YZF-R7(8BL-RM39J)のマフラーを交換したいんだけど、種類はどんなのがあって音に違いはあるの?
こんな疑問に答えます
2022年に新たなYZFシリーズとして誕生したYZF-R7(8BL-RM39J)
DOHC並列二気筒の270度クランクエンジンを採用し、R1やR6とは違った内容で販売されています。
そこで今回は、YZF-R7(8BL-RM39J)に装着できる社外マフラーのデザインと排気音についてまとめました
新品、中古マフラーを選ぶ時に参考にしてください
YZF-R7(8BL-RM39J)純正マフラーはこんな音
●マフラー重量 | 7.6~8.07Kg |
●排気音量 | データなし |
社外マフラーの排気音を聞く前にまずは、YZF-R7(8BL-RM39J)の純正サウンドをチェックしておきましょう
アイドリング時は純正らしく穏やかな音でしたが、アクセルを開けるとバラバラとした音が強くなり、ノーマルマフラー以上の音質に変化し十分に楽しめます
走行中に聞こえてくる音は、先ほどとは違い控えめでした。これなら長時間走行しても耳が疲れる事はないでしょう
こちらの動画を参考にして社外マフラーの音を聞き比べてみてください
YZF-R7(RM39J)のマフラー交換時に必要なガスケット
・エキゾーストパイプガスケット 3YF-14613-01
YZF-R7で販売されているマフラーは、全てフルエキゾーストタイプです。なので、交換時にはエキゾーストパイプガスケットを2個使います
マフラー交換時 一口メモ
取り付けるマフラーの種類によっては液体ガスケットを所有しておくと作業がスムーズに進みます
YZF-R7に流用できるマフラーってある?
装着するだけならMT-07の初期型から同系エンジンは可能です。ただし、排ガスの問題で車検は通らないので、純正マフラーは絶対に持っておいてください
YZF-R7(8BL-RM39J)おすすめ社外マフラー4選
まとめ!
◆YZF-R7(8BL-RM39J)社外マフラー
●車検対応品で選ぶならAKRAPOVICかOVER RACING
●重低音を楽しみたいならUS YOSHIMURA R-77
●最安値で選ぶならUS YOSHIMURA R-77
AKRAPOVIC YZF-R7(RM39J) レーシングライン チタン JMCA
●材質 | サイレンサー : エンドキャップ / チタン製 エキパイ : ステンレス製 |
●重量 | 6.9㎏ |
●排気音量 | データなし |
●備考・付属品 | JMCA対応 自動車排出ガス試験結果証明書 (排ガス証明書):有り |
欧州最大のマフラーメーカーとして知られるAKRAPOVICからはレーシングライン チタン JMCA
変形四角形をベースにした異形型サイレンサーに、エンド部分はスラッシュカット風に仕上げられたマフラーです。スポーティーな見た目でありながら、攻撃的なスタイルにも見えて非常にカッコよく見えます
●AKRAPOVIC YZF-R7(RM39J) レーシングライン チタン JMCAの音は?

ノーマルと比較してバタバタとした音がエンジン始動時から大きく聞こえてきましたが、アクラポビッチ製は純正よりもマイルドなサウンドで、音量を比較しても静かに聞こえてきます。実際に耳にすると、また違った印象を抱くのかもしれませんが、全体的に消音されている様に感じます
●AKRAPOVIC YZF-R7(RM39J) レーシングライン チタン JMCAおすすめ度
出典:amazon動画サイトでたくさんのマフラーの音量、音質を確認して購入しました。(五月蠅過ぎず、静か過ぎずを求めて)
結果的には音量、音質はさすがアクラのレーシングラインでとても心地良いです。
音量は一昔前の車検対応といったところでしょうか?なのでバッフルを取付していればアイドリン
グにしても恐らくご近所に迷惑をかけるようなことはないと思われます。(個人的見解です)
ただし、アクセルを捻ると3000回転くらいから力強い音が発生してやる気にさせてくれます。
性能については糞詰まり感は皆無で、かといってスカスカで低速トルクがなくなることが無くとて
も良いところでまとめられており、低中速から気持ち良い音と共にグングン伸びていきます。
実はまだ慣らし中なので6000回転以上は回していませんので、慣らしが終わればまた追加レポいたします。
OVER RACING YZF-R7(RM39J) TT-Formula RS 2-1
●材質 | サイレンサー : チタン エキパイ : チタン |
●重量 | 3.82㎏ |
●排気音量 | 近接 : 91dB 加速 : 81dB |
●備考・付属品 | ・ドレン : ○ ・フィルター : ○ ・タンデム : ○ 政府認証マフラー(対応型式:8BL-RM39J) サイレンサー差し込み径:Φ60.5 |
マフラーだけに留まらずあらゆるパーツを自社開発し、高い評価得ているOVER RACINGからはTT-Formula RS 2-1
変形五角形をベースにした異形型サイレンサーに、エンド部分も同じく五角形をベースにしつつ、スラッシュカット風に仕上げられています
シェルサイズはやや大柄ですが、装着画像を見てもYZF-R7のボディに負けないスタイルで楽しめます
●AKRAPOVIC YZF-R7(RM39J) レーシングライン チタン JMCAの音は?

ドカドカ!バタバタ!と大きな音を鳴らすのではなく、しっとりとした低音がアイドリング時から響きアクセルを軽く開くと乾いた音が聞こえ非常にカッコいいです。音の質感は間違いなく№1です
●AKRAPOVIC YZF-R7(RM39J) レーシングライン チタン JMCAおすすめ度
出典:webikeノーマルがとても静かなので早く交換したかったのです。サウンドは想像以上にいいです。
と言ってもうるさ過ぎる訳ではなく、270度クランクの振動を感じる事が出来ます。さすがオーバーレーシングさんですね。
SC-PROJECT YZF-R7(RM39J) SC1-S フルエキゾーストマフラー
●材質 | サイレンサー : カーボン/ チタン製 パイプ ステンレス製 |
●重量 | 5.7Kg |
●排気音量 | データなし |
●備考・付属品 | ・2-1 フルエキゾーストシステム ・キャタライザー内蔵パイプ x 1 ・カーボン製パイプヒートガード x 1 ・サイレンサーブラケット x 1 ・ボルト類 ・ステッカー ・ユーロ5承認証明書 ・正規販売証明カード |
レースシーンで人気になり、日本でも浸透し始めているSC-PROJECTからはSC1-S フルエキゾーストマフラー(ユーロ5対応版)
変形5角形をベースにした異形型サイレンサーに、エンド部分も同じく変形五角形をベースにしつつ、オーバル状に仕上げられたマフラーです
シェルサイズはやや太めのデザインですが、ショートタイプなので違和感なく装着されています
●SC-PROJECT YZF-R7(RM39J) SC1-S フルエキゾーストマフラー音は?

海外メーカーによくある爆音タイプではなく、消音がしっかりとされつつも豊かな2気筒サウンドを楽しめるマフラーです
●SC-PROJECT YZF-R7(RM39J) SC1-S フルエキゾーストマフラーおすすめ度
US YOSHIMURA YZF-R7(RM39J) R-77
●材質 | ステンレス製 カーボンファイバーキャニスター付き |
●重量 | データなし |
●排気音量 | データなし |
●備考・付属品 | レース用マフラー 消音バッフル(INS-04-K ※ガスケット付属していません |
国内YOSHIMURAとは一風違ったスタイルを提案してくれるUS YOSHIMURAからはR-77フルエキゾーストマフラー
変形五角形をベースにした異形型サイレンサーを採用し、エンド部分はカーボン素材を取り入れてへら絞りされたマフラーです
国内で流通しているR-77Sよりも一回り大きく、存在感がしっかりあります
K-FACTORY製フルエキゾーストマフラーは、だいぶ前から販売されていますが、動画は見当たりませんでした
他に排気音が聞けて購入できるマフラーを下記にまとめておきました。気になる方は、是非ともチェックして見てください(爆音すぎる物は除外しています)
SC-PROJECT YZF-R7(RM39J) CR-Tサイレンサー
SC-PROJECT YZF-R7(RM39J) S1
M4 YZF-R7(RM39J) フルエキゾーストカーボン
Two Brothers Racing YZF-R7(RM39J) フルエキゾーストマフラー
ARROW YZF-R7(RM39J) Thunder フルシステム
SCORPION セルケトテーパーフルエキゾーストマフラー

カスタムパーツも充実しているので、専用パーツだけでも十分に楽しめる内容に仕上がってきています。そんな中、私が個人的におすすめしたいのがMagical Racingから販売されているカーボントリムスクリーンです。商品名に書かれている通り、スクリーンの淵にカーボン素材を使いレーシーな佇まいでありながら本体が大きいので風除けもしっかりとしてくれるパーツです。
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