実は250ccで初めての水冷4気筒エンジンを搭載したマシンGS250FW
しかし、後世にシリーズ名を残すことはできませんでした。
今回は、GS250FWの評価からカスタムまでご紹介します
GS250FW スペック
1982年世界初の水冷4気筒エンジンを搭載したGS250FW
水冷4サイクルDOHC 2バルブ4気筒エンジン
最高出力 36ps/11.000rpm
最大トルク 2.3kgm/10.000rpm
車体重量 174㎏
燃料タンク容量 15L
シート高 770㎜
6速MT
後期モデルは馬力を38psに向上させて、リアもディスクブレーキを採用させ、より走破性を高めたモデルです
この当時の最高出力を誇るマシン

出典:http://www.bikebros.co.jp/
この当時にしては、ハイスペックマシンとして売り出され、さらには、250cc初めての4気筒エンジンを搭載したバイクであり
しかし、すぐに他社が開発したマシンが馬力を上回る事で、伸び悩んでしまう。
後期モデルで挽回を果たそうとしても、加速で勝てずまた伸び悩んでしまった
それでもアッパーカウルに15リットル入るタンクで、ツーリングを楽しむには十分の機能を果たしてくれたバイクであり好むユーザーも当然ながらいました。
良くも悪くも個性ある形
アッパーカウルの形状が特殊である事が、好き嫌いがはっきりわかれている事や
パーツがあまりにも少ないのでレストアするのも大変な車両です。
長く付き合うには、車体+もう一台車体ないと厳しいかもしれませんね
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GS250FWのおすすめカスタム
このバイクに乗られている方もだいぶ限られてしまいカスタム例が少なくなってしまっています。
また、皆さんネイキッド仕様にされているので、アッパーカウルはございません
GS250FW アッパーカウル一部
アッパーカウルを取り外したネイキッドスタイル
または、アッパーの一部を流用したビキニカウル仕様など試す事もできそうですね
形があえば、カワサキZRX400のカウルも装着してみるのも面白いかもしれません
GS250FW 丸目一灯ミラーレンズ
特徴であるアッパーカウルを取り外し丸目一灯ミラーレンズに変更されたカスタム
メッキショート管や小型化されたウィンカーなど各所に拘って作られていますね
GS250FW メーター変更
ネイキッドに変更するとどうしても気になるのが、メーターかもしれません
そこで、このオーナーさんは、砲弾型のメーターに交換されています。
この位置からだと判断がしっかりつきませんが、多分バンディット250の物を使われていると思います
車体のバランスが良く見え、前後ホイールもブラックで塗る事で足元も引き締まって見えますね
やっぱり見た目の問題なのかなー。
スズキは色々と新たな試みを持って開拓をしてユーザーを引き付ける個性のあるバイクを作れるメーカーです
しかし、後追いにどうしても負けてしまうのか、このバイクが今の旧車ブームにのれる形にはなれませんでした
すごく勿体ないとも思いますが、やはり開拓をしてくれる姿勢は本当に感謝する事が多いですね
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