SRX400/600のマフラーを交換したいんだけど、種類はどんなのがあって音に違いはあるの?
こんな疑問に答えます
1985年に同時に誕生したSRX400/600(1JL/1JX)。前後18インチタイヤを装備し、当時にしては最大重量も軽くヒラヒラとした走りを楽しめ人気だったオートバイ
それから熟成を重ね1990年にフルモデルチェンジが行われ、型式がSRX400は3VN、SRX600は3SXに変更された
このモデルから前後17インチホイールを採用し、両車種でオイルクーラーが標準装備され冷却効率が上がった
今回は、SRX400/600に装着できる社外マフラーのデザインと排気音を聞ける動画をまとめました
新品、中古マフラーを選ぶ時に参考にしてください!
SRX400/600純正サウンドってどんな音?
SRX400/600純正サウンドって
どんな音?
●重量 | 不明 |
●音量 | 不明 |
社外マフラーの排気音を聞く前にまずは、SRX400の純正サウンドを聞いてみましょう
トコトコとアイドリング音が響きながらも、回転数が上昇するとしっかりと消音がされ、柔らかな音に変化しています
ノーマルならではの音ですが、「純正こそ至高」っと言う方も多く、このスタイルを気に入っている人も沢山います
その次はSRX600の純正サウンドも聞いてみましょう
型式だと3SXに当たるこの方は、400ccに比べてアイドリング時から穏やかで、排気音も静かに聞こえてきます
どちらの車種もノーマルであれば、閑静な住宅地に暮らす方や早朝深夜に通勤、通学される方も利用しやすいでしょう
こちらの動画を参考にして社外マフラーの音を聞き比べてみてください
SRX400のマフラー交換時に必要なガスケット
・エキゾーストパイプガスケット
1JL/2NY/3HU/3SX 5Y1-14613-00
3VN 3YF-14613-01
・ジョイントガスケット
3VN 3YF-14755-00
3SX 3AJ-14714-00
SRX400で販売されていたマフラーは、スリップオンとフルエキゾーストの2種類です。自分が購入する予定の製品に合わせてガスケットを選んでください
・ジョイントガスケット
スリップオンマフラーに交換する際は、ジョイントガスケットを1個使用します
・エキゾーストパイプガスケット
フルエキゾーストマフラーを交換する際は、エキゾーストパイプガスケットを2個使用します
・1JL/2NY/3HU/3SX
・3VN
SRX400/600おすすめ社外マフラー
●SRX400/600社外マフラーまとめ!
■排気音が聞けて購入できるのはペイトンプレイスだけ!
Peyton Place SRX400/600 ステンレスメガホンマフラー
Peyton Place SRX400/600
ステンレスメガホンマフラー
●材質 | ステンレス製 |
●重量 | 不明 |
●音量(近接 / 加速) | 不明 |
●適合モデル | 全年式対応(85~91年) |
●価格(税込) | 46,200円 |
SRカスタムパーツで有名なペイトンプレイスから販売されているのはステンレスメガホンマフラー
商品名の通りメガホンタイプの形状をしたマフラーで、同系の物がSR400でも販売されています
排気音は、動画冒頭に聞ける既製品のサウンドだと、非常にスパルタンで周り近所に間違いなく気をつかう音量です
動画後半では、ステンたわしを2個詰めて消音加工し、しっとりとして落ち着いた音量に変化しています
ただし、ステンたわしは装着しても走っていると段々と抜けていってしまいます。他の対策を考えるならエキゾーストパイプの内径を測りキャタライザーを装着するがベストでしょう
SRX600にペイトンプレイスマフラーを装着した映像もあったので聞いてみましょう
ドスドスと一発一発のパンチがあるアイドリング音にアクセルを軽く開けると、タッタタンと軽快なサウンドが響き心地良い音でした
・85~89年まで
・90年以降
動画を見つけられなかったのは、BITO R&Dのフルエキゾーストマフラーです
もしも、このマフラーを装着している方が、いましたらご連絡頂けると助かります
SRX400/600中古で狙うならこのマフラー!
新品だけではなく、SRX400/600中古マフラーについても調べてみたところ、出品数は豊富で、商品によって価格差もついているので、自分の予算にあった製品が選びやすい状況です
ここからは、SRX400/600のおすすめ中古マフラーについて解説します
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YOSHIMURA SRX400/600 前期サンパーマフラー
YOSHIMURA SRX400/600
前期サンパーマフラー
SRX400/600中古マフラーで最初に紹介するのは、ヨシムラ製 前期サンパーマフラー
取引されていたのは2件、平均7万円と高額で取引されています。
入札件数はそこまで多くはありませんが、これだけの価格で落札されているので、購入したい方が多数いるようです
エンジン始動時から豊かなサウンドを奏で、ドコトコとした音が強めです。ただ残念な事にアクセルを開けた音は収録されていませんでした
合わせてSRX600 前期 ヨシムラ サンパー音も聞いてみましょう
400ccに比べると、こちらの方がより落ち着いて聞こえ優しい音色です。ただ実際はエンジンストロークとボア径に違いがあるので、600ccの方が音量は大きくなるはずです
YOSHIMURA SRX400/600 後期 サンパーマフラー
YOSHIMURA SRX400/600
後期 サンパーマフラー
続いても同じ、ヨシムラから販売されていた後期型サンパーマフラー
取引されていたのは3件、平均84,000円とSRX400の中古マフラーで最も高額です。
サンパーマフラー自体に人気があるのは知っていましたが、独特な形状をした後期モデルは入札件数、価格ともともに伸びています
単気筒でも重低音が強いと言うよりも、乾いたサウンドが前面に出ています
高回転域までしっかりと回して峠を走る時にかなり気持ちよさそうに感じました
4型のみオイルタンク位置が変更されているので、エキパイとボックス形状に違いがあります
OVER RACING SRX400/600 フルエキゾーストマフラー
OVER RACING SRX400/600
フルエキゾーストマフラー
続いてはOVER Racing製 フルエキゾーストマフラー
取引されていたのは2件、平均25,000円と安定した値段でした
OVER製は、アルミにカーボンを巻いたタイプと、ステンレスにカーボンを巻いたサイレンサーの2種類が過去に販売されいます
今回まとめている最中で両方を見かけましたが、やはりステンレスの方が高額で落札されています
ちなみに上記の動画に映っているのは、アルミ製タイプの物
排気音は全体的に図太く、ドッドドと力強いアイドリング音が特徴的。軽くアクセルを吹かした際もふけ上がりの良さと心地の良い余韻を残してくれます
SRX600に装着したOVERの動画もあったので聞いてみましょう
室内で撮影しているせいか、音が反響してしまっていますが400cc同様にドコドコとした音が強めです
SP忠男 SRX400/600 スーパーコンバット
SP忠男 SRX400/600
スーパーコンバット
続いては、SP忠男から販売されていたスーパーコンバット2本出し
取引されていたのは1件、価格は29,000円と手頃な価格です
ただし、入札件数は60件も超えています。価格が急激に上昇する場合もあるので、上限を決めて参加してください
撮影している距離があるにもかかわらず、しっかりと鼓動感のあるドコドコとしたサウンドが響いています。それでいて回転数が上昇しても上品な音質で、やかましさは感じられません
BROOKLANDS SRX400/600 マフラー
BROOKLANDS SRX400/600
マフラー
続いてはブルックランズから販売されていたマフラー
当時の情報が残っておらず、スリップオンなのかフルエキだったのかは不明
そして、この記事を書くタイミングでは、取引された例は見つけられませんでした。購入されたい方はじっくりと探してください
乾いた音ながらしっとりとした音で、空冷単気筒らしいサウンドです。アクセルを開けて回転数が上昇しても、しっかりと消音され耳にも馴染みやすい音量ですね
Orange Boulevard SRX400/600 VPSSマフラー
Orange Boulevard SRX400/600
VPSSマフラー
続いては、SRカスタムで有名なオレンジブルバードから販売されていたVPSSマフラー
取引されていたのは1件、価格は21,500円です
比較的安価でしたが、こちらはサイレンサー単品の落札です。フルエキの場合はもう少し価格が上昇してしまうでしょう
アクセルを捻ると直管よりの音質で、しっとりとはしていません。どちらかと言えば軽快な音ですが、街乗りだとやや周りの目を気にしてしまいそうです
WMウェリントン SRX400/600 スリップオンマフラー
WMウェリントン SRX400/600
スリップオンマフラー
続いては、WMから販売されていたスリップオンマフラー
取引されていたのは、SRX400/600中古マフラーで最も多い5件、平均2万円弱で落札されています。
値段も安定し出品されているのもよく見かけるので、最も手に入れてやすいマフラーでしょう
エンジン始動直後から低音がベースのサウンドが響き社外マフラーらしい音に変化しています。それでいて、アクセルを捻ると抜け過ぎず、消音もされ適度なボリュームに仕上げられていました
加速音が聞ける動画もあったので合わせて見てみましょう
乾いた音を強く感じつつもトコトコとした加速感が耳に優しく心地よい音量です。これなら長距離ツーリングで利用しても適度に楽しめます
POSH SRX400/600 スポーツマフラー
POSH SRX400/600
スポーツマフラー
続いてはPOSH製 スポーツマフラー
取引されていたのは1件、価格は30,800円です
サイレンサー単体でのやり取りでしたが、価格は割と高め。POSH製のマフラーは、中古でも見かける事が少ないのが影響しているのでしょう
排気音は抜けが良くドッドドド1発1発に重みも感じるサウンドです
ただ投稿者曰く音量が大きすぎて使い辛いとのこと。JMCA対応している製品なので本来であればもっと静かなはず。こちらは、エンド部分を加工した映像なのかもしれません
ハヤシカスタム SRX400/600 スリップオン
ハヤシカスタム SRX400/600
スリップオン
続いてはハヤシカスタム製 スリップオンマフラー
取引されていたのは1件、価格は45,000円です
SRやSRX400のカスタム車を制作しているショップのオリジナルパーツなので、中古で流通している量は少ないのかもしれません
購入したい方は、定期的にオークションとフリマサイトを巡回しておきましょう
アイドリング時から低音が強く打ち付けるようなサウンドで迫力を感じられ全体的な音もかなりボリューミー。アクセルを開いて煽ると唸るような音に変化していきます
取り付けられた映像を見てもアップ気味で、固定されているのは非常にカッコよく見えました
SRX600 ハヤシカスタムマフラーの映像もあったので合わせて聞いてみましょう
先ほど同様にエンジン始動時から低音が強く迫力があるサウンドです
ただ、こちらの車体は、FCRキャブに変更されているので、ふけ上がりが鋭く違った印象を受けました
スーパートラップ SRX400/600 スリップオンマフラー
スーパートラップ SRX400/600
スリップオンマフラー
最後はスーパートラップ製 スリップオンマフラー
取引されていたのは4件、平均20,000円で落札されています
新品で買えた当時は、4インチロングメガホンと4インチアルミの2種類が販売されていますが、中古で見かけるのは圧倒的に4インチアルミタイプです
また、ERA製のスーパートラップも紛れているので、欲しい製品をしっかりと選んでから購入してください
排気音は、スパトラ特有のバスバスとした音が広がり全体的に音量は大きく聞こえてきます。
乾いた音が聞こえつつも音量はやはり大きく、長距離を移動していると耳が疲れてしまう恐れがあります
それでもスーパートラップ製品は、エンド部分に固定しているお皿で音量が調整できます。自分に合った音量に下げて利用しましょう
ヤマハ車のデザイン性はやはり優れている
SRX400/600で気に入ったマフラーは見つかりましたか?
SR400/500などに比べてしまうと、人気が出なかったオートバイですが、このグラマラスなタンクからテールにかけて緩やかにこうを描くラインはグラマラスでセクシーさを感じます
バイクを女性に例えると、昨今では問題発言かもしれませんが、SRXには優雅な美が間違いなくあります
もしも、まだSRXに触れていない方は、是非ともバイク屋さんに行って触ってみてください!
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