アドレスVチューンをベースに99ccまでボアアップして誕生したアドレスV100
100ccスクーター界では神様みたいな乗り物だったアドレスV100は
軽量で、街乗りを運転するには十分なパフォーマンスを発揮して人気が高いモデルでした
今回は、アドレスV100の評価からカスタムまでご紹介します
アドレスV100 (CE11A) 簡易スペック
1995年
最高出力 9.0ps/6.000rpm
最大トルク 1.1kgm/5.500rpm
車体重量 85㎏
燃料タンク 6L
シート高 718㎜
CE13A
フロントダッシュボードにキーシャッターを装着し便利になったモデル
最終型になるとSタイプのウィングが装着されたモデルもあります
原付並みのサイズ感でパワーがある
アドレスV100と言えば、小柄なサイズで高出力だった事が人気でした
ハンドルの切れ角も深く小回りも得意で、街中を走るには便利スクーターとして大ヒットを記録し、原付2種を世に定着させた功績がありますね
また、メットインスペースは他のモデルに比べて狭くもありますが、深さがあるので、フルフェイスも収納する事ができるのが便利です
スズキのスクーターに不慣れだと辛いかも
スクーターはメーカーによって個性があり
ライダーが、どのバイクに触れてきたのかなんとなくイメージがつきます
ただ、スズキのスクーターは曲者が非常に多く、メンテナンスはしづらい車両が多いです
そして、アドレスV100も含まれますので整備する時は
ネットの資料を参考に取り掛かってくださいね
センタースタンドが壊れる
純正ではサイドスタンドがないアドレスV100を止めるには
センタースタンドを利用します
しかし、上げ下げを繰り返していると綺麗にセンタースタンドが折れてしまうのです
なので、緊急時以外は、サイドスタンドを利用して使い分ける事が大切ですね
非力の方でも停車させる事が、楽になるサイドスタンドは必須とも言えますよ
一時期は盗難の高さから迷惑した
元気な若者がアドレスV100に憧れからか
パーツをはぎ取ったり、悪さをしてアドレスを盗むので
盗難率が非常に高かったバイクです。
現在は、アドレスV125の方が盗難の心配は高いと思いますが
キーの位置が盗みを働くには最適な位置なので
今後も引き続き防犯をしっかり行ってください
アドレスV100のCE11AとCE13Aの違い
アドレスV100シリーズはは大きく分けると4種類にわける事ができます
・11A前期型
排ガス規制無し シャッタキー無し インナーポケット無しこの型のみキャリパーも特殊です
・11A中期型
排ガス規制無し シャッターキーあり インナーポケットあり
・11A後期型
排ガス規制済み シャッターキーあり インナーポケットあり
・CE13A 排ガス規制済み シャッターキーあり
アドレスV100を買うならどの年式がいいの?
私がおすすめするのは後期型のCE13A型です
もう年代が経っているので、全体的にやれている車両が多い事以外にも
V100を乗っていた層が若者が多くヤンチャな走りをしていた方が非常に多いからです
または、メンテナンスまでしっかりする事を前提とした場合はCE13の中期型
こちらは排ガス規制前なので、そこそこパワフルな車体を楽しむことができます。ただ、状態が悪い物が多いので購入時には入念にチェックしてくださいね
アドレスV100おすすめカスタム
スクーターで外観のカスタムはビックスクーターばかりだと思いますので、少々カスタム?と呼ばれる車両が
メインになってしまいます、あなたの車両になんかしらのメリットがある車両をご紹介します
アドレスV100 BAJAヘッドライト
アドレスV100にAF35の足回りを入れたカスタム
金色ホイールは昔から人気の高く足元を演出してくれるアイテムです
取り付けにはフォークやステムも交換しなければならないので、多少の知識も必要ですね
また、デュアルヘッドライトはBAJAの物を流用されています
アドレスV100S スポーティー仕様
低い位置にミラーを合わせ12インチ化されたアドレスV100Sのカスタム
12インチを採用すると格段と安定性が出て運転もしやすくなります
またオーナーさんはホイール変更に合わせてブレンボ2podキャリパーも採用していますね
アヒルちゃんのアクセントが可愛らしくて素敵です
オリジナル・アドレスV100
もはや原型がないので、オリジナルスタイルです
スワップなどは様々見てきましたが、こういった形のカスタムは見た事がありませんでした。
素晴らしいです!
非常に長い期間販売されていたスクーターなので、専用パーツも多い車種です。ただそうは言っても時代の波に勝てない部分もあるので、欲しいパーツやストック品は早めに手に入れておいてください
V100があったからこそ今の原付2種がある
このタイトル通りだと本当に思います。
販売終了に至るまで22万台も売れたスクーターは、かなり限られるのではないでしょうか
4stアドレスV125も評価が良く、今も街中でよく見かけるモデルです
そして、この後に発売されたアドレス110はまた面白い結果を生みます
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