ネイキッドブーム真っ只中でヤマハが送り出したディバージョン400
新設計の空冷エンジンに、ツアラータイプ四気筒ながらその知名度は低く、いわゆる不人気車になります
今回は、ディバージョン400の評価からカスタムまでご紹介します
ディバージョン400 簡易スペック
1991年
空冷4気筒DOHC 2バルブ4気筒エンジン
最高出力 42ps/10.000rpm
最大トルク 3.5kg・m/7.000rpm
車体重量 197㎏
燃料タンク容量 17L
シート高 770㎜
6速MT
ツアラーらしく風よけ抜群
90年代初頭はレーサーレプリカからネイキッドに人気が徐々に移り変わるタイミングで、ツアラーモデルとして誕生したディバージョン400
ヤマハのジェネシス思想が投入され、シリンダーを前傾させて低重心化と、吸気を直線化する事で効率の良い走りが実現できる事が開発のコンセプトとして掲げられています
また、長距離ツーリングでも疲れないように足回りには、フロント38㎜のフォークに320㎜と大柄なシングルディスクに、ブレーキキャリパーは2pod。モノサスペンションに245㎜ディスク+シングルポッドで構成されていました
そして、何よりもディバージョンのアッパーカウルは風の流れを考慮した設計で、高速や長時間のライディングで疲労を軽減される仕組みになっています
野暮ったい+パワー不足
400cc4気筒ツアラーの役割としては
評価はされず不人気であった事やデザインの古臭さを感じる
また最高出力主義とは言わないが、400cc4気筒モデルとしては
スペックが低いのが魅力的ではないです
しかし、400ccツアラーは数が少ない事もあるので、候補に挙げたい所ですが車両も少ないという無残な現状になってしまっているという事
踏んだり蹴ったな感じもしますが、致し方ありません
ディバージョン400の最高速と燃費
ディバージョン400の最高速は160~170㎞/hです
ただ、到達するまでにじわじわと伸びていくで速くはありません
燃費は15~20㎞/Lとあまり良くはありませね
せっかくのツアラーモデルではありますが、ツーリング時には
給油場所をしっかりと把握しておいてください
なかなか購入される人が増えないバイク
中古車も見かけない車両なので、購入した後のパーツの問題が一番のネックでもあるディバージョン400ですが
車体は大柄に見えてもタンク周りはスリムなので
カスタムの仕方によっては意外性も見いだせるかもしれませんね
また、このエンジンは一代で終わり、空冷エンジンを再度見直して開発されXJR400が誕生します
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