XLR200Rのエンジンをベースにラウンドスポーツモデルとして誕生したSL230
シート高の低さや大きすぎないサイズ感がオフ車としても扱いやすく
乗り手を選ばないバイクとしてファンがいる車体ですね
今回は、SL230の評価からカスタムまでご紹介します
SL230 (MD33) スペック
1997年
空冷4サイクルSOHC 単気筒エンジン
最高出力 20ps/7500rpm
最大トルク 2.1kg・m/6000rpm
車体重量 115㎏
燃料タンク容量 10L
シート高 810㎜
6速MT
1999年に排ガス規制に合わせてエアインジェクションシステムを導入し、各部の変更が行われている
トレッキング入門におすすめな一台
都会的なデザインのオフロードバイクとして誕生したSL230
XLR200Rのエンジンを223ccにボアアップし、最大出力や最大トルク共に向上したオートバイ
レンサルのハンドルを純正で装着されていたり、リアはチューブレスタイヤを採用するなど各所にこだわりも見られる
ただ、SL230は林道や獣道でポテンシャルを発揮するバイクであったためユーザー幅広く使えるセローの方に関心が向いたのだと言えますね
また、トレッキングは楽しめるのですが、ダートだとホイールベースの短さからか、挙動が激しくどこかへ飛んでいってしまいそうになります
高速ツーリングをメインにする方はには厳しい
軽量で扱いやすいバイクにある高速走行が辛い部分は仕方ありません
特に、高速道路をメインに走行される方には厳しいですね
しかし、バイクの特性上の向き不向きがあるので
SL230を選ぶなら我慢も必要だと言えます
SL230のシートは幅がある
オフロードバイクはフルサイズがメインで、どれも車体が大きく
身長が低い方には向かない車両が多いです
しかし、SL230は810㎜とシート高も低く
車体重量も113㎏と軽いので乗り降りもしやすい車両です
ただ、この810㎜はセロー250と同等のサイズなのですが、
SL230の方がシート幅があって足付きを悪く感じるかもしれません
アンコを抜くよりもサイドをカットをして調整するのをオススメします
SL230を購入する時に異音を気にして
タペット音に近いカチカチとした音が聞こえた場合
カムチェーンテンショナーの不具合の可能性が高いです
これは車体によっての当たりはずれもあるので、購入時にはエンジンをしっかり聞いてください
自信がない方は、お店の方に質問をして丁寧な対応をしてくれず
不満が残る場合は購入しない事をオススメします。
スポンサーリンク
SL230おすすめのカスタム
SL230 ロングスクリーン
ロングスクリーンにリアボックスと快適な下道ツーリング仕様
大柄なスクリーンによって風除けもでき、リアボックスがある事で、積載性も向上させてあるので、下道ツーリングを楽しむには十分な内容です
もしも、SL250を購入する事をお考えの方は、リアキャリアが純正で装着されてる物を購入してくださいね
SL230 最終型カラー
なかなか見かける事ができないウィングロゴが入った最終型SL230
単色が多いSLに見栄えがパッとしないと思ってるかたなら最終型がオススメですね
また、カラーに合わせてリムテープを貼ると自分の車体に愛着が湧いてきますよ
SL230 トレッキング仕様
丸目一灯ヘッドライトからオフらしいヘッドライトに変更したカスタム
ヘッドライト一つで見た目の変化もあり取り入れやすいカスタムです
それに伴ってエキパイにサーモバンテージ巻き付けてあるのが特徴的ですね
どちらかと言えば、オフロードバイクでは見かけないカスタムなので取り入れてみると個性的かもしれません
SL230 トラッカーカスタム
ナロータンクにキャストホイールを取り入れたトラッカーカスタム
このホイールの形状を見るとホンダ・AX-1の物を流用しているかと思います
全体的なバランスも綺麗で、VMX好きの人も気に入る一台ですね
段々と中古相場も上がってきています
少し前の中古相場に比べると高くなってきています
それでも、選べる車体は多く、乗り出しもしやすい部類に入りますね
なので、バイク初心者の方も十分に楽しめる車両です
そして、この後に足つきのいいオフロードバイクXR230が誕生しました
コメント