発売当時はあまり売れずにいたが、今なら受け入れてもらえそうなスポーティーなロードスポーツ・VRX400ロードスター
今回は、VRX400の評判からカスタムの仕方までご紹介します
VRX400 ロードスター 簡易スペック
1995年バイクの原点に立ち帰り、シンプルなフォルムに仕上げて誕生したVRX400ロードスター
スペック
水冷V型2気筒 SOHC3バルブエンジン
最高出力 33ps/7.500rpm
最大トルク 3.5kgm/6.000rpm
車体重量 205㎏
燃料タンク 11L
5速MT
不人気こそが最大の個性であり魅力
VRX400は時代と上手く合わなかった事で、早々にラインナップから消えてしまったオートバイです。
ジャンルはアメリカンやクルーザーではなくネイキッドに属す車体なのですが、どことなく、ハーレーのスポーツスターに似ているということで一部の方から人気があります。
また、このエンジンはホンダで爆発的な人気を生んだスティード400をベースに仕上げてあり、耐久性には抜群の信頼があります。
これから乗り出そうと思っている方も安心して乗り出しが出来ますね
ネイキッドって見てしまうと遅いかな
カテゴリーはネイキッドですが、スポーツ走行は得意せずかなりの重量級。
また発売から結構時間も経っていますので、各所のやれがみられてきています。中古車購入する時には、ベアリングからゴム類はちゃんと点検してくださいね。
そして、早々にラインナップから外れてしまった事もありカスタムパーツがほとんどありません
上手い事、汎用製パーツを上手に使う事がカスタムを仕上げていくコツです。エンジン回り、マフラーなどはスティード400の物が使えるます。
是非ともチャレンジしてみてください。
ホンダが発売しているVT400Sとの違い
一番、デザインが近くエンジンも同じのVT400Sとの比較をしてみましょう
名称 | VT400S | VRX400 |
全長 | 2295㎜ | 2235㎜ |
全幅 | 870㎜ | 760㎜ |
全高 | 1135㎜ | 1105㎜ |
シート高 | 750㎜ | 770㎜ |
車体重量 | 229㎜ | 205㎜ |
この数字から見てわかる通り、VT400Sの方が大柄である事がわかりますよね
大きな車体に乗りたければ、素直にVT400Sを選択していいと思います
また、キャブレターがいいと思うならVRX400がおすすめです
元々が重いバイクなので、馬力は多少の差でしかありませんが、車体重量がVT400Sだと重いので、ちょっと辛い場面も感じられるかもしれませんが、飛ばさずにまったりと乗るぶんには、なんら支障はありません
VRX400のおすすめカスタム
VRX400は国内より海外で人気が高いオートバイです。
カスタムの内容はカフェレーサー風に仕上げたり、トラッカーやボバーカスタムが人気です
それでは、あなたのカスタムにも役に立つバイクをご紹介します
VRX400 カフェレーサー
落ち着いた色合いにセンスが光るカフェレーサー
フレームからホイールまで、落ち着いたブランドで全塗装して
タンクやシートカバーには、ベージュを取り入れたオシャレなカフェレーサーカスタム
各所に配置されているステッカーのバランスや、セパハンの角度もいいですね
ちなみにVRX400のインナーフォークは41mm。なので41φのセパハンは装着可能です
ただし、元々がインチのバーハンドルのためマスター、クラッチホルダー、スッチボックス、スロットルホルダーはそのまま装着出来ません。
シムを噛ませて固定する方法があるので、そちらを参考にしましょう。
ループ加工をしたカフェレーサースタイル
フロントフォークを突き出して、なるべく水平に近づけたカフェレーサーカスタム
タンクは純正品をリペイントし、マフラーはワンオフでターンアウト形状に変更しています
VRX400のフレームを見る限りだと、リア回りをループ加工せずとも配置する事ができるので、ロッカーズ風なシートも取り入れやすいと思えます
VRX400 トラッカーカスタム
ビタミンカラーのストリートトラッカー仕様
ストリートに映えるカラーリングのトラッカーカスタム
黄色をベースに外装を塗りながら、足回りからエンジンは黒く塗り上げると車体が引き締まり個性を主張できます
また、スイングアームからステを作りナンバープレートを固定してるのがすごいですね。同時に泥除けの効果も得れそうです
サイド二本出しトラッカーカスタム
豪快なエキパイの取り回しで、サイド二本出しのトラッカースタイルに変更されたカスタム
ワイドなハンドルに変更し、テール周りもすっきりとするだけで、見た目がトラッカースタイルにカスタムされていますね
現行ホンダのウィングロゴがアクセントとしてもいいですね
VRX400 ボバーカスタム
タイヤむっちりと太くしたボバーカスタム
タイヤをむっちりとした太いデザインの物を取り入れ一風変わったバイクに仕上げてあり特徴的なカスタム。
さらにトランペットマフラーの二本出しや、ソロシートを取り付け、リア回りはすっきりと仕上げてあります
元々のスタイルがボバーカスタムに向いているので、ベースにするには適している車体ですね。
また、サーモバンテージがラッドな雰囲気が感じられアクセントになっています。
ミニスポーツスター
元々がハーレーのスポーツスター風なテイストが感じられるVRXをミニチュア版に仕上げてあるカスタム
タンクをスポーツスタータンクに変えて同時にソロシート化すると本当にそっくりなスタイリングに決まりますね
中型免許しかなくて、スポーツスターに憧れる方はこういったカスタムに仕上げるのもオススメだと言えます
番外カスタム
カフェトラッカーカスタム?
純正タンクではなく、マスタングタンクに変更し、ロッカーズ風なシートにサイド出しマフラーと、特徴的なな仕様に仕上げられています
また、このスタイルでセパレートハンドルなのがポイントです。オリジナリティがあってお洒落に感じました。
VRX400に取り付けられる一押しマフラーは?
VRX400に新品で購入出来るマフラーはありません。まだ、車体を購入していない方は、最初から社外マフラーを取り付けてある車体を選ぶのをおすすめします
一応、流用や中古マフラーのデザインと排気音について記事をまとめています。気になる方はこちらから確認してください
もったいないなーと思うバイク
時代に上手く当てはまらなかったので、あまり売れずにラインナップから早く消えてしまったバイクですが、この後に販売されたVT400Sよりも安く買えることや、おしゃれにバイクに乗りたい方には特にオススメしたい一台です。
興味がある方は、ぜひ一度バイク屋さんで覗いてみてくださいね!
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