についてまとめています。
リード100の異音の原因!
リード100で起こるエンジンの故障例で最も多いのが、クランクの故障かクランクベアリングの摩耗です。
原因となるのは、管理、整備していた環境によっても差がありますが、元々の持病と呼ばれるぐらいに起こりやすく、走行距離にしておおよそ1万5000㎞走っている車体からよく異音が聞こえてきます。
例え中古で、メーター読み数千キロメートルだったとしても注意が必用です。
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異音を実際に確認してみよう!
異音を確認する前にまずは、故障してないエンジン音を聞いてみましょう。
排気音は、2サイクルのスクーターらしいサウンドでガラガラやゴロゴロと言った異音は一切感じられません。この音をしっかりと覚えておいてください。
続いてが、異音がする映像です。エンジン始動時からゴロゴロとした音がして一発でわかると思います。アクセルを回した時も大きくなるのでわかりやすい例ですね
こちらは、エンジン始動時は金属片の音がしましたが、アイドリング中に聞こえてくるのはガラゴロとした音です。こちらもクランクベアリングが、壊れている時によく鳴るので覚えておいてください。
上記二つに比べると聞きづらくなっていますが、ガラゴロとした音が聞こえてきます。この場合もクランクかクランクベアリングが壊れているので、交換が必要です。
オーバーホールにかかる費用は?
リード100のエンジンをオーバーホールにかかる費用は5~7万円ほどかかります。
ここの価格は、ショップによっても左右されてしまい、複数のお店を梯子して聞いてみるといいでしょう。
ただ、直すよりも他のバイクを買った方が安いと言われてしまう事もあります。価格に見合っているのかしっかりと判断してください。
中古エンジンを探すならどこがいい?
やはり、個人でリード100のエンジンを探すならオークションやフリマサイトを使うのが一番の近道。
ただ、ここで注意してもらいたいのが良質なエンジンなのかの見分け方です。これを知らずに購入したら、壊れたエンジンが家に届いて使い物にならないかもしれません。
ハズレを引かない為にも、最低限の知識を知ってから購入するようにしてください。
外れの見分けはやっぱり音!
最近オークションで出品されているエンジンは、しっかりと動いていた事を確かめられるように動画のURLが張り付けられています。
これが最も大切なポイントと言っても過言ではありません。
やはり、実働である事を確かめられる事や、エンジンの異音や周りの状態も同時に確かめどんな環境で保管されていたのかも判断する事が出来ます。
ただ、そこまで行っているのは、基本的に業者が行っているので、個人出品に比べると割高です。
エンジンを安く買うには?
先ほど紹介したオークションとフリマサイトから購入するのが、種類が豊富で値段も安く買う事ができます。ただし適正価格を知らずに購入すると損する可能性も。
また適正価格と言っても季節や時期、タイミング、出品場所によって価格は変動します。その度に様々なサイトを巡って価格を調べるのは正直面倒です。
そんな時に私は、個人売買で購入する時に参考にしているのはオークファンを利用しています。
オークファンは、落札された商品の状態や価格をしる事以外にも、ヤフオク、ラクマ、モバオク、eBay、セカイモン、amazonで購入、落札された商品を過去に遡って知る事が出来ます。
さらに、登録料や月額料金が一切かかりません。無料で使えるツールなので是非とも活用してください。
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エンジンオイルは良質な物を!
リードに搭載しているエンジンは2サイクルの物なので、エンジンオイルをつぎ足しながら使用していきます。この時家電量販店やなどで売られている激安品は要注意。
安い分だけ粗悪とは言いませんが、メーカーが販売している物よりも燃料効率を下げたり、マフラー内部のカーボンを蓄積させる原因となります。
最低限、ホンダから販売されている純正品の物を選んでください。これだけでも雲泥の差が出るので絶対に忘れないでください。
HONDA ホンダ ウルトラ 2スーパー 2サイクルオイル 容量:1L
リード100のエンジンを流用してスワップできる車体は?
現在はあまり見かけなくなりましたが、リード100のエンジンを同社から販売されていたライブDIO/ZX(AF34/35)に取り付けられている方もいました。
作業内容については、エンジンハンガーの溶接やリアサスペンションをオフセットする為の加工など素人には手が出せないカスタムです。
もしも、チャレンジを考えているならしっかりと工具や知識を集めてから作業をしてください。
しっかりとメンテナンスをすればまだまだ乗れる
段々と2サイクル100ccスクーターを街中で、見かける機会も少なくなってきましたね。
ホンダ最後の2ストであるリード100は、販売終了から時間も経ち何かと手がかかるころ合いですが、個人的に悪戯もされにくくメットインの収納力には高い評価をしています
また、中古価格も落ち着いているので、気になる方はバイク屋さんに出向いて直接触れてみてください。
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