GXシリーズ最小排気量モデルとして知られるヤマハ・GX250
絶版車両になり味わい深い旧車になるGX250ですが、今回はカスタム仕方やメリット・デメリットまでご説明します
GX250 簡易スペック
1977年ヤマハが初めて4サイクル250として誕生させたGX250
スペック
空冷4サイクルSOHC 2バルブ2気筒エンジン
最高出力 25ps/9.500rpm
最大トルク 1.9kgm/8.500rpm
乾燥重量 163㎏
燃料タンク 11L
シート高 800㎜
6速ミッション
GX250SP
1978年キャストホイール仕様になりSPとしてモデルチェンジ
同年にスポークホイールの型も存在します
ヤマハの人気のある大八キャストを使用してリアブレーキがディスクと言う事で、SR400には代用はできません
元々が、オーバーウェイトと言われていたのにも関わらず、余計にキャストホイールを使用して重量が増します。
GX250SP 最終型
1980年タンクやシートカウルを装着したよりレーシーな雰囲気になって登場
ティアドロップタンクよりタンク容量が増えて航続距離が、伸び純正バックステップと攻めの姿勢
さらに、シートカウルが装着されたのが外観での変更点です
このモデルからトランジスター点火となりポイント点火の面倒な部分が解消されました
そして、このモデルからリアブレーキが、ドラム変更されてSR400と同じ物なので流用が可能です
旧車らしいスタイル
知らない人からすれば、SR400にも見えないオールドな雰囲気のある車体
エンジンも空冷なので、ごちゃごちゃせず見栄えもすっきりしているのがいいですよね
ただ、この時代はバイク性能の進化が早くRZやXJにユーザーが流れGXは日陰にいた方のバイクです
エンジンバランサーを搭載してない事から、ドコドコと鼓動を感じて走れるバイクでもあり今では貴重車体になりつつある
走り出しから80kまでは加速感を感じれますが、最高速は110kぐらいが限界ですね
250cc登録ダメ絶対
この年式にしては比較的、価格が安く2気筒と言う事もあり
族車に仕上げてしまう人がいる事。
もう古いバイクなので、老体に鞭を打つような事をせずに
まったりとさせてあげてください。
また、今は少なくなりましたが、某オークションなどで、GX400とフレームが共通な事から250cc登録のまま400ccのエンジン流用が多かったので、GX400の数が激減してます。
白バイ乗りはバイク好きが多いので、声かけられて冷や汗かかないようにやめておきましょう
GX250カスタムの方向性
GX250をベースにカフェレーサー、ボバーカスタム、チョッパーなど幅広くカスタムされてるバイクです
今回も私がかっこいい!と思わず声をあげた車体をご紹介
GX250 トラッカー
ストリート感があるカフェレーサーやヤマハXS650のカスタムを得意とするAN-BUが作るGX250
トラッカーベースにストリートバイクにカスタムされています
またタイヤが太くダートなどでも遊べそう
テール周りもループ加工してきれい仕上げられている
GX250 チョッパー
XS250をベースではなくGXを使ったチョッパー仕様
ここはあえてGXなんでしょうね、フレームもオリジナルで作られて
さらに、リジット化までされています。
私なら下半身が割れてしまいそう。
GX250 カフェチョッパー?
RZ250のカラーリングにホイールの内側だけブルーと映えるカラーがまたいい!
これはカフェレーサーをベースにかなりローダウンしてるので、チョッパーもカスタム要素に含まれているんですかね
GX250はやっぱりカッコいい
4~5年前から中古相場は値上がりして手軽に買えるバイクではなくなりました
しかし、味わい深いバイクなのは、間違いなく旧車乗りから愛されてるバイクだと言えます
今後も値段が間違いなく上昇するバイクなので、乗りたい方はお早めに購入しましょう
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