JF03モデルからフルモデルチェンジされて開発されたスペイシー125(JF04)
スペイシーシリーズの最終モデルであり、壊れ知らずで有名な原付二種でもあります
その為、現在も中古相場が高い人気スクーターになっている
今回は、スペイシー125(JF04)の評価からカスタムまでご紹介します
スペイシー125(JF04) スペック
1995年
全長・全幅・全高 1790㎜ × 685㎜ × 1095㎜
空冷4サイクルSOHC単気筒エンジン
最高出力 11ps/7.500rpm
最大トルク 1.1kg・m/6.500rpm
車体重量 112㎏
燃料タンク容量 6.5L
シート高 745㎜
無段変速式Vベルト
フロントタイヤサイズ 90/100-10 53J
リアタイヤサイズ 90/100-10 53J
前モデルのJF03では水冷エンジンだったのを空冷に変更しながらも最高出力、最大トルクの数値を落とす事なく販売されたスペイシー125(JF04)
また、前モデルはシート下に物を入れるスペースが無かった所に20Lの容量を確保し積載性は格段とアップしている
足回りは当時ホンダがスクーターによく採用していたボトムリンク式サスペンションを採用しギャップに対して、しなやかな走りができるスクーターになっています
当時はリード90・リード100の方が人気で売れた台数は負けています。しかし、スペイシー125は様々な場面においてワンランク上と言われていました
2005年にはAT免許制度が導入されて教習車仕様も作られていました。オークションや中古販売サイトでも見かけないので、もしも購入出来た方は相当レアな車体なので大事にしてくださいね
レギュレーターのパンクに気を付ける
壊れ知らずのスペイシー125(JF04)にも弱点があります。それが電装系です
どうしても経年劣化によるダメージを負う事が多く特にレギュレーターが壊れやすくなっています
初期型は熱対策が行われてないのでパンクしやすいので、対策品のフィン付きの物に交換してください
シニア向けとも言われていますが盗難注意
現在はスペイシー125(JF04)を街中で見かける機会も少なくなってきていますが、やはりタフなスクーターである事は有名なので、いたずらをされてしまう事があります。
プロの犯行よりも素人が手を出してくれる可能性が高いので、バイクシートカバーやディスクロックを取り付けて手を出させないようにしてください
スペイシー125(JF04)の最高速と燃費は?
スペイシー125(JF04)の最高速は90~95㎞/hと言われています。
燃費は、30~35㎞/Lと現在の原付二種に比べてしまうと悪く感じてしまいますが、中低速のトルク感があるので一定のアクセル開閉であれば、もう少し伸びると考えられます
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スペイシー125(JF04)おすすめのカスタム
前モデルに引き続きスペイシー125は高級路線だった事や、当時は原付二種をカスタムして乗る人は少なかった事もあるので参考例が少なくなってしまっています。
今回は、実用的に使える内容がメインになっていますので、ご了承ください。
スペイシー125(JF04) ミラー交換
ボディカラーを爽やかなライトブルーに塗装しスクエア型のミラーに変更されたカスタム
少し古臭く見えてしまうJF04のカラーを変更してあげる事でオシャレに仕上げられていますね
さらに純正ミラーからスクエア型のメッキ素材がワンポイントになっています
スペイシー125(JF04) リアボックス
スクーター定番のリアボックスを装着したカスタム
スペイシー125のメットインサイズは20Lと最新の125ccに比べてしまうと満足できない方も多いと思います
そんな方に利用してもらいのはリアボックスです。車体のサイズから32Lぐらいがバランス良く取り付ける事が可能だと思います
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純国産125ccスクーター最後のモデル
新車当時は30万円をこえる車体だったので、なかなか手が出し辛いスクーターでしたが、長い年月をかけて現在はお求めやすい価格になっています
純国産スクーターで壊れ知らずではありますが、年代に応じてヘタリも当然ながらあります。特にエンジンの振動が強い場合は、エンジンマウントブッシュの交換をすると格段に軽減されるので、是非とを試してください
また、現代のスクーターに比べメットインが狭く、野暮ったいデザインではありますが、長く乗って行きたい方にオススメしたいスクーターです
そして、スペイシー125の歴史はここで終わり次に販売されたのはスペイシー100
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